羅布泊通信

活動の予告と報告 http://lopnor.archive661.com/index.html

個展「路地へのアプローチ」@路地と人

2012-06-26 00:22:12 | EXHIBITION
暑くなったり寒くなったりのなんだかおかしな今日このごろですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
個展のお知らせをさせてください。


齋藤祐平個展「路地へのアプローチ」
会場:路地と人(http://rojitohito.exblog.jp/)
会期:7/14(土)~22(日)(※会期中無休。16日(月)は祝日です)
開場時間:平日19~22時、土日祝14~20時
オープニングパーティー:7/14(土)18時~
トークイベント(ゲスト・狩野哲郎):7/15(日)18時~(※料金千円+ワンドリンクオーダー)


今回は「絵と風景が関わっている状態」をテーマにした個展になります。
僕は今まで、普通のギャラリーとは違った、作品の安全が保障されない場所(主に路上)での展示を何度か企画してきました。
例えばそれはNight TVというグループ(平間貴大・アサとの3人で07年春から断続的に活動)で行ったゴミ捨て場での展示"Dump Site Action”(07年)や、
http://lopnor.archive661.com/action/index.html#Dump_Site_Action
大久保のコインロッカーで行った個展”Castor&Pollux”(11年)だったりします。
http://lopnor.archive661.com/action/index9.html#Castor_and_Pollux
こういった展示は「反ギャラリー」というよりは「こういうところでだって絵は展示できるし、試さない手はないだろう」という思いからスタートしています。
そして純粋に詩的な感動として、「絵が風景と関わっている状態」そのものが好きだったりもします。
しかし、「ゴミ捨て場で展示」などの「事件性」が前に出てきてしまうと、その状態の詩情というのはどうしても印象が薄くなってしまいがちで、前からもったいなさを感じていました。

この展覧会では写真やインスタレーションを通して、今までと違った角度から「絵が風景と関わっている状態」についてじっくりと考察してみたいと考えています。
内容は路上に様々な形で絵を配置した状態を映した写真と実物の絵、それと写真に撮影されたシチュエーションなどをモチーフにしたインスタレーションで構成される予定です。
今までの僕の展覧会とはまた違った雰囲気になると思います。
が、そんなにかしこまった雰囲気でもなく、新しく作った絵もたくさん使っておもしろ楽しい展覧会にできたらなあと思っております(基本いつもそう思ってますが)。

15日には狩野哲郎(http://www.tkano.com/)さんとのトークもあります。
作品と場所との関わり方について、いろんな話ができればと思っています。

少々短い期間ではありますが、お時間あればぜひお越しください。
よろしくお願いいたしまーす。