自転車通勤日記

自転車通勤往復40km、ただし微温湯通勤中。

電子ガジェットウォッチも開始しました。

ブレーキ交換

2009-02-27 00:17:00 | 自転車
フロントのチェーンリングも交換して、やっと立派な「シマノ製パーツ使用」ロードレーサーになってきたDR7014ですが、コンポーネントとしてはブレーキだけが抜け落ちています。PowerToolsのデュアルピボットをいまだに使用しています。

本当は、フォークを交換しようと思っていました。カーボンに交換すれば軽量化&快適性向上間違いなし。というわけで、どうせフォークを交換すればフロントのブレーキはショートアーチを使えるようになるので、そのときまで我慢しようと思っていたのです。

いよいよ他のパーツの交換も一段落し、あとはフォークだけ、と思ってカーボンフォークの値段など調べましたら、大変な問題を発見しました。

DR7014に装着できるフォークがほとんどない。

DR7014は、スレッドタイプのヘッドパーツといって、いわゆるママチャリとほとんど同じ構造のフォークが装着されています。それに対し今のロードレーサーはアヘッドタイプという、フレームのヘッドパーツ部分をフォークのコラム(軸)が貫通し、貫通して飛び出してきたコラムをステムがはさむ構造になっています。

ヘッドパーツを交換すれば、スレッドタイプのヘッドもアヘッドタイプに変更することができるので、今回フォークの交換にあたってはこのヘッドパーツのアヘッド化は覚悟の上でした。

しかし、フォークにはもうひとつの互換性問題があります。長らくフォークのコラムは1インチだったのですが、最近になって1・1/8インチ(1.125インチ)のコラムが主流になってきました。で、DR7014のコラムは1インチ。いまや、スレッドタイプのフォークもなければ1インチコラムのフォークもかなり少ないって状態なのです。

どうせカーボンフォークを買うならそれなりのフォークにしたいのですが、そんなフォークを買っても1インチではその後フレームを新調したときに転用できません。
というわけで、DR7014のフォーク交換は絶望的になってきました。であれば。
現状のロングアーチのまま、ブレーキの性能向上を図ることにします。

DR7014のブレーキといえばロングアーチ。ロングアーチのブレーキってこれもまた品薄ではあるのですが、シマノだとBR-R600,BR-R650,BR-R450と3種類あって、上からアルテグラ・105・soraのクラスに位置づけられてます。ただし、最上位のBR-R600はもうすでに製造中止のため、事実上BR-R650とBR-R450の二種類。
ロングアーチはキャリパーのアームが長いため、構造的にノーマルアーチのブレーキに比べるとブレーキの制動力は劣るらしい、と言われてます。
BR-R450で通常のSORAより制動力が低くては困るため、とりあえずフロント用にBR-R650を買ってきました。

DR-7014がロングアーチだとも知らずにアルテグラのBR-6600を前後で購入してから
約一年。取り付けられないことを知って愕然とし、BR-R650を注文するもあまりに納期がかかり、PowerToolsが入手できたこともあってキャンセルしてしまったBR-R650を遂に取り付けることになりました。


チェーンホイール交換後。

2009-02-21 23:20:41 | 自転車
ケーブルを取り付けてトップとボトムのボルトを少しいじるだけで、フロントディレーラーの調整はあっさり終わりました。
やはりすべてコンポで揃えたおかげでしょうか。

で、うちの周りを軽く一周してみました。
坂がないので34tの威力は体験できませんでしたが、踏み込んだ時のペダル周りの剛性感がぜんぜん違います。交換する前はあまり感じなかったのですが、いかに以前のチェーンホイールが足に負けていたかよくわかります。
おそらくシャフトとチェーンホイール・ペダルが一体型であるための剛性向上もあるかもしれませんが、BBを変えたのも相当効いてると思います。
なんといっても、ホローテックタイプのBBはベアリングがBBシェルの外についているために、既存のBBでいったらBBシェルとペダルの間の隙間辺りで
ペダルシャフトを保持しています。ベアリング間距離はおそらく既存BBの2倍近くになっていると思われるため、BBシェル周りの強度が一緒でもシャフトをおそらく2倍近い強度で保持できる、この点が大きいかと思います。

フロントディレーラーも、リヤを交換した時と同じように、かなり軽く変速できるようになりました。

何よりも大変ありがたかったのは。フロントをH、リヤを23t(一番低いギア)に入れて、チェーンが後ろ向きに回転してもチェーンが外れなくなったことです。
停車する時ってこのフロントリヤの組み合わせが多いのですが、前のチェーンリングだとどう調整しても、ちょっと逆転しただけでチェーンが落ちてしまうため、こぎだしのためにクランクをちょっとなおしたり、自転車置き場から自転車を引っ張り出したりするときに非常に神経を使いました。
何とかしようとチェーンの長さを調整してテンションをあげたり、フロントディレーラーを調整したりもしたのですが残念ながら解決できなくてあきらめていたのですが、フロント周りを交換したら全然チェーンが落ちなくなりました。やはりチェーンラインが正確にとれている効果ですね。


ディレーラー装着&調整!

2009-02-20 10:50:49 | 自転車
考えてみればBBが装着できるかどうか・チェーンラインがちゃんと出るかどうかは今回の最大の問題でした。BBがついてしまえばチェーンリングは問題なくつくはずですし、フロントディレーラーもシートポスト径がわかっている+バンド式なのでとりあえず着くはず。

というわけで、どきどきしながらも呆気なく着いてしまったBBですが、ここでひとつ疑問が生じました。

スクェアテーパーのBBはシェルのサイズと軸長という2つの要素で製品がラインナップされています。それに対し、ホローテックBBは軸がないからシェルサイズのみで決まる。これはわかります。実際、今回も68mmのスクェアのBBをはずして、その跡に68mmのホローテックBBがすんなり装着できました。

では軸長は?

実はここに書かれているように、ロードでは基本的にBBシェルの中点から43.5mmのところにチェーンリングのハイ・ローの中心が来なければいけないらしい。
これまでのスクェアテーパーのBBの場合、チェーンリング側の四角穴の微妙なサイズの違い、ねじの締め込みのトルクのほんのわずかの違いでチェーンリングが数ミリ左右に簡単に変化してしまう。さらにシングル・ダブル・トリプルにも対応しなければならない。そのために軸長のバリエーションが大変豊富だったらしいのです。

ホローテックやオクタリンクの場合は、BBつけてチェーンリングを差し込むと定位置にチェーンリングが来るように設計されているらしい。確かにオクタリンクのBBは、シングル・ダブル・トリプル用に3種類の軸長がありますが、スクェアのように微妙なバリエーションはありません。ホローテック系はチェーンリング側でシングル・ダブル・トリプル用のオフセットを設定しておけるので、BBにはそもそもこの3種類のバリエーションすらない。
さらに、それでも少しずらさなければならない場合のために、ホローテック用のスペーサーを軸にはさめば若干の調整ができるらしい。
というわけで、軸長に対する心配はほとんど不要ということがわかりました。

というわけで、チェーンリングは、装着には何のコツも必要はありません。チェーンリングと軸が一体化していますので、これをBBにさし込みます。左側から軸が如きっと出てきますので、ここに左ペダル装着。正しい位置にしかペダルが着かないようになっている・・・そうですが、一応右ペダルの位置をかくにんしつつ、180度反対側に左ペダルを差し込みます。プラスティックのキャップを取り付けて、軽くねじ込みます。このプラスティックのキャップを取り付ける専用工具がTL-FC16。
100円もしない工具なんですが、工具なしでキャップまわすのは一苦労です。
こんな工具ならチェーンリングのセットの中に入れといてくれればいいのに。
最後に左ペダルのボルト2本を交互に均等に締め上げて、チェーンリング装着完了です。
From FD-3400化


SORA FC-3450。見た目ホローテックですが、クランクは中空ではなく裏側が肉抜きされてるタイプなので正式にはキャップレスデザインっていわれてます。
とはいえこれまでのクランクに比べると仰天するほどかっこいいクランクです。
いよいよディレーラーを装着。って、箱を開けてみると期待したプロセットアライメントブロックは同封されてません。チェーンリングとのクリアランス設定用のシールがついているので、それを目印にしながらチェーンホイールと平行にディレーラーを取り付けます。
From FD-3400化

ケーブルを貼って、ロー側とハイ側をボルトで調整するとおしまいです。
部品の取り外しには足掛け2日かかりましたが、取り付け調整はほぼ1.5時間。
取り付け部品には十分にグリスを塗布して装着したので、次回部品をはずすときは今回のようなトラブルは起こらないと祈ってます。

ちょっと用事があったので、BBをはずしてもらったショップに寄ったついでにBBを取り外した工具を見せてもらいました。
BBBのBBツールを使ってました。アームの長さは私のモンキーと大差ないのですが、アームにBB専用工具がはまっていて、トルクが逃げないようになってます。固着したBBの場合、相当のトルクをかけなければいけないのでモンキーでは口が開いてしまって力が逃げてしまうそうです。

BBB BIKE TOOLS BTL-20 PULLSTAR 102157 BTL-20

BBB



CRB266Nのスプロケもそのうちに交換しなきゃかも知れないし、このツール買っといた方が幸せかななんて思う今日この頃です。

BB装着

2009-02-19 07:05:40 | 自転車
BB撤去後BBシェル内を確認したところ、結構赤錆があったので清掃を行いました。
パーツクリーナーをぶっ掛けてブラシでゴシゴシとこすると簡単にきれいになりました。
From FD-3400化

どうもシェル内がさびてたのではなくて、宿命上フレーム内のさび・汚れがすべてここに集中していたかと思います。
とはいえさびると困るので清掃後グリスをたっぷり塗布してBBの装着です。
フロントディレーラーを取り外すと旧パーツは撤去完了。
From FD-3400化

ここからいよいよ新パーツ。まずはSM-FC5600です。
持ってみると当然軸がないBBですから超軽量。真ん中のパイプ部分はなんとプラスティックです。左右、傾かない様に手で慎重にねじ込み、ブラケット専用レンチで締めこみます。BBはそう大トルクでねじ込む必要はありません。
スクェア軸でもオクタリンク軸でも、オーソドックスなBBはBBシェルの中に隠れて何も見えなくなってしまうものですが、ホローテック系BBは両側のリングがシェルの外に出てしっかり自己主張してくれます。



BB撤去

2009-02-17 21:52:53 | 自転車
チェーンホイールやペダルが外れたらフロントディレーラーもはずしておきます。
一応A050シリーズのフロントディレーラーFD-A050がついているのですが、これがまたなかなか鉄板鉄板した重そうな、飾り気のないディレーラーです。
特にパンタグラフ部の造形はなかなかすごいのもがあるんですが、やっとこのディレーラーも交換することができます。

ついにBBとご対面となったわけですが、BB取り外しには専用工具が必要です。
From FD-3400化

ちょうどボスフリーのスプロケ抜きを巨大化したような部品ですが、これをBBに刺してまわせば取り外せます。っと、いざはずそうと思ったら私のモンキーではこの工具、噛めないことがわかりました。
しょうがないので近所のホムセンで36mmまで対応のモンキーを買ってきました。
From FD-3400化

いよいよBBの取り外しですが、ここで重要なのは回転方向。BBのねじのことを一般にワンといいまして、右ワン、左ワンというんですが、左ワンは通常のねじと同じねじ。右ワンはBBのサイズによって違うのですが68mmのBBは逆ねじです。
まずは通常ねじの左ワンから。これもペダルのときと同様にトルクを衝撃的にかけてやって、勢いではずします。ペダルと違って不安定でないので力をかけやすいのですが、相当渋いので大変です。
何とか左は外れたのですが、右はどうやっても外れません。
556を大量に吹いて一晩寝かしたのですが、やはり外れません。
BB固着で検索すると山のように事例が出てきますので、その中の対策の"ストーブやドライヤーで暖めてみる""木槌で軽く衝撃を与える"などもやってみましたが残念ながら効果はありません。

さすがにあきらめて近所のショップに持ち込んではずしてもらいました。
From FD-3400化

これがDR7014の純正BBです。あまり聞いたことがないメーカーですが、3000km以上走った後でもがたつきもなく回転もスムーズ。そんなにはずれなBBではないと思います。なお、はずしてみてわかったのですが、左右のワンともに一切グリスを塗った形跡がありません。こりゃ外れないわけです。
BB受け内部もかなりさびがありましたので、この際一気に清掃を行いました。

ほかのパーツをばらしたときも思ったんですが、どうもこの自転車、組み立てたときに回転部は別として、部品組み付け部にぜんぜんグリスを塗った跡がありません。これでは固着してもしょうがないって感じです。DR7014をこれから買う方は、いったんばらして、ボスフリーの取り付け部やBB、シートポスト、ステムなど固着の可能性がある部位にグリスを塗っておくことをお勧めします。

いよいよ新パーツの装着です。

ペダル除去

2009-02-16 22:06:54 | 自転車
From FD-3400化

コッタレス抜きのソケット側のねじを一番緩めた状態で、コッタレス抜きをペダルにねじ込みます。一番奥までねじ込んだらソケット側ねじを締めていくとペダルが軸から押し出されるようになっています。って、左のペダルは順調に抜けたのですが、右のペダルにコッタレス抜きがどうしてもねじ込めません。
右のペダルのねじ山がつぶれているようです。・・・この自転車のペダルをはずそうとする人は私が最初のはずなので、出荷から今日までここをいじった人はいないはず。とすると、製造過程からこのねじはつぶれていたんでしょうか。

とはいえこのペダルをはずさなければ。とりあえずこのペダルを再利用する予定はないので、ねじ穴をつぶす覚悟で若干無理やり気味にコッタレス抜きを装着します。とても一番奥までコッタレス抜きは装着不可な感じですので、事前にBBのシャフトに小さなねじをはめて嵩上げをしておきます。

30分ほど奮闘してなんとかコッタレス抜きが装着できて、ペダルが抜けました。ペダルを抜いた自転車を持ってみると軽いこと軽いこと。とんでもなく重量級のペダルだったようです。

From FD-3400化

そしてついにBB本体とご対面。
SHIMANO TL-FC10 コッタレスクランク専用工具

SHIMANO

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DR7014フロント改造開始!

2009-02-16 00:21:31 | 自転車
さーて。フロント改造の部品が着ました。
工具もそろえてフロント改造を開始です。
すでについてるパーツをはずすところから始めるのですが、フロント周りは駆動力と加重を受け続ける部分のため、固着してるパーツが多いところです。
まずはペダル軸とBB周りに大量に556を吹き付けて、一晩寝かします。

最初はまずペダルの脱着。

From FD-3400化


昨日はまったく動かなかったペダルも、一晩556を吸ったおかげで、薄手のシマノの15mmレンチで取り外せます。
もちろんするすると回るわけではないので、しっかりレンチをかませて衝撃的にトルクを与えて一気に回します。
回す方向には注意が必要です。基本的には左ペダルは右回し、右ペダルは左回りです。間違えるとがんがん締め付けることになるので注意が必要です。

ペダルをはずしたら、ペダルの中心のボルトをはずします。
From FD-3400化

結構細い穴にボルトが埋まってるため、途方に暮れるかもしれません。
薄いソケットレンチを持っていれば簡単に抜けます。持ってなければコッタレス抜きが活躍してくれます。
From FD-3400化

これは私が20年以上前に買ったコッタレス抜きですが、今でも現役で使えます。
最初に買ったときにコッタレスの反対側についてる6角はいったい何に使うんだろうと不思議だったのですが、実際に作業をしてみると疑問は氷解しました。
この、ペダルの中心のボルトを抜くためにあるのです。
ペダルにこれを取り付けてモンキーで回せば簡単に取り外せます。このボルトには体重やトルクはかかっていないので、意外と簡単に取れるはずです。
ボルトを抜いたらいよいよコッタレスをはめてペダルの取り外し。

手をつないでキスをすると。

2009-02-13 00:37:51 | Weblog
ホルモンが出て幸せになれる。ってペンシルバニアのラファイエットカレッジの先生が発見したそうです。

・手をつないでキスをするとストレス解消の効果がある
・女性は、さらに周りの環境がロマンティックな場合に効果が顕著。
・男性はあまり周りの環境に左右されない

Kissing feels so pleasurable due to hormone surge, find scientists キスをするとホルモンが出て幸せになれる

って。実験するまでわからなかったの?
たいてい手をつないでのんびりキスしてれば幸せか、それ以上にもなれると思うんですが。
この記事を読んでて、MSのzune開発の時の小話を思い出しました。

zune開発者:zuneはwifiですれ違った人と曲を共有できてcool
iPod開発者:MSの開発者はすれ違うだけ。
      iPodユーザーは寮の部屋のiTuneでプレイリストを共有しようと誘う。


StarTrek全話無料配信!

2009-02-11 00:46:06 | Weblog
なんとまぁStarTrekのリマスター版全話をCBSのサイトで全話無料配信!と。
しかも米国国内限定!

http://www.cbs.com/classics/star_trek/

なんとまぁ悔しい話ではあります。が、当時準リアルタイムでテレビ放送を見ていた年代としては、何となく矢島正明の吹き替えで「宇宙 それは人類に残された最後の開拓地である・・・」っていうイントロで鑑賞したい、というかそれがないと「宇宙大作戦」っていう感じがしないので、BSを録画したやつをちまちま見ることにします。

宇宙大作戦 シーズン1 デジタル・リマスター版 [DVD]

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I’m loving it

2009-02-09 21:05:22 | Weblog
息子が英語の勉強をしています。
現在進行形のセクションで、次の文章を現在進行形にしなさい、でも中にはできないものもあります、みたいな問題を解いています。
授業的には、like,love,understandとかみたいな状況を表現する動詞は現在進行形にはできませんよみたいなことを学習させたいみたいなんです。

って、そこのCMで言ってるI'm lovin' it!は間違いか?

たぶん間違いでは無い、と思います。とか、I'm uderstanding it right now.とか、アメリカでは普通に言ってた様な気もします。この場合、現在徐々にその状況になりつつある、もしくは今まさにはまってるみたいなニュアンスになるかと思うのですが、どうなんでしょう。
あまり知識をひけらかすと先生に目をつけられそうなので息子には言わないでおきますが、やっぱり学校の英語って今ひとつ使えない知識を一生懸命詰め込んでるみたいな気がして不憫でなりません。