羅布泊通信

活動の予告と報告 http://lopnor.archive661.com/index.html

齋藤祐平・平間貴大2人展「水と油と馬と鹿」

2013-11-29 08:51:57 | EXHIBITION
師走の初めの、2人展のお知らせです

齋藤祐平・平間貴大2人展「水と油と馬と鹿」
期日:2013/11/30、12/1
会場:平間自宅(※展覧会終了したため、フライヤーに記載された住所は塗りつぶしました)
開場時間:13~21時

引越しが済んで明け渡し間近の、空っぽになった平間宅での展覧会になります。
今回は2人ともドローイングやペインティングを展示します。
僕は普段から絵を描いて展覧会をやっていますが、平間が絵を展示するのは珍しいのではないかと思います。
それと、平間とはNight TVというグループや昨年棚ガレリで行った展覧会「フィードバックと残留物」などで何かと一緒にやってきましたが、こういった純粋な(?)2人展をやるというのは今回が初めてかもしれません。

2日間という短い期間ではありますが、よろしくお願いします。

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(11/29更新)

いよいよ明日からの開催となりました。
会期は短いですが13~21時までやってますので、よろしくお願いします。

開場中は齋藤末度加が自家焙煎珈琲をドリップします。
ごゆっくりどうぞ。

ではでは、ご来場お待ちしてます。

スライドパフォーマンス@ギャラリー白線

2013-11-17 23:01:48 | LIVE
こんばんは

急なお知らせですが、11/23に阿佐ヶ谷にあるギャラリー白線というところで行われるイベントに、パフォーマンスで出演します。
先日路地と人で行ったスライド上映を、今回はソロでやろうと思っています。
詳細少し長いですがこちら

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2013/11/23(土)
場所:ギャラリー白線(阿佐ヶ谷)
http://hakusen.jp/

〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南1-36-14 ハウス白鳥1F-B
Asagaya, JAPAN
(google map→http://p.tl/I8Re)

開場:18:30
開演:19:00
料金:¥1000

パフォーマンス / performance
藤田宗 / Takashi Fujita
齋藤祐平 / Yuhei Saito
山口晋似郎 Shinjiro Yamaguchi+田巻真寛 Shinkan Tamaki

上映プログラム(45分) / screening program
「EARLY SIGNS OF DECAY - 物質的劣化の初期兆候 - 」
ニューヨークを拠点に、映画フィルムにおける物質的な腐敗や劣化、イメージの減衰、時間の推移に焦点を当てる制作集団「DecayNY 」(ブランドのDKNYのように発音する)による16mmフィルム作品集の上映。DecayNY のメンバーであり、NYでアナログフィルム限定のパフォーマンスイベントやワークショップを行う「mono no aware」主宰のスティーブ・コッスマンが、日本初公開のフィルムを携えて来日します。

Pillager / Josh Lewis 2011
Doubt #2 / Josh Lewis 2013
Poor Jim / Kenneth Zoran Curwood 2012
Carpe Noctem (seize the night) / Kenneth Zoran Curwood 2013
CRUSHER / Steve Cossman 2010
TUSSLEMUSCLE / Steve Cossman 2007-2009
RED CABBAGES / Steve Cossman 2013


///作家プロフィール///
藤田宗/ Takashi Fujita
1984年埼玉県生まれ。映画/映像作家。多摩美術大学映像演劇学科卒。在学中より映画作品や映像インスタレーション・パフォーマンスを行う。現在はカラーリストとしてポストプロダクションに勤務。主にフィルムを用いた表現を続ける。

齋藤祐平 / Yuhei Saito
1982年新潟県生まれ。主に平面作品を制作。制作した絵画がどのように発表されうるかについても留意し、作品を通して様々な活動を行う。…フリーペーパーの制作、ゴミ捨て場での展示、路上での自作印刷物交換会「Paper Talk」開催、自作の絵を使用したライブパフォーマンス、商店街の空き物件や引越し前/後の空き部屋を使用したギャラリー「場所と出来事」運営、CDジャケットやイベントフライヤーの制作、郵便物リレー転送イベント「COMPO」開催、ライブペイントイベント/展覧会「間欠泉」開催などなど。平間貴大・アサとの「Night TV」、淺井裕介との「聞き耳」、齋藤末度加との「yoms」、郡司侑祐・およ・アサとの「OPAOPA」(現在は脱退)のメンバーとしても活動。作品画像や展示風景写真などをまとめたホームページ「羅布泊」はhttp://lopnor.archive661.com/index.html

山口晋似郎 / Shinjiro Yamaguchi
1983年埼玉県川口市生まれ。 時間とタイミングについて考え、それを作曲にしている。ソロの他に川口貴大、神田聡とのバンド「Hello」、ロックバンド「likea」等でも活動をする。 また2004年より浦裕幸とともに、CD制作やコンサートの企画を中心とした組織、TWOLINESの運営に関わっている。
http://www.two-lines.org

田巻 真寛 / Shinkan Tamaki
映像作家。2006年から16mmフィルムによる映像制作を始める。フィルムの物質性を引き出しながら、イメージと非イメージの境界や映像と音の狭間を行き交い、知覚の変化を促すことを主題としている。ロッテルダム国際映画祭を始め、海外での上映が続いている。また、近年は光学現象を映像に変換するパフォーマンスも行っている。 http://shinkantamaki.net/

ジョシュ・ルイス / Josh Lewis
人間の欲求・罪・郷愁・超越のメカニズムを探求する為にフィルムやヴィデオを用いて作品を制作する。彼のフィルムは、化学的な実験や型破りで無造作な暗室処理によって作り上げられる。手作業で得た知識や、自然界の要素との身体的な関わりから起こる変革の可能性を信じている。

ケネス・ゾーラン・カーウッド / Kenneth Zoran Curwood
ブルックリン在住。大学では彫刻を専攻し、その後、16mmフィルムで伝統的なアニメーションのテクニック(セル画、ロトスコープ、ストップモーション)と特殊効果(スリットスキャン、オプチカル、着色)などを用いて映像作品を作るようになる。ジョナス・メカスが設立したアンソロジー・フィルム・アーカイブスを始め国内外で上映され、コロンビア大学やMono No Awareでワークショップの講師も務める。

スティーヴ・コッスマン / Steve Cossman
NYでアナログフィルム限定のライブパフォーマンスイベントやフィルム制作ワークショップを行う「mono no aware」ディレクター。上映プログラムのキュレイターとしても活躍する一方、作家としてNYのPS1 MoMAやカナダLIFTでのアーティスト・イン・レジデンスにて精力的に作品を作り、数多くの国際映画祭で上映されている。
http://mononoawarefilm.com/

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今回は山口晋似郎さんにお誘いいただいて出演する運びになりました。
出演者や作品上映される方々のプロフィールを見ると、イベントとしてはアナログ映像メディアに焦点を当てたものなのかなと思います。

前回のスライドパフォーマンスは河野円さんとのデュオで1時間ほどやったのですが、今回はそれより短めに20~30分ほどやる予定です。
何かしらの手段で何かしらの音も流そうと思っています。

よろしくお願いします。

天体Vol.4 はやしはなこ

2013-11-15 19:13:47 | EXHIBITION
10ヶ月ぶりの天体、第4回ははやしはなこさんをお招きして開催します。


「天体」vol.4
会場:20202(www.shinrin20202.jp/)
会期:2013年11月16日(土)
時間:14:00 ~ 20:00
展示作家:はやしはなこ(http://www.geocities.jp/oo170hanaco/hanaco/Welcome.html)
入場:1ドリンクオーダー(300円~)

展覧会趣旨:
「天体」は、不定期で開催しているシリーズ形式のイベント/展覧会です。
毎回1人の絵描きさんをお誘いし、1日のみの個展を20202にて行っていただいています。
会期は短いですが、天体観測のようにじっくりゆっくりと絵を見て過ごす1日になれば理想です。
(企画:齋藤祐平)


たどたどしいのは美しいです。だから絵もうまくならないように気をつけています。気をつけなくてもうまくなんかならないのだけど、絵をしばらく描いていない時ほどうっかりうまくなってしまったりします。手を動かし続けているとどんどん下手になっていって楽しいです。今回の展覧会では100枚のドローイングを展示即売します。3年前にやって好評だったので、毎年やって10年続けるって言ったくせにいつの間にか3年の月日が流れていました。一日しかないけれどその日のためにたくさん描くのでよければ見に来てください。絵のテーマはフォークロアです。(はやしはなこ)

企画者より:
はやしさんと初めて会ったのは、恐らく2007年9月に荻窪の環八沿いの高架下で淺井裕介さんと「1日限りの展覧会を作る」というイベント(http://lopnor.archive661.com/action/index.html#exhibiting_on_the_road_vol1)をやった時だったと思います。
もしかしたら、それ以前にもどこかですれ違ってはいたかもしれません。
初対面で挨拶したとき、はやしさんからその当時シリーズで描いていた船の絵をプリントしたステッカーか名刺をいただいたことを覚えています。
その日は雨がザーザー降っていてやたらと寒い日だったのですが、思えばその時qpさんやju seiのseiさんとも初めて会っていて、今思えば不思議な感じがします。
現在のはやしさんの絵はよりラフに走らせた線やランダムに配置されたモチーフが目を引く作風になっています。
見る側にとってその絵が「うまい」か否かというのは感じ方も違ってくるかと思いますが、プロフィールにも書かれている「うまくならないように」している意識がはやしさんの絵の世界観にいい具合のいびつさを与えているんだと思います。
はやしさんの絵は多分に物語性を感じさせるところもありますが、様々な技法や素材が使われ画面の表層に注意を促す要素が散りばめられていて、単に見る人を絵の中のロマンティシズムに耽溺させません。
個人的な感想ですが、その画面構成や線の危うさ・即物的な素材の扱いなどとロマンティシズムとのバランスが僕は好きです。
今回は100枚のドローイングを展示していただけるとのことで、じっくりと時間をかけてはやしさんの世界を味わえるかと思います。

今回のフライヤーデザインははやしさんの旦那さんの北風さんにやっていただいています。


今までの「天体」の記録はhttp://lopnor.archive661.com/action/tentai/index.htmlでご覧いただけます。

ではでは、少々遅い告知になってしまいましたが、よろしくお願いします。


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(11/15更新)

本日、20202にて搬入を終えてきました。

今回の展示では、B4サイズのドローイング100枚を1枚千円(!)で販売します。
購入された方は、後日郵送ではなくそのままお持ち帰りいただけます。
という方式なので、買われれば買われるほど展示会場からは絵がだんだんと減っていきます。
できるだけはやしさんの絵を多く見たい!という方は、早めにお越しいただいたほうがいいかもしれません。
ご了承ください。

ではでは、よろしくお願いいたします。