髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

「口の周りに毛が生える」という呪いを受けたオッサンがファミコンレビューやら小説やら好きな事をほざくしょ―――もないブログ

機動戦士ガンダムAGE 死亡者座談会 完全版

2012-09-24 21:57:33 | ガンダム系統
※2012年8月12日の「座談会」の完成版ってところです。
但し、全てTV放送を全て見ただけの髭人の妄想であります。キャラの性格や喋りが違うとか隠れた設定があるとかあるかもしれません。髭人の稚拙な文章など不快であるのならば即座にブラウザを閉じられることをおすすめします。



ここは戦艦ディーヴァ左舷MSデッキ
多数のキャラクター達が集まっている。

ウルフ「皆さん、お集まりだな。これより、第2回『機動戦士ガンダムAGE』死亡者座談会を開催します!第1回は、投げっぱなしな感じになってしまいましたので、今回は真剣に、それでいて楽しく行なっていきたいと思いまーす。司会進行は、『白い狼』でお馴染みの『ウルフ・エニアクル』がやっていくぜ!ヨロシク!」

パチパチパチパチ(拍手)

ウルフ「昨日、終わった。『機動戦士ガンダムAGE』本当に、お疲れ!って俺たち死んだから既に退場して休みだったんだけど」

全員「ハハハハ!」

ウルフ「世代の違いとかで初対面の人とか殺し殺されの関係の人もいるだろうけど、全て忘れて腹を割っていきましょう!もうみんな死んでいるんだから!」

全員「ハハハハ!」

※この座談会の参加資格はAGE劇中で死亡の描写があった名前有りのキャラクター達。
だから、寿命で死亡していると思われる「バルガス」や「フリット」「ムクレド・マッドーナ」
アセム編やキオ編に音沙汰なかっただけの「ラーガン」「ラクト」などは除外とする。
死んだときの年齢に準ずるので、『ウルフ』『グルーデック』等はおっさんとする。

ウルフ「という訳で、劇中での死に方がどうだったとかその時、どう思ったとか言ってくれるとありがたいぜ!っとその前に、マジシャンズ8とファントム3のリーダー以外の人たちは大した活躍もなかったから欠席したいとの申し出が出ているぜ!フリットの母ちゃんもだな!
悲しいけど、仕方ないよな。出てきても話すことないしな!」

全員「ハハハハ!」

ユリン『以前、は劇中でMSに乗れって言われたぐらい無理矢理、司会進行をやらされたから今回は違ってホッとしている」

ウルフ「さて、トップバッターを飾るのは『ヘンドリック・ブルーザー』さん!俺は直接は見てないが
ヴェイガン、当時はUEでしたっけ?に攻撃されて負傷しながらも崩壊するコロニー住民を逃がすために
身を挺して作業用ポッドでコロニーのフレームに体当たりしたんですよね?」
ブルーザー「そうだったな。結構前の事で忘れておったよ」
グルーデック「AGEにおける死による安い感動の押し売りの発端となった記念すべき大事故といった所だな」
ウルフ「グルーデックさん。それをもう言ってしまいます?」
グルーデック「事実だし、自分の死に方に不満を持つ者も少なくないだろうからな。」
ウルフ『全く空気を読まないオッサンだぜ』

ウルフ「それで、ブルーザーさんは何か言いたいことなどは?」
ブルーザー「グルーデック君に言われてしまったが私自身、早めに退場できてよかったと思っているよ」

ウルフ「ということで、次は『ドン・ボヤージ』のおっさん。ヴェイガンの戦艦に突撃かけてましたね」
ドン・ボヤージ「お前も今はおっさんだろうが。ワシは仲間達を特攻をかけたというのに無傷でおしまいだ。
それはワシらのMSでは奴らのMSや戦艦に太刀打ち出来ないにしてもだ。
少ししたら何の説明もなしに連中ににダメージを与えられるビームサーベルやビームライフルをラクト含めワシらの仲間に
支給されているのは納得がいかんわ。1つや2つでもいいからワシらにも分けてくれればもっと活躍できたというのに・・・出番も少なめでやることが急だったから誰もさっきのブルーザーさんと同じ感動させられんかったなぁ」
ウルフ「漢気はあったよ。うん。フリットも泣いていたし、やったことに意味はあったよ」

ウルフ「次は、AGEにとって最も重要と言っても過言ではない『ユリン・ルシェル』ちゃん。
俺を殺ったデシルに能力だけ利用されてデシルにあと一歩でやられる寸前のフリットを庇ってやられてしまったんだよね」
ユリン「はい」
デシル「ごめんごめん。いや、あの時は俺もガキだったからさ。ホント、悪いと思っているよ」
ウルフ「本当かぁ?俺を殺った時も、マジシャンズ8を利用してなかったかぁ?」
デシル「いやいや、あの時もすまなかったと思っているよ。いや、ホント。今はそんなつもりないからさ」
ウルフ「どうだかな~。で、ユリンちゃん。あの後、フリットに物凄い影響を与えているけど」
ユリン「ちょっと怖いぐらいに・・・でも、最後の最後で良い役をもらえたので私は良かったと思います。ちょっとだけですけどね」
ウルフ「そうだよな。俺もそうだけど三世代編のOPで出てきた俺や『グルーデック』のオッサンと後、『ルウ』ちゃんは恵まれているよな」
ルウ「だったら、私もキオの精神世界などで出たかったところだけど・・・」
ウルフ「キオに迷いがなかったのが出番なかった最大の原因」
グルーデック「恵まれているというが復帰してすぐに死んだがな」

ウルフ「・・・。そのオッサンが殺した最初のヴェイガンの基地司令、『ヤーク・ドレ』こと『ギーラ・ゾイ』さん」
ギーラ「ふん。我がアンバットを貫通させた憎き艦に呼び出されるとはな」
ウルフ「まぁまぁ。そう言わずに、でも、あのおかげでその後のフォトンブラスターの威力が分かったんだからさ。
でも、要塞貫通されて中にいて良く無事だったよな」
ギーラ「ふん。地球種とは出来が違うのだ。地球種とは(震え声)」
ウルフ「それで、グルーデックのオッサンに背後から撃たれてましたっけ?」
ギーラ「そうだ。とは言っても私の手引きで彼の家族が死んだのだからお互い様というところだがな」
グルーデック「皮肉なことにそんな私はお前の息子に刺されて死んだ」
ギーラ「うむ。憎しみの連鎖というやつだな。その後、息子はアラベルは殺された。
私としてはヴェイガンとして私のことをなど考えず立派に大成してほしかったのだが」
アラベル「でも、父さん。俺はやったんだよ。父さんの仇をこの手で」
ギーラ「ああ・・・もう何も言うな。お前は私を愛していたし、私もお前を愛していたよ」
グルーデック「やはり家族はいいものだな」
ウルフ「そういえばここには来ていませんがグルーデックさん。家族とは?」
グルーデック「勿論、会ってきたよ。随分と年老いて『おじ~ちゃんみたい』だと娘に笑われたが受け入れてくれたよ」
グルーデック「みんな死んだ身だ。昔のことは忘れようじゃないか。ゾイ親子」

手を出すグルーデックに握手するギーラとアラベル。

ウルフ「ちょっとウルッと来てしまういい展開ですね。
AGEはそれからフリット編からアセム編へと移行していった訳だが、最初の死者は・・・
マジシャンズ8の奴らで、その次が『イゴール・エバンス』というコロニーの『ソロンシティ』工場長。
でも、欠席って事は、俺じゃないか」

向き直る。

ウルフ「デシルが操るマジシャンズ8からアセムを助けようとした所でデシルに後ろからスバッと刺されたわけ・
ユリン「後ろからばかりですね。私のときもそうでしたけど」
ウルフ「君が言うと、誤解する人がいるからやめておこうぜ」
ユリン「?」
デシル「ごめんな。あの時はフリットを勝つこと、倒すことばかりに気を取られすぎていていてな。
今じゃこれっぽっちも思ってないからさ」
ウルフ「そういえば、そのフリットが乗る戦艦に手も足も出せない状況は失笑ものだったぞ」
デシル「あ、あれは態とディーヴァの近くで挑発していたんだよ。フリットをMSで倒すためにさ」
ユリン「ガンダムシリーズで戦艦に押さえられるパイロットっていましたっけ?」
デシル「逆襲のシャアのレズンさんがいるじゃないか!しかもやられているし!」
ウルフ「しかしなぁ。あれはチェーンって人がサイコフレームというチートアイテムが持っていたしなぁ」
デシル「なんにしても、アスノ家を脅かす存在としてあるべきだったと思うんだがなぁ」
ウルフ「それは弟のゼハートがやってくれるだろ?」
デシル「ゼハートぉ?へ!!イゼルカント様に気に入られただけの無能指揮官じゃねぇか」
ウルフ「その話はキオ編に入ってからにして・・・その次は」
ダズ「デシル様が言うとおり、その無能指揮官に命までかけた私、『ダズ・ローデン』です」

ウルフ「お、急に出てきたから驚いたぞ。おっさん。
ダズ「私はXラウンダー能力を強制的に引き出す『ミューセル』身に付け、フリット・アスノに捨て身の攻撃を仕掛けましたが返り討ちに遭いました」
ウルフ「アンタは、キオ編でゼハートの精神世界に出てきたから案外優遇されている方だよな」
ダズ「しかし、間違った方向に押してしまった私の責任でもあります」

ドール「そう。私もその精神世界に出てきた」
ウルフ「『マジシャンズ8』の唯一の参加者、順番的には『レミ』ちゃんが先だが、まぁいいや」
ドール「私は『ドール・フロスト』『ゼハート』の大気圏突入に対して命をかけて庇ったのだがな。
やったことと言えば妹にガンダムを死んでも足止めしろと言ったぐらいだ。エデンなどなかったに等しい」
ゼハート「・・・」
ドール「これはマジシャンズ8の総意だが毎回2人ずつ殺されていく我々は生きている心地がしなかったぞ」
優れたパイロットという扱いなのに、名前ありのパイロットを倒したのは『ミンク・レイデン』のみ。
しかも相手は作業ポッド乗りの整備兵。泣けてくるわ」

ウルフ「と、そこで出てくるのが『レミ・ルース』ちゃんだ。オブライト機専門だったから接点まるでなかったけど」
レミ「そうですね。私は『フォトン・ブラスター』を修理した直後にやられてしまいました」
ウルフ「血まみれの姿を晒す女の子ってのも珍しいよね。大抵、そうなっても爆発に巻き込まれて綺麗サッパリなのに」
レミ「そういう役柄でしたからしょうがないですよ・・・」
ウルフ「オブライトについてはどう?」
レミ「正直、ちょっと・・・キオ編で引きましたねぇ」
オブライト「!?」
レミ「いくら婚約したって言っても艦内でちょっとご飯をご一緒したぐらいですからね
それで、20年ぐらい経っていてまだ私のことを考えて・・・
敵のビーム砲が狙っているのに執拗なぐらい敵の女性を狙って相打ちしてから『私に会える』って・・・
出来れば別の女性と結ばれた方が幸せだったんじゃないかって思いました」
オブライト「・・・」

ウルフ「ハハハハ・・・言うねぇ。レミちゃん。次は、『メデル・ザント』さん。
アセム編最後に出てきてアセムに倒されたパイロット」
メデル「もう誰も覚えてないだろう。変な被り物をしていたと思ってくれればいい」

ウルフ「そうですよね。それ以上いいようがありませんし、そして、キオ編、三世代編!
そのトップバッターは『ファントム3』の一人って事は・・・『シャナルア・マレン』さん。
キオにいきのこる戦い方を教えたものの、自分は重病の妹の治療費を稼ぐためスパイ活動して敵機と相打ち」
シャナルア「すぐにバレちゃって、スパイしていた側にやられちゃって・・・
妹がどうなったか知りたいわ。
でも仮に病気が治っても、『その手術費は死んだ姉がスパイした金だ』って言われて苦悩させちゃうんだろうけど・・・」

ウルフ「おもっ・・・では、気を取り直して、『ルウ・アノン』ちゃん。『マーズ・レイ』で余命が短い中、キオによって
延命薬をもらって少しだけ命を長らえて、『セカンドムーン』の名所までキオとデートしていたっけ?」
ルウ「は、はい。あの時は楽しかったです」
ウルフ「一応、君が三世代編に出てくる人の最後の死者って事になるね」
ルウ「私は、大したことはしてません。キオにとってはフリットさんにとってのユリンさんと同じように大きな影響を与えたみたいですけど。でも、そのキオが最終回、何にも出来ていなかったのが残念です。ただ、人を殺さないようにしていただけで・・・」
ウルフ「しっかりしてほしかったよね。確かに・・・」

ウルフ「次は『ジラード・スプリガン』だけど、ここは本名で『レイラ・スプリガン』さん。Xラウンダー能力が暴走した挙句、フリットにトドメを刺されたんでしたよね」
レイラ「そう。何が何だかわからなくなっちゃって。最後は『ジラード』に優しい言葉をかけられたかったのに
何故か『ゼハート』が出てきたわ。全く、そばに女なんか連れたさっきも言っていたけど無能指揮官」
フラム「けれど、あなたは嫉妬してらっしゃったのではないかしら?」
レイラ「アンタ、いたの?ふん。アンタなんかどうせ部下って事で相手もされないくせに」
フラム「そ、そうだけど、最後の最後は私のこと愛した人って言ってくれたもの」
レイラ「その人に死んで来いって言われちゃって不憫よねぇ」
フラム「むきぃぃ!けれどあの時は」
ウルフ「ちょっと、二人とも置いておいてね。それでレイラさんは亡くなった『ジラード』さんには?」
レイラ「勿論会ったわ。あの人も連邦のせいで死んだんだし、ちょっと歳取ったって言われたけど愛してくれたわ」

ウルフ「仲がおよろしいことで・・・次は・・・元連邦の『アローン・シモンズ』
味方であるヴェイガン兵の殺してまで生き延びようとして『フラム』ちゃんに汚らわしい奴と言われて殺される」
アローン「私の軟弱さがそう言わせてしまったのでしょう。ですが、それでよかった」
ウルフ「?」
アローン「綺麗な人に罵られるなど至福の時ですわ」
フラム「変態」
アローン「うう~ん!!もっと言って!」
ウルフ「餌を与えちゃダメだよ。フラムちゃん。お次はアビス隊の『デレク・ジャックロウ』
敵艦の不穏な挙動が気になって近づいたらディグマゼノン砲に落とされたパイロット」

デレク「わざわざ取り上げてくれなくていいですよ。俺はただアビス隊いただけで、劇中で個性も出せていませんし」
ジョナサン「俺は『ジョナサン・ギスターブ』。俺もデレクと同じように後で取り上げてくれるんでしょうけど、結構です。デレクと以下同文。フラムさんにやられたってだけで・・・」
デレク「俺たちが出るとみんな『誰?』ってだけで盛り下がるでしょ?」
ジョナサン「はい。スルー推奨。スルー推奨」

ウルフ「自分で言うのが涙を誘うな。次は最後の『ファントム3』『ゴドム・タイナム』
特徴的な姿の『グルドリン』に乗っていて、セリックによって倒された」
ゴドム「ガンダムでもない奴に倒されたのは、未完成品だったからだ!あれが完成していれば、ガンダムにも!」
セリック「あれは、完成していても大した事はなかったと思うがな」
ゴドム「なにぃ!?」
ウルフ「ここで熱くなるのは厳禁だよ」
セリック「そうそう。クールになろうぜ。俺なんかはアンタを倒したあと、後方不注意で敵艦に激突して
身動き取れなくなって、『フォトン・ブラスター』で殺されただけだもんな。
ゴドム「そうだったな。悪い悪い。空しくなるよな。すぐ出て殺されてくってのは・・・」
セリック「まぁな。一昔前なら『エース・コンバット3』の『キース』の『挟まっちまった!』なんてネタにされたかもしれん」
ウルフ「懐かしい!そういえば、ナトーラ艦長といい感じになっていたように見えたけどそこんところはどうなの?」
セリック「彼女はドジなの妹みたいなもんさ。世間で言うドジっ娘。そういう見えただけで恋愛感情はないよ」
ウルフ「なかなかクールね。俺ならミーちゃんみたいに声をかけていただろうが」


ウルフ「次に出たのは『デューン・アノン』
『ルウ』ちゃんの兄で『キオ』と戦ったけど負けて漂っているところをザナルドにやられたという」
ディーン「はい。折角、味方機として俺を倒すのならザナルドさんはキオを倒して欲しかったところですけどね」
ザナルド「俺とお前はキオに「バーストモード」にさせるスイッチみたいな役目よ。やられるべくしてやられたというところさ」
ディーン「酷い扱いですね。俺たち兄妹って・・・キオに影響を与えるキャラってだけで・・・
最後はキオは怒ってMSで突っ込むだけで・・・」
ザナルド「取り敢えず握手しようぜ。俺もそのあと出てくる」
ディーン「ハイ」

がっちりと握手

ウルフ「次は、ディグマゼノン砲射線上にフラムと共に残った『レイル・ライト』。オブライトによって倒された。
レイル「私も大した役じゃないのでスルー推奨ですよ。何もしていませんもん」
ウルフ「最後辺りはホント、死人のバーゲンセールだなぁ。
そして、次は『フラム』ちゃんとと相打ちになった『オブライト・ローレイン』。
ウルフ隊のメンツが地味に頑張っていて俺は嬉しいぜ」
オブライト「俺は引かれた・・・俺は引かれた・・・」
ウルフ「さっきの『レミ』ちゃんに言われた事が未だにショックか。レミちゃん。何か彼に勇気づけるような一言を」
レミ「おじさんはちょっと・・・」
オブライト「ぐはぁぁぁぁ!!」
ウルフ「レミちゃ~ん」
レミ「ちょっと急に会ったんで私自身気が動転しているのかもしれません。ですからあまり気を落とさないで下さい」

ウルフ「オブライトは何とかレミちゃんが慰めているとして、次は『ザナルド・ベイハート』ディマゼノン砲に巻き込まれる」
ザナルド「ゼハートの邪魔をしたのは俺だからな。自業自得というところだが、
そのディグマゼノン砲が無人のディーバ含めて敵5艦のみというクソみたいな戦果だったのが許せんがな。無能指揮官が」
まぁ、さっき言ったが俺の役回りはキオを怒らせるだけさ。それでおしまい。ガンダムを捕まえたのが俺の最盛期だったな」

ウルフ「で、オブライトと相打ちになりつつ、ディグマゼノン砲で焼かれた『フラム・ナラ』ちゃん。綺麗だったなぁ」
フラム「死ぬシーンで目立たさせるのはAGEの通例ですから」
ウルフ「お、案外、冷静なんだね」
フラム「それだけたくさんの人たちを見てきましたから・・・」
ウルフ「まぁ・・・ね。それで、ゼハートについてはどう思う?君に命をかけてガンダムの囮になれって言われて」
フラム「あの時は、ゼハート様の夢の実現のための捨石になるのは光栄に思っていたのですが、
すぐに追って来られたのは喜んでいいのやら悲しんでいいのやら・・・」
ドール「全く、兄妹がお前の為に犠牲になったというのにアッという間にやられて・・・」
フラム「兄さん。ゼハート様は」
ドール「お前は、ゼハートに甘すぎる。そうだろう?ゼハート!」

ゼハート「は、はい~!お、お兄様!!」
ウルフ「さてそんな『フラム』ちゃんを犠牲にしたにもかかわらずガンダム3機が健在だということ知り、逆上して突っ込みアセムに完膚なきまでに叩きのめされた『ゼハート・ガレット』。様々な人がお前のために死んでいったけどどう思う?」
ゼハート「も、元々、俺はそんな器じゃなかったんですよ。それをイゼルカント様に祭り上げられて・・・その気になってしまって。だから、精神世界でみんなに笑われる始末・・・」
ウルフ「多くのガンダム史上、最も情けないライバルとして語り継がれるだろうなぁ」
ゼハート「いや!それは、『Vガンダム』の『クロノクル・アシャー』よりはまだ!彼は死ぬときに姉さんに助けを求めて」
ウルフ「あの人も相当だけど、自分の機体よりも旧型の敵に出撃から1分程度で撃破されるなんて、『機動戦士ガンダム』の『コンスコン』もびっくりだよ」
ゼハート「うう!」
フラム「ゼハート様を責めるのはやめてください!もう死んだんですから償ったではないですか!」
ウルフ「ぞっこんだなぁ。お兄さんは妹さんについてどう思うの?」
ドール「目を覚ませフラム」
フラム「ゼハート様がダメダメなら私が永遠に補佐してみせます!」
ドール「そうか。お前がそこまで言うのならば・・・」
ウルフ「アンタも相当だな・・・」

ウルフ「そういえば、最後に『ユリン』ちゃんや『ドン・ボヤージ』のオッサンに『ブルーザーさん』フリットの母ちゃん『マリナ』さん。後、『俺』『グルーデック』のオッサンも若返ってちょっとだけ仕事をしたな」
ドン・ボヤージ「ワシはいただけで、台詞がなかったぞ」
ブルーザー「私もだ」
ウルフ「ここに欠席したフリットの母ちゃんもそうだったぞ。それは大人の事情って奴だから我慢するところだろ」
ドン・ボヤージ「お前ばかり優遇しおって」
ウルフ「それは、カッコいい奴は優遇されるのは当たり前だろ。で、フリットの説得にあたったわけだ」
ユリン「急に呼ばれて戸惑いましたけどね」
グルーデック「私は言わされているような気がしたがな」
ウルフ「オッサン。冷めすぎているんだって・・・また役もらえたんだから素直に喜んどけって」

ウルフ「そして、みんな待っていた!戦争の発端。ヴェイガン首領『フェザール・イゼルカント』さん。戦死という訳ではないものの、劇中で亡くなったので登場してもらったぜ!」
イゼルカント「皆さんには、色々と強いてしまって申し訳ないと思っているよ」
ウルフ「アンタ、最後、戦争はしたくなかったとか言っていたけど、アンタがそれを言ったら、必死こいて戦ってきた俺たちが浮かばれないだろ?」
ギーラ「そうです。エデン実現のために我々は身を粉にして戦ってきたのですぞ」
ゼハート「私はエデン実現のためにフラムを失うという事をしたのですよ!」
ウルフ「あ、ゼハート元気出た」
イゼルカント「コ、コールドスリープにはある副作用があってな・・・眠っているときに夢を見てな。コールドスリープ前の記憶がちと曖昧になってしまうのだ(震え声)」
ウルフ「選民思想であるのなら全ての憎しみを食らうぐらいの気持ちでやってもらいたかったもんだな。キオが死んだ息子に似ているから託すなどと情けない事を言っていたしな」
イゼルカント「人間が人間らしく生きるのならば子を愛して何が悪いのか」
ウルフ「いろんな人の家族とかを散々奪ったのがアンタだろうが。それで戦争したくなかったとか、自分に甘すぎるだろ」
イゼルカント「コールドスリープに副作用がなぁ~」
ウルフ「そして、最後、キオに地球を託すとか言っていたけどさ~。アンタにそんな権限ないだろ。せめてヴェイガン全ての命運を託すぐらいじゃないか?」
イゼルカント「あ~あ~。コールドスリープに副作用が・・・」
ウルフ『ずっりぃぃ!このオッサン!耄碌している振りしてやがる!!』

ウルフ「これこそが『機動戦士ガンダムAGE』という作品だったって訳だなぁ~(しみじみ)。
みんな、それぞれ、思うことがあるだろうが、共通して俺たちは死んだんだって事で仲良くいこうぜ!
死者が多過ぎって気がするけどな」

全員「ははははは」

ウルフ「という事で、機動戦士ガンダムAGE死亡者座談会を終了とさせていただく!
そこで、最後にユリンちゃん。締めのあの一言をどうぞ!」

ユリン「人がいっぱいいてちょっと緊張するけれど・・・

『生きる乗って難しいけど死ぬのも難しいでよね』」

全員「おおおおおおおおお!!」

機動戦士ガンダムAGE死亡者座談会 大団円で 


完 



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