連休の最終日、としまえんに遊びに行ってきた。まぁ、我が家は、としまえんに近いので、別に連休でなくてもチョコチョコ行くんだが。
としまえんに、「ジャングル・ハウス」という子供向けの室内アスレチック遊技ルームがある。
長男が小さい頃(幼稚園の頃)にはしょっちゅうここに行った。夏はクーラー効いてるし、冬は暖かいので。
いつ行っても、「遊園地でさんざん遊んで、子供のお守りで疲れ果てたお父さんお母さん」が、そこここの床にぐったりと力尽きて・・・いやいや、倒れ込んでお休みになっている。
私自身は長男と一緒に施設全体を走り回り、転げ回り、這いずり回り、飛び回って遊んでいたのだが、いかんせん、ジャングル・ハウスは施設全体がいわゆる「子供サイズ」なので、2階スペースに上がったり、トンネルをくぐり抜けたりするのはまじで辛い。翌日はいつも筋肉痛である。
さて、昨日は久しぶりに長男と次男(1歳9ヶ月)を連れてジャングル・ハウスに行った。
長男と遊んで筋肉痛になったのは5年前だ。その後の加齢状況を踏まえて予測するに、今度は筋肉痛では済まないだろう。命の危険すらあるような気がする。今はまだ、この子たちを「ジャングル・ハウス遺児」(←今作ったコトバ)にするわけには行かぬ。
というわけで、長男に
「ユウちゃん(←次男)を2階に連れて行ってあげて。他の子にぶつかったり、危ないところに行かないように見ててあげて」
と指示というか命令というかお願いを出す。
ジャングル・ハウスの2階の様子は1階からも見えるので、下から2人の様子を注視していた。もちろん、他のお父様お母様に倣って寝そべりながらだ。あぁ、極楽だ。
終始、マイペースで大喜びしている次男と、一生懸命彼を追いかけてサポートしている長男。
5年前、筋肉痛に苦しみながら長男のお守りをしていた私と全く同じように、一生懸命、汗だくになって次男をサポートしている長男を見ていたら、
「優しさとか、愛情というのは、こうやって次の世代に伝わっていくのか。」
と思って、ちょっとウルっときた。
「毎日毎日パパやママに叱られてるけど、『弟に優しい』『人に優しくできる』というだけで、この子は100点満点なのではないか。」
とか思って、またウルっときた。
今後、「ジャングル・ハウス」ではなく「ウルルン・ハウス」と呼ぶことにする。毎日放送の「世界ウルルン滞在記」とは何の関係もない。