シクロ車の泥対策。シクロのワイヤーまわしは独特だ。レース用に特化した器材は当然レースに対する機能が優先となる。

自転車のワイヤーはブレーキと変速で前後用の4本がある。前ブレーキのワイヤーはハンドルの付け根から直結だが,残りの3本はすべてトップチューブの上を通る。

これは泥対策とともに担ぎの時のことも考慮している。

フレームを下から見ると,実にすっきりしている。当然泥はつまらないが走った後のメンテナンスも大変しやすい。サッと拭けばきれいになる。

そして一番独特なのがフロントディレーラーのワイヤーで,シートチューブの上から来る。

フロントディレーラーは普通下引きなのでシートチューブの下の方にプーリーがつられている。そこで折り返す形になる。

シクロの人気も少しずつ高まってきて,器材に金をかける人も増えてきた。カーボンフレームやディスクブレーキ,さらには電動の変速機と新しい物がどんどん登場している。しかし,担ぎやすさも考えて,あえてスローピングにせずホリゾンになっているトップチューブなど,今のロードにはなくなってきたクラシカルな味わいもシクロ車の魅力だ。
そして,泥でこけたり,階段を担いだり,決してカッコよくない。そんな人間臭さもシクロの味わいだと思う。

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自転車のワイヤーはブレーキと変速で前後用の4本がある。前ブレーキのワイヤーはハンドルの付け根から直結だが,残りの3本はすべてトップチューブの上を通る。

これは泥対策とともに担ぎの時のことも考慮している。

フレームを下から見ると,実にすっきりしている。当然泥はつまらないが走った後のメンテナンスも大変しやすい。サッと拭けばきれいになる。

そして一番独特なのがフロントディレーラーのワイヤーで,シートチューブの上から来る。

フロントディレーラーは普通下引きなのでシートチューブの下の方にプーリーがつられている。そこで折り返す形になる。

シクロの人気も少しずつ高まってきて,器材に金をかける人も増えてきた。カーボンフレームやディスクブレーキ,さらには電動の変速機と新しい物がどんどん登場している。しかし,担ぎやすさも考えて,あえてスローピングにせずホリゾンになっているトップチューブなど,今のロードにはなくなってきたクラシカルな味わいもシクロ車の魅力だ。
そして,泥でこけたり,階段を担いだり,決してカッコよくない。そんな人間臭さもシクロの味わいだと思う。

