
メス鮭「金子(きんこ)です。
大型低気圧の通過で「雨・風」の被害がでている北海道、皆さんの地方は大丈夫でしたか?
銀太郎のお向かいさんの自転車ハウスが飛ばされました・・・中には「除雪機」。ちょっと登場が早いようですが、山沿いでは雪の予報もあったりで、春の遅かった北・北海道も、冬は1番にやってきます!

強風で逆さま・お向かいの自転車ハウス・・・
きょうは「トキシラズ( 時 鮭 )」と「アキサケ( 秋 鮭 )」のお話。
金子たち「 鮭 」は普通4年間海を回遊した後、成熟すると生まれた河川に遡上し産卵する習性をもっています。
この生まれた川へ帰る習性を「 母川回帰性 」と言って、シロザケはこの母川回帰性が抜群に高いことで有名、逆に自分の川に帰らない「いいかげん?」な魚は「 カラフトマス
」。
すぐネオン街に出て行きたくなるサラリーマンに似ていますね。(ドテッ!)

金子さん、「いいかげん」とはひどいですね(怒)!(カラフトマスより)
銀太郎が釣りをしている北オホーツクでは、8月の後半からサケが釣れ始めますが、その頃にやって来る先発の群れは「大型サイズ」です。
これは、普通4年生のサケに対して、5年生、中には6年生もいてサイズも「ビッグ!」。 釣れて「ビッグ・リ!?」。

僕は5年生のシロザケで~す。
「 時 鮭 」はまだ回遊途中のシロザケのことで、卵が小さく身に脂がのっているサケ、「 秋 鮭 」は産卵直前でお腹に卵(イクラのもと)が入ったサケのことです。
何万匹に1匹いるかいないかと言われる幻の「 鮭児(ケイジ)」もシロザケにあたり、アムール川に戻るはずの「 時 鮭 」が秋鮭の群れに紛れ込んでしまったサケのこと。
身は霜降りのように脂がのっていて、1匹何万円もの高値で取引されるんですよ・・・。
