ひぐらしの思い出

17年続くライフログ。
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世田谷文学館「日本SF展」行った

2014-10-12 09:32:21 | 本・漫画・アニメ

ちょっと前だけど、世田谷文学館で開催されてた「日本SF展」を見に行ってきたよ。

世田谷文学館ってわりと近所にあるんだけど、電車の便が家からだと絶妙に悪くて行った事なかったのです。
(自転車だと30分くらいかかるイメージ)
小田急線と京王線の間、縦に結ぶ交通網が欲しいですよもっと!

そんなわけでなんと二ヶ月もある開催期間の終了2日前というギリギリの段で行ってきたわけです。

いいお天気だったので通り道の盧花公園をながめつつ。

実際のんびり道に迷いながら自転車こいで40分かけて到着の世田谷文学館。
きれいなとこなんだねー。

この企画展。日本のSF黎明期からの歴史をドバーッと大放出!って感じで、星新一、小松左京、手塚治虫、筒井康隆なんていう大御所の直筆原稿やら日本SF作家クラブ創設初期の慰安旅行の写真、会報ってレアものやら、ウルトラマン、20世紀少年なんて最近のアニメ、特撮までもろもろ資料てんこ盛り。監修が筒井康隆、豊田有恒なのでさすがの内容。
展示内容についてはこのブログがとっても詳しかったよ↓

ぐわーっと集中して見てると脳みそがどんどん空き容量少なくなってくるのわかって、正直1時間位であたま痛くなりました。

出口付近にあった御大を記念撮影。

SF万歳!

館内にある5カ所のスタンプを押してシールをもらおう!というスタンプラリーももちろん制覇。
(子どもとスタンプの取り合いになったけど大人だからちゃんとゆずってあげたよ。やさしいね。)
もらえた。
うれしー!

帰ろうかなーって思ったところで1階常設コーナーにもちょっと立ち寄ってみた。
なんの展示なのかな?って覗いてみたところでちょうど数人が椅子にすわって何やら始まる様子だったのでつられて座っちゃったんだけど。
はじまった「ムットーニのからくり人形」がすごかった。
夏目漱石の「夢十夜」、THE BOOMの宮沢和史さんの歌、村上春樹の「眠り」、レイ・ブラッドベリの「万華鏡」をそれぞれ題材にしたからくりを見たんだけど。
スイッチを入れると電気がついて、流れるお話の朗読に合わせて(もしくは音楽に合わせて)人形や舞台装置が動く。
全自動人形劇って言ったらいいのかな。
すごいの。
音と照明と人形の動きがね、せいぜい1メートル四方くらいの小さい箱の中の世界を無限に見せてくれる…
(かっこよく言った!)
紙芝居とか人形劇も好きなんだけど、自動で動くってのがなんとも果敢なげで。
おかしさと悲しみがあってさ。
これはけっこうすごい。超わたし好きなやつー。
また見に行きたい。
ちなみにムットーニって武藤政彦(むとうまさひこ)さんていうのね。wikiで調べたんだけど。いいよね「武藤」で「ムットーニ」って。最高。

世田谷文学館、とてもいい展示あります。
実は今度あるのよ「岡崎京子展」!
これまた必ず行かねばよ。

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