羅布泊通信

活動の予告と報告 http://lopnor.archive661.com/index.html

kalonsnetにインタビュー記事が掲載されました

2010-12-24 14:01:37 | sonota
きよしこの夜、
シャンパンにまみれた肉戦車と化すカップルも多いのではないでしょうか?
しかしちょいとお待ちを!

カロンズネットという美術系の情報サイトに、石井香絵さんによる僕のインタビュー記事が掲載されています。
http://www.kalons.net/index.php?option=com_content&view=article&id=4544&catid=3&lang=ja
イルミネーションに幻惑され火照りの収まりがつかない肉戦車に己をカスタムする前に、世の紳士淑女の皆様にご一読いただきたい文章です。
人の命は短いですし、いつ「メリークリスマス!」を遺言に腎虚で死ぬかわからないでしょう。
なのでぜひご一読いただきたいところです。

石井さんは僕にとっての座右の名著「中ザワヒデキの美術」の著者でもあり、まったく感慨深いものがあります。
計20時間ほどのインタビューをコンパクトにまとめ、僕のマシンガンのような校正をバッチリ反映していただきました。

大学時代(01年入学)から最近の活動にかけて、駆け足でしゃべりました。
なので私的ゼロ年代史なところもあります。
見返すと恥ずかしい部分もありますが、よろしくお願いします。

あと、この際ついででいろんな思い出をこのエントリ内に書き足していこうかと思っています。
また今度更新します

聞き耳展示 @ 吉祥寺ongoing

2010-12-21 00:15:13 | EXHIBITION
突如展示が決まりましたので、お知らせです。

吉祥寺のArtCenter Ongoingにて12/22~24の3日間、Ongoing X'masというイベントが行われます。
http://www.ongoing.jp/index.html
あまりイベントの全体像を把握してないのですが展示のほかにも路地と人の安岐さんが味噌フォンデュをやるとか、人づてにいろいろ楽しげな情報が入ってきています。

聞き耳(アサイ&サイトウ)も展示で参加します。
最近はアサイさんも東京にいるので、2人で描いた新しいドローイング数枚と、あとはパーティーぽくお菓子にも絵を描く予定(これは明日現地制作します)。

会期はちょっと短いですが、よろしくお願いしまーす。


Encadre Presents vol.8 @ 善福寺川緑地

2010-12-21 00:14:52 | LIVE
本年度のライブ納めは、直嶋岳史さんとのデュオです


■2010年12月25日(土)
「Encadre Presents vol.8」
at 善福寺川緑地
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index021.html

丸の内線 南阿佐ヶ谷駅改札集合
集合13:30 開演14:00
料金¥0

平間貴大 ソロ
斎藤祐平+直嶋岳史 デュオ


今回は公園での開催ですが、公園コンサートではなく直嶋さんのレーベルイベントEncadre Presentsになります。
意外にも直嶋さんとのデュオは初めてになります。
僕は絵を描く予定。
最近はあまり見れる機会もない(気がする)平間ソロもあります。

暖かくしてどうぞー

歳末間欠泉@素人の乱12号店

2010-12-12 11:06:05 | ACTION
先月井の頭公園で行った描きまくりイベント「井の頭間欠泉」
非常に楽しかったので、早くも第2回をやります。
今回の会場は高円寺の素人の乱12号店。
屋内なので雨天でもやりまーす。

2010/12/23
「歳末間欠泉」
@素人の乱12号店(http://trio4.nobody.jp/keita/shop/12/map.html)

参加メンバー:
一輪社
内田百合香
齋藤祐平
福士千裕
もんだみなころ

第1部:公開制作(飛び入り歓迎!)14~19時
紙にさまざまな画材で絵を描いていき、会場の壁に貼って壁をどんどん埋め尽くしていきます。
飛び入り歓迎なので、自分も描きたいという人はぜひ。

第2部:展示 19~21時
画材などを片付けて展示がゆっくり見れる状態にします。
描き足りない人はやってても全然OK。
直嶋岳史さんによるカレーもあります、おなかが減った人もぜひどうぞ。
直嶋さんのカレーすごくおいしいですよ。

入場料:0円。ですが1ドリンクオーダーお願いします。

会場には物販スペースもあります。
あまり買える機会の無いであろう、参加者の作った本たちなど販売します。

5時間あまりの時間で会場はどれだけ変わるのか?
僕も楽しみです。


ぜひよろしくお願いします。

小田寛一郎×齋藤祐平「CDジャケット」に関する所感

2010-12-07 14:23:40 | sonota
画像…小田寛一郎×齋藤祐平「CDジャケット2」


<齋藤>

1:僕が今年の春頃東京で小田さんと飲んだ際、小田さんにCDを提供してもらい僕が一点もののジャケットを作って合作を作ろうということになりました。夏にCDが送られてきたのですが、それは小田さんの音源ではなく小田さんがTSUTAYAで10円で買ったレンタル落ちのCDシングルでした。
2:小田さん曰く「別に僕の音源でなくても、どう齋藤君がこれを料理しても素材の提供/使用の関係さえ生きていれば合作にはなると思う。ちなみにCDは一回も聞いてない」。結果僕は単にCDを絵の素材として使い、作品を完成させました。ボンドでガチガチに固めたのでCDは聞けません。
3:この絵でCDは視覚的要素としての存在でしかなく、パッと見は僕のソロ作品のように見える仕上がりになってます。音楽家にCD提供を依頼してジャケットを制作したという関係性が生きてはいますが、一枚の絵にしか見えずCDは聞けないという妙なジャケットができました。オワリ


<小田>

1:僕が今年の春頃東京で斎藤さんと飲んだ際、僕がCDを提供して斎藤さんに一点もののジャケットを作ってもらい合作を作ろうということになりました。夏に3枚のCDを送ったのですが、それは僕の音源ではなく僕がTSUTAYAで10円で買ったレンタル落ちのCDシングルでした。
2:僕は東京で斎藤さんといろんな話をしたのですが、「これはちょっとナシかもなーという絵でもカセットのジャケにするとアリな気がしてくる」というような話を聞いて、それ自体を絵として見たときとジャケとして見たときで変わってくるものがあるというのは非常に面白いなーと思って
3:この場合、おそらく、録音物のジャケという形式が重要なのであって、録音物の内容は関係ないのではないかと思い、内容作らなくてもいいのか!それはいい!ということで、自分の音源ではなく、ブランクCDRでもなく、普通に流通している(いた)他人のシングルを送ることにしました。
4:なんというか、斎藤さんのジャケに僕のこのような作為が寄生しているということで、他人のCDをそのまま自分の音源だと言い張ってしまうということは、なかなかできないので、楽しかったです。今回の場合、著作権上のオリジナリティというか独自性はジャケにしかないわけで
5:音源としてはアウトだろうけど、ジャケというか、絵、作品としては、どうなんだろう。わかりません。あと、この合作を作品/音源として購入できたとして、それをiTunesに取り込んでしまったら別物、というかCDとしては本来の姿なのですが、になってしまうのもちょっと楽しい。
6:しかしそこは合作、つまり僕と斎藤さんの戦いなわけで、CDはジャケにボンドで取り込まれてしまった(笑)。これにはさすが斎藤さんだ!と嬉しくなりました。カセットのジャケの話のように、僕が送った誰かのシングルのジャケをいわゆるCDのジャケのようにやってもつまらないわけで
7:なぜつまらないかというと、僕が狙い過ぎというか考え過ぎだからで、それをひっくりかえせてしまうのは、やはり斎藤さんならでは、ひいては美術家ならでは、美術家というか、コツコツ自分の手でモノをつくっている人の強さなのだと思います。そのような人や営為を僕は尊敬しています。
8:続かないのに、(続く)を入れてしまう。そうだ、斎藤さま、タイトルをダブルタイトルにすることを提案します。斎藤さんのジャケのタイトル「CDジャケット1〜3」と、僕の音源のタイトル「ツタヤにて10円で購入したレンタル落ちのシングルCD1〜3」と。どうでしょうか?
9:続かないのにといいつつ続いた。あとは、なんだろ、ああ、今回は例外として日本語で書きました。せっかくの機会だし。明日から戻ります。(ひとまず、終わり)おやすみなさい