自転車通勤日記

自転車通勤往復40km、ただし微温湯通勤中。

電子ガジェットウォッチも開始しました。

スピーディアム2は失敗

2008-12-26 00:17:29 | 自転車
多分のんびりロードレーサーで走りたい人もいるのでしょう。非常に路面状態が悪い場合でも、ロードで快適に走りたい人もいるのでしょう。でも私にとってはスピーディアム2は失敗でした。

あまりに回らなくて、通勤途中にハブが壊れたか/何らかの理由でハブからグリースが流出したか/ブレーキシューがリムに触れているのかと、停車して点検するくらいの尋常ではない回りっぷりです。回転が悪いとか、そういったレベルの問題ではありません。空走してもブレーキをかけているように止まってしまって伸びがありません。無論感覚的に重いだけでなく、スピードも4km/hほど低下しています。
気圧の問題ではと思い、適正気圧から1気圧ほど上げてみましたが変化はありません。乗り心地が若干悪化しただけで・・・大体適正気圧でも、驚くほどのスムーズな乗り心地というわけではありません。

2回通勤して、チューブはR-airのまま、フロント・リヤともに元のタイヤに戻しました。前輪Vittoria zaffiro2,後輪がstradius eliteの組み合わせです。と、やっぱりちゃんと転がります。空走も以前のまま、ロードらしくころころと転がっていく感じです。

というわけでいい勉強になりました。この価格帯のタイヤだと、はずれをつかまなければstradius eliteが私にはあっているみたいです。
パナレーサー ストラディアスエリートタイヤ 700X23C BK/赤ライン

パナレーサー(Panaracer)

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タイヤ・チューブ交換

2008-12-22 00:27:06 | 自転車
ホイールを変えたのにタイヤはそのままというのも何なので、チューブとタイヤをかえてみました。

DR7014デフォルトの無名タイヤ→stradius elite→後輪サイドウォール爆裂でstradius elite二本目→前輪サイドウォール爆裂→Vittoria zaffiro2という経緯で、前輪がVittoria zaffiro2,後輪がstradius eliteでした。
zaffiro2って乗り心地が悪いとか固いとかさんざん言われてまして、確かに前輪に使っているとたった15kmの往復ですら手がびりびりと痛みます。
というわけで、チューブをR-air、タイヤをミシュランのスピーディアム2にしてみました。どちらも乗り心地には大変評価の高いチューブとタイヤです。

で、交換してみました。
ミシュランとシマノのホイールは鬼門、プラスティックのタイヤレバーでは折れることもある、という噂を聞いてはいましたが、確かに固い。リムにビードの片側を引っかけるだけでもタイヤレバーが欲しいくらいのきつさです。さらに不思議なことには、チューブを入れてからビードをはめようとすると、はめた端からビードが外れていくというたちの悪さ。むろん、最後の部分はタイヤレバー無しでははまりません。

それでも奮闘して夕食前に交換して家の周りを2周くらいしてみました。確かに少しマイルドになったかな、っていう程度。ホイールを変えたときほどの感激はありません。

夕食後、ちょっと買い物に行くので乗ってみようかと思うと、後輪がぺちゃんこです。バルブその他点検したのですが一見どこもおかしくないようです。チューブをはずして風呂場に持っていき、水没試験をしてみることにしました。

なかなかパンク部位は見つからず、相当エアを高圧で入れた結果、ピンホール状の穴を見つけました。新品のチューブにパッチを貼るのも悔しいのですが、さすがに一度も乗らないのも残念なのでパッチを貼って修理。明日の出勤に備えます。



パナレーサー(Panaracer) R-Airチューブ 700X18-23C ロングバルブ 48mm 仏式バルブ TW720-LF-RA

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velo pronto SP gel

2008-12-13 20:43:09 | 自転車
義父が私へのクリスマスプレゼントは何がいいと家の奥さんに聞いて、「自転車関係の何かが良いんじゃない?」と適当に答えてたらしいのですが、さすがに何がいいかわからなくて私に直接質問が来ました。で、veloのサドルpronto SP gelをお願いしました。

DR7014のサドル、意外とクッションも効いて、私には何とか適合するサドルだったのですが2000kmも乗っているとかなり磨耗が進んできたため、事前にお店に行って、そこそこの値段でクッション製のよさそうなサドルを選んでおきました。

DR7014のオリジナルと並べてみると、このサドル異様に長いです。シートレールは十分長く、長いサドルの両端で支えているために加重をかけるとシートのシェル全体が微妙にたわみます。シート自身でも少しショックを吸収しているかもしれません。穴あきサドルではないのですが、尿道圧迫防止のために少し凹みがあります。クッションはジェルパッドを使っているのかかなりソフト。

シートポストをそのままで交換すると、少しフロントが上がり気味で痛いのでフロントを少し下げ、サドル全体のシートレールからの厚さが減ったのでシートポストを少し上げました。結構いい感じで座れます。素材がなかなか滑らない素材らしいのも好印象。オリジナルサドルは結構滑って、腰の位置が前にずれてきたりしましたので良い感じです。

来週は完全に晴れそうな週なので、がんばって通勤してみましょう。

フロントディレーラー調整

2008-12-13 02:03:05 | 自転車
動作が今ひとつのフロントディレーラー、考えてみれば本腰を入れて調整したことはなかったので、今回一回取り外して調整することにしました。

フロントを取り外すにあたってはチェーンを切る必要があります。チェーンを切るついでに、今後のことも考えてKMCのミッシングリンクをつけてみました。
ものは簡単なフック式のコネクターで、チェーンにテンションがしっかりかかっている限りにおいては簡単には外れない構造になっています。
チェーンカッターで一こまはずして取り付けると、何の違和感もなく駒とびもなくチェーンが回ります。むしろ、チェーンカッターでピンを使ってチェーンをつないだときよりも接合部はスムーズな感じです。

これでチェーンの掃除も簡単にできます。実は以前からチェーンの掃除用に、口の大きな容器と使い古しの灯油が少しとってあるので、この中に入れてシェイクすればOKです。今日はまだ汚れてないので洗いませんが。

チェーンをとって、ディレーラーをはずしてクリーナーで洗浄します。結構フロントディレーラーってバンド部分が汚れやすいんですよね。
クリーナーで洗浄した後、水でながして乾燥してから注油、各部の動作をチェックしてプロセットアライメントブロック(の代わり)を装着します。

って、プロセットアライメントブロックって耳慣れない道具なんですが、要はフロントディレーラーのパンタグラフに突っ込んでトップ側に固定するつっかえ棒です。無ければ無いで何とかなるという人も多いし、かまぼこ板で作ったって人もいます。私はちょうど手近にあったドライバーの柄が最適のサイズだったので突っ込んでおきました。

あとはシマノのマニュアルとおりトップに固定して、ディレーラーがフロントギアに平行、クリアランスが1mmから3mm程度になる様にバンドを固定します。固定したらアライメントブロックことドライバーの柄を抜いて、ケーブルを固定、あとはアジャスティングボルトでハイとローのディレーラーの位置を決めればok。

のはずなんですが、ひとつ問題があります。フロントは2速に対し、STIは2-3速兼用なんです。って兼用といわれても、明らかにレバーはST-3300と違って、シフトアップレバー、シフトダウンレバーとも2クリック、すなわち3速用の動作をします。
どこかに切り替え部品でもあるかとマニュアルを探したのですが・・・シマノのマニュアルって多言語対応なのはえらいのですが、最近サイズは新聞見開き数ページぐらいになって、一言語毎の説明はその中の新聞のコラム程度しかありません・・・特に記述はありません。

調べた結果、どうもSTIのロー・ミドルをディレーラーのインナー・アウターに割り当てて、STIのトップは使わない設定が正解らしい。しかし私の場合、マニュアルとおりに設定するとシフトをミドルに入れてもディレーラーの移動量が数ミリ足りなくてどうしてもアウターにチェーンがかかりません。どうもFD-TZ31の可動域とチェーンリングの位置関係が少しずれているみたいです。やむを得ず、本来はケーブルの引きが0の状態でディレーラーにケーブルを固定するのですが、数ミリ引いた状態(ディレーラーが少しアウターに動き始めた状態)でケーブルを固定しました。
これでディレーラーの可動域全体が外側にずれて、スムーズにアウターにシフトできるようになりました。
この調整が終わったら、これ以上アウターにシフトできないようにアウター側の調整ボルトを動かしてディレーラーがこれ以上外側に動けないように制限します。これで、レバーに力をかけてもSTI側ではローとミドルのみしか動かないようになりました。

清掃と調整、試乗で約1時間。一応フロントも誤作動なくシフトできるようになりました。ただ、やっぱりなんとなく変速動作はもっさりしている上に、アウターにシフトすると、シフトアップした直後のクランク回転90度分くらいが、チェーンの駒がギアの歯の上に乗った状態になってしまいます。90度を超えると駒は歯と歯の間の谷に落ちるのですが、なんかこの状態で力がかかるとチェーンが脱落しそうで不安です。FDが悪いのか、フロントのチェーンリングが悪いのか。やはりフロント回りもそのうちにSORA化しなければならなさそうです。


MF-HG50とCS-HG50-9

2008-12-11 14:43:48 | 自転車
MF-HG50とCS-HG50-9。
一方は超稀少なボスフリー高速スプロケ。一方はシマノの量産カセットスプロケ。
一方は570g、もう一方は236g

あまりの重量差を当初は信じられなかったのですが、現物を見て納得です。
CS-HG50-9、スプロケットとして組み立っている状態でも向こう側が透けて見えるくらい各ギアプレートが肉抜きされてます。
一方、MF-HG50はすべてプレートが無垢。ただの板を打ち抜いた漢の"歯車"。

これを見てしまうと、もしオークションで高値で購入するのであれば、ちょっと追加をしてでも素直にホイールを交換してカセットのロード用スプロケを購入する方が幸せになれそうな感じです。とはいえ、11t-34tというとんでもないワイドレンジはなかなか使い慣れると楽です。特に、貧脚にとっては急な坂に非常に心強いギアです。坂でもないのにうかつに34tにギアを入れると、あまりの軽さにペダルを踏み抜きそうになってしまいますが。

実はもうひとつカセットスプロケットの利点があります。

カセットスプロケットはシャフトの両端でホイールを保持しているので玉押し調整がスプロケットをはずさなくてもできたりするわけなのですが、ボスフリーはスプロケットの奥に玉押しがあります。これは、玉押し調整が大変なだけでなく、後輪加重をシャフトの両端ではなくシャフトの中央1/3程度のところで保持しなければならないわけで、シャフトに負荷がかかりやすい設計になっています。ボスフリーのハブに安い中空シャフトを使ってクイックリリース化するとシャフトが折れたり曲がったりというトラブルが発生することもあるくらいです、だそうな。

私のような貧脚には関係ないか、と思っていると、通勤通学で長距離を走るとそれなりに問題になりやすいらしい。ま、トラブルになる前にカセット化してしまったのでOKです。

WH-R500 玉押し調整

2008-12-09 10:08:39 | 自転車
WH-R500をはずして玉押しの調整をしてみました。
ホイールを取り外して手で軸を回してみるとやっぱりかなり回転は渋く、ベアリングの感触が手にゴリゴリと伝わってきます。ハブスパナで調整開始です。
さすがに新品ですから、今回はグリスの充填はしないで玉押し調整のみにしておきます。緩めるだけなので、ロックナットを固定して玉押し側を少し緩めたり閉めたりして、ハブにがたつきが出ないように、しかし回転が渋くならないレベルに固定します。前輪はWH-R500も以前のホイールも似たような作業なのですが、後輪はカセットスプロケットになったので以前のホイールと違いスプロケをはずさなくてもロックナットを回せるので調整は少し楽です。グリスの再充填の時はスプロケをはずさないと作業はできませんが、調整だけならばなんとかなります。

新しいホイールなのでどれだけ緩めていいかは恐る恐るだったのですが、よく言われる"ゴリゴリからヌルヌルになる境界"を何とか見つけて固定しました。

調整後試乗してみると回転がかなりスムーズになったのが体験できます。慣性で流せる距離もかなり長くなりました。



WH-R500で初通勤

2008-12-08 15:33:27 | 自転車
WH-R500で初出勤です。
確かに乗り心地は良い。路面の感じも一回りマイルドになったようで、それでいてタイヤの転がる感じは、真円率の高い円がごろごろ転がっていく感じです。
27km/hくらいまで加速するのもいい感じ。

というわけで7kmほどの中間点まで走ってきたのですが、どうも全体的に漕ぎが重い。なんかずっと向かい風を受けながら走っているような、疲労感が足に来てます。
釈然としないまま出社しましたが、タイムは40分ほど。目だってスピードが上がったわけでもないし、足は疲れてるし。

昼間階段を上がるときもなんか足に疲労感。と変な感じなので、昼休みにちょっと自転車置き場に行って見ました。

頭を抱え込みながらタイヤをくるくる回していると、どうもホイールの回転が渋い。ハブの周りを見ても変な締め付け方をしている形跡はありません。とすれば、残された可能性は玉押し調整。しょうがない今夜やってみましょう。

というわけで、帰宅後webで調べると、やはりWH-R500って出荷状態では回転が渋い個体もあるみたいです。で、早速調整。

はずして手で回してみると、明らかに以前のホイールより抵抗感があります。相当しっかり気味に玉押しを固定してあります。
自分の好みのちょっとゆるめ、ガタがくる直前で固定して車体に戻しました・・・というところで外からは雨の音。せっかく調整しましたが明日の自転車通勤は延期かもです。

WH-R500試走!

2008-12-04 22:48:14 | 自転車
いよいよ試走してみました。以下感想。

ホイール

・初めてエア入れるときに、いきなり"ばきばきばき・ぴきぴきぴき"って音が発生。特にどこか折れたり割れたりしたわけではないのですがちょっと驚きます。
・踏みだし。転がり感。スピードの伸び。こんなに違うとは思いませんでした。これまでのホイールに比べると、道路がレールになったような感覚です。ホイールの真円性が高いのか、剛性が高いのか。それでいて乗り心地は思いのほか悪くありません。WH-R500はスポークテンションが低めで乗り心地重視の設定という話も聞きますが、これがその乗り心地の良さかもしれません。
・まだ通勤したわけではないのでわかりませんが、ちょっと近所を走っただけでも24km/h~30km/h程度の速度域が明らかに漕ぎが軽くなってます。
・走行音が一段と高く、クォーンという感じになってきます。

ギア・STI周り

・インジケーターなんて夜はやっぱり見えません。つけるならバックライトもつけて欲しい。
・リア9速、すごいです。変速しても変速してもまだまだギアがあるって感じです。7速から2速増えただけなのに。
・RD-A050が、明らかに"よっこらしょと。これよりチェーンを他のギアに掛け替えます"ってのんびりした挙動だったのに対し、RD-3400の変速は一瞬"カチャ"ってクリック音が鳴って終わりです。アップにしてもダウンにしても、レバーにふれた瞬間に後方から控えめな音がして変速が終了しています。
・しっかりコンポでまとめてきわめて順調なリアに比べ、何も変えなかったフロントディレーラーの動作があまりに不憫です。レバーを思いっきりひねらないと変速しません。可及的かつ速やかにチェーンリング・BB・フロントディレーラーをSORA化したくなります。

ぅん。DR7014はロードの皮をかぶったママチャリだったんだと強く感じさせられます。ロードバイクのパーツとは、一番安価なSORAですらこれだけ違うとは。正直ビックリしました。

WH-R500 取り付け開始

2008-12-01 01:32:24 | 自転車
ハンドルがきれいになれば取り付け作業です。
旧ホイールをはずしてタイヤとチューブを新ホイールに引っ越し。
ディレーラー交換、ホイールを取り付けてチェーンをつけてケーブル引き回し。
今回一つ目新しいモノといえば、ハンズで買ってきたソルボセインシートです。
5mmのソルボセインをハンドルのブラケット後方に貼ってみます。ショック吸収力を期待しております。

・・・なお、ハンドル用に切断する前に、お約束通りソルボセインシートをテーブルに敷いて恐る恐る生卵を落としてみました。一応高さ30cmの落下まで卵はokです。これ以上はもったいないので自粛・・・

なぉ、ソルボセインシートはハンズの店頭で見ると意外と固そうなのですが、これは両面に保護用シートが貼り付けられてるからでして、実際のソルボセインシートはちょっと堅めのこんにゃく程度の代物です。そもそも通常のゴムと違って"腰"っていうものが全然なく、くたーっとした感触の物質です。強度もきわめて低くちぎれば簡単にちぎれてしまいます。その点に気をつけて、ビニールテープなどでしっかり固定してあげないといけません。

STIレバー取り付け時に一つ問題発生です。
ST-3300のころから感じていたのですが、左のレバーだけ固定が甘くて内側に倒れてしまう症状がありました。ボルトの締め込みが甘いのかと何度か締め上げていたのですが、今回ST-3400にしても同様の現象が発生!。アーレンキーがねじ切れるのではと思うほどしっかりトルクをかけてもレバーがずるずると内傾してしまいます。

今回はハンドルバーを完全に清掃しているため、剥がし残した両面テープの残滓でスリップしたりしているわけではありません。どうもハンドルのRの形状とSTIレバーの取り付け金具の直径とが微妙に合わないために十分な摩擦が発生できずに、ブレーキレバーが回ってしまう模様。

対策を検討したいところですが、なかなか難しそうなのでとりあえず固定できるだけ固定してケーブルを取り付けます。

ケーブル取り付けはつつがなく終わり、ディレーラーの調整をしてみます。
リアディレーラーは驚くことに、トップとローの位置を合わせてトップ下にギアをいれてSISのインデックス量調整というマニュアル通りの設定をラフに合わせただけで全くスムーズにギアを飛ぶことなく変速しています。・・・9段もあるのに。

これが"コンポーネント"のコンポーネントたる所以?グループで部品をそろえるとほどんど無調整でOKって言うことですか?7速のST-3300の時、トップ下3段くらいが変速が飛んでしまって調整が大変だったのとは大違いです。

取り付けが終わったら試走してみます。