タイトーのアクションゲーム
同名のゲームの続編
話としてはとメアリーランドの王子様とお姫様(メアリー)が結婚しようとしていたのだが
結婚式に、王子様がどこからともなく飛んできた魔法で蛙に変えられてしまった。
お姫様はショックで気絶。
それで主人公であるジジイが魔法使いに元に戻す薬を作るために5種類の道具を取って来いとお使いを頼まれるという所から始まるわけだ。
お使いと言っても、各ステージのボスが持っているからそれらを倒せばいいだけの話だ。
点数は25点
「1と2が出ている事だから『ドンドコドン』は良作なのだろう」と楽しみにしていた髭人の心を見事打ち砕いてくれた「1」
「2」になったら改善しているのだろうという事で淡い期待感を抱きつつ買ってプレイした「2」。
その期待はやはり裏切られてしまう結果となった。
まず「1」と「2」との違いを述べていこう。
「1」は二人同時プレイ可能
「2」は一人用のみ
「1」は画面固定のステージクリア型アクションゲーム
「2」は画面スクロール型アクションゲーム
「1」は即死制
「2」はライフ制
「1」はやられた後、即復帰
「2」はやられた後、仕切り直し
と、言った所か?
結構な違いがある。でも、これを見ていくと前回
「ハンマーを扱うゲームでドンドコドンやるぐらいなら星のカービィハンマー縛りをやれ」
と言ったが「2」の仕様を考えると「星のカービィ ~夢の泉の物語~」と同じである。
だから、比較してしまうのはやむなしという所だ。
良い点
・なし
残念ながら良い点は考えに考えたけど見つからなかった。
前作はハンマー1振りに付き、判定は敵一機のみだったが今回はハンマー範囲の全敵に有効という微修正があるのだが
それは敵が良く重なるのにそのような仕様にした「1」が異常なだけでいい点と誉めるべき点ではない。
悪い点
・ジジイが遅い
前作はスピードアップアイテムがあったが、今作にはない。
ジジイが遅くて「
スーパーマリオブラザーズ」や「星のカービィ ~夢の泉の物語~」をやっていた自分にはかなり苛立つ
ジジイに無理させるなって?
・システム面が酷い
「1」と違ってライフ制などシステム面で変更があったが試作段階だったのだろうか?これが酷い。
最大ライフ増加させるにはステージにあるパネルを20枚を集めることなのだが、ステージクリア後にボーナスとして回収されてしまい、次ステージには持ち越せず0枚になってしまう。
1回死ぬとライフは最大まで回復せず、初期状態であるライフ「3」が固定
ライフを回復させる手段は2つ、ステージに設置してある数少ないハートを取るか
敵を倒すと出てくる赤い宝石を10個集めるとライフが1つ回復するぐらいだ。
が、死ぬと集めていた宝石は「0」になる。
ライフが「3」しかなく、今ライフが少しでも増やしたいのに、何故「0」にする必要があるのか?
コンテニューすると最大ライフ「3」と初期状態に戻ってしまう。
ステージをクリアしてもライフは回復しない。
ハッキリ言って、1度死ぬと詰むゲーム。
「グラディウス」なんかもそうだけどグラディウスは2以降コンテニュー出来る。その際、ステージ最初はパワーアップカプセルが沢山出てくるので
それで復帰することは決して無理ではない。が、この「ドンドコドン2」は無理とは言わないが相当困難と言っていい。
特にラスボス時。
後、細かい不満点はハンマーの素振り時の効果音。甲高い「カン。カン」という。何で何も当たって無いのにそんな音すんの?「ブン。ブン」だろ?
ボスを倒すとおつかいを頼まれたアイテムを出すのだが袋に入っていて全て、同じグラフィック。中身がどういったものなのかさえも分からない。
全然、感情移入できないのだが・・・
製作者は、こういった難しさでクリアしたときの達成感を出そうとしているのかもしれないが
「敵が難しい」とか「ステージが難しい」のならそれらをクリアした時に達成感があるが
システム面で難易度を上げる手法はただプレイヤーを不快にさせるだけだ。
1992年というファミコン後期のゲームなのに何故気がつかなかったのだろうか?
こんなゲームだから後でやった「星のカービィ ~夢の泉の物語~(1993年)」が楽しすぎて笑みがこぼれたわ。
そうだ。一応フォローする点があるとするなら、ボス戦は決して難しくない。
1~2面は初見で倒せるレベル。
3面は1回死んだがコンテニューせずに済んだ。
それ以降も何度も繰り返していれば倒せる。
自分はラスボスに10戦ぐらいやって最終的にダメージ1で勝てたぐらいだもんな~。
コンテニューしてからのライフ3でも攻略できたわ。
ただライフ3状態で敵のパターンや当たり判定を体に叩き込むのはちとツライ。
でも、もしめっちゃ暇2~3時間の空き時間があってファミコンと「ドンドコドン」の「1」と「2」だけがあった時どうするのか?
「寝る」
起きてから別の行動にその分を力を出す。それぐらいのソフトである。
製作者には悪いがドンドコドンシリーズファミコン版は二度とやりたくない。
アーケードの移植で2度とやりたくないのは後「魔界村」か?あれは2周目2面で挫折した。(クリアしてないのでレビュー不可)
アーケードの移植のファミコンは全部だめか?
いや、「タイトー」から出ていた「レインボーアイランド」を思い出した。
こっちは結構難しかったけどクリアできた。勿論、「レインボーアイランド」の方が楽しい。
PS)ラスボス戦を挑んでいる最中。衝撃を与えたわけでも地震があったわけでもないのに画面がバグッて操作不能に陥った。
どうやらゲーム自体も俺を嫌っているようだ(苦笑)
ここからネタバレ
↓
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後、ラスボス戦の仕様が相当おかしいのも評価を下げる原因である。
ラスボス戦は3連戦。
厳密には1戦目は、ステージ5の敵で
2戦目、3戦目がラスボスなのだが、このゲームはボスを倒して、ステージが変わってもライフが回復しないので事実上3連戦させられる羽目になる。
1戦目はボスに吐き出してくるザコ敵をボスにぶつけると赤い宝石が出ることがあるから上手くやると回復させながら戦える。
(ただ、ボス戦の最中に10個も集める必要があるのだから現実的ではない)
が2戦目、3戦目はザコ敵が登場しないため、回復させることが出来ない。
コンテニューするとライフが「3」しかないので下手な人は詰むといっても良い。
こういう点が非常にプレイして辛いわ。
そして、そんなシステム面でイライラさせられ何とかクリアしての待っているエンディング。
「王子様が薬によって元の姿に戻る。お姫様はお礼という事でジジイにキスをする。
そして、城での結婚式で城のものが踊っていておしまい」
スタッフロールすらない。
「虹のシルクロード」や「じゅうべえくえすと」もそうだったな。
RPGでスタッフロールがないのは糞だと言ったけど、アクションであっても後期の作品は同じじゃないだろうか?
容量の問題上、スタッフロールを省略せざるをえなかったんだろうけどこういった作品をやらされると俺には
「コレを作ったのは俺だと残したくなかった」
というスタッフの気持ちが現れているのではないかと勘ぐってしまうわ。
まぁ、当時のゲーム製作者って本名を名乗る事はせず、あだ名を使うことが多かったので誰が作ったか知られてもさほど問題はなかったという点を考慮すればやっぱり、容量の問題なんだろうが・・・
「クソゲー(糞ゲーム)」とまでは言わないが「ヒドゲー(酷いゲーム)」だ。
最後に、このゲームに出てくるボスキャラの台詞をそのままこのゲームに送る事で「ドンドコドン」のレビューを締めよう。
「こんなはずは・・・くるってる。くるってる」
同名のゲームの続編
話としてはとメアリーランドの王子様とお姫様(メアリー)が結婚しようとしていたのだが
結婚式に、王子様がどこからともなく飛んできた魔法で蛙に変えられてしまった。
お姫様はショックで気絶。
それで主人公であるジジイが魔法使いに元に戻す薬を作るために5種類の道具を取って来いとお使いを頼まれるという所から始まるわけだ。
お使いと言っても、各ステージのボスが持っているからそれらを倒せばいいだけの話だ。
点数は25点
「1と2が出ている事だから『ドンドコドン』は良作なのだろう」と楽しみにしていた髭人の心を見事打ち砕いてくれた「1」
「2」になったら改善しているのだろうという事で淡い期待感を抱きつつ買ってプレイした「2」。
その期待はやはり裏切られてしまう結果となった。
まず「1」と「2」との違いを述べていこう。
「1」は二人同時プレイ可能
「2」は一人用のみ
「1」は画面固定のステージクリア型アクションゲーム
「2」は画面スクロール型アクションゲーム
「1」は即死制
「2」はライフ制
「1」はやられた後、即復帰
「2」はやられた後、仕切り直し
と、言った所か?
結構な違いがある。でも、これを見ていくと前回
「ハンマーを扱うゲームでドンドコドンやるぐらいなら星のカービィハンマー縛りをやれ」
と言ったが「2」の仕様を考えると「星のカービィ ~夢の泉の物語~」と同じである。
だから、比較してしまうのはやむなしという所だ。
良い点
・なし
残念ながら良い点は考えに考えたけど見つからなかった。
前作はハンマー1振りに付き、判定は敵一機のみだったが今回はハンマー範囲の全敵に有効という微修正があるのだが
それは敵が良く重なるのにそのような仕様にした「1」が異常なだけでいい点と誉めるべき点ではない。
悪い点
・ジジイが遅い
前作はスピードアップアイテムがあったが、今作にはない。
ジジイが遅くて「
スーパーマリオブラザーズ」や「星のカービィ ~夢の泉の物語~」をやっていた自分にはかなり苛立つ
ジジイに無理させるなって?
・システム面が酷い
「1」と違ってライフ制などシステム面で変更があったが試作段階だったのだろうか?これが酷い。
最大ライフ増加させるにはステージにあるパネルを20枚を集めることなのだが、ステージクリア後にボーナスとして回収されてしまい、次ステージには持ち越せず0枚になってしまう。
1回死ぬとライフは最大まで回復せず、初期状態であるライフ「3」が固定
ライフを回復させる手段は2つ、ステージに設置してある数少ないハートを取るか
敵を倒すと出てくる赤い宝石を10個集めるとライフが1つ回復するぐらいだ。
が、死ぬと集めていた宝石は「0」になる。
ライフが「3」しかなく、今ライフが少しでも増やしたいのに、何故「0」にする必要があるのか?
コンテニューすると最大ライフ「3」と初期状態に戻ってしまう。
ステージをクリアしてもライフは回復しない。
ハッキリ言って、1度死ぬと詰むゲーム。
「グラディウス」なんかもそうだけどグラディウスは2以降コンテニュー出来る。その際、ステージ最初はパワーアップカプセルが沢山出てくるので
それで復帰することは決して無理ではない。が、この「ドンドコドン2」は無理とは言わないが相当困難と言っていい。
特にラスボス時。
後、細かい不満点はハンマーの素振り時の効果音。甲高い「カン。カン」という。何で何も当たって無いのにそんな音すんの?「ブン。ブン」だろ?
ボスを倒すとおつかいを頼まれたアイテムを出すのだが袋に入っていて全て、同じグラフィック。中身がどういったものなのかさえも分からない。
全然、感情移入できないのだが・・・
製作者は、こういった難しさでクリアしたときの達成感を出そうとしているのかもしれないが
「敵が難しい」とか「ステージが難しい」のならそれらをクリアした時に達成感があるが
システム面で難易度を上げる手法はただプレイヤーを不快にさせるだけだ。
1992年というファミコン後期のゲームなのに何故気がつかなかったのだろうか?
こんなゲームだから後でやった「星のカービィ ~夢の泉の物語~(1993年)」が楽しすぎて笑みがこぼれたわ。
そうだ。一応フォローする点があるとするなら、ボス戦は決して難しくない。
1~2面は初見で倒せるレベル。
3面は1回死んだがコンテニューせずに済んだ。
それ以降も何度も繰り返していれば倒せる。
自分はラスボスに10戦ぐらいやって最終的にダメージ1で勝てたぐらいだもんな~。
コンテニューしてからのライフ3でも攻略できたわ。
ただライフ3状態で敵のパターンや当たり判定を体に叩き込むのはちとツライ。
でも、もしめっちゃ暇2~3時間の空き時間があってファミコンと「ドンドコドン」の「1」と「2」だけがあった時どうするのか?
「寝る」
起きてから別の行動にその分を力を出す。それぐらいのソフトである。
製作者には悪いがドンドコドンシリーズファミコン版は二度とやりたくない。
アーケードの移植で2度とやりたくないのは後「魔界村」か?あれは2周目2面で挫折した。(クリアしてないのでレビュー不可)
アーケードの移植のファミコンは全部だめか?
いや、「タイトー」から出ていた「レインボーアイランド」を思い出した。
こっちは結構難しかったけどクリアできた。勿論、「レインボーアイランド」の方が楽しい。
PS)ラスボス戦を挑んでいる最中。衝撃を与えたわけでも地震があったわけでもないのに画面がバグッて操作不能に陥った。
どうやらゲーム自体も俺を嫌っているようだ(苦笑)
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後、ラスボス戦の仕様が相当おかしいのも評価を下げる原因である。
ラスボス戦は3連戦。
厳密には1戦目は、ステージ5の敵で
2戦目、3戦目がラスボスなのだが、このゲームはボスを倒して、ステージが変わってもライフが回復しないので事実上3連戦させられる羽目になる。
1戦目はボスに吐き出してくるザコ敵をボスにぶつけると赤い宝石が出ることがあるから上手くやると回復させながら戦える。
(ただ、ボス戦の最中に10個も集める必要があるのだから現実的ではない)
が2戦目、3戦目はザコ敵が登場しないため、回復させることが出来ない。
コンテニューするとライフが「3」しかないので下手な人は詰むといっても良い。
こういう点が非常にプレイして辛いわ。
そして、そんなシステム面でイライラさせられ何とかクリアしての待っているエンディング。
「王子様が薬によって元の姿に戻る。お姫様はお礼という事でジジイにキスをする。
そして、城での結婚式で城のものが踊っていておしまい」
スタッフロールすらない。
「虹のシルクロード」や「じゅうべえくえすと」もそうだったな。
RPGでスタッフロールがないのは糞だと言ったけど、アクションであっても後期の作品は同じじゃないだろうか?
容量の問題上、スタッフロールを省略せざるをえなかったんだろうけどこういった作品をやらされると俺には
「コレを作ったのは俺だと残したくなかった」
というスタッフの気持ちが現れているのではないかと勘ぐってしまうわ。
まぁ、当時のゲーム製作者って本名を名乗る事はせず、あだ名を使うことが多かったので誰が作ったか知られてもさほど問題はなかったという点を考慮すればやっぱり、容量の問題なんだろうが・・・
「クソゲー(糞ゲーム)」とまでは言わないが「ヒドゲー(酷いゲーム)」だ。
最後に、このゲームに出てくるボスキャラの台詞をそのままこのゲームに送る事で「ドンドコドン」のレビューを締めよう。
「こんなはずは・・・くるってる。くるってる」
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