京は まったり ロードバイク日和

京都発 自転車ときどきカヌー、ところにより…。

今日は 久々のピナレロ ~冬の広沢~

2012年01月24日 | ロードバイク
久しぶりに金曜土曜と降り続いた雨がようやくやんだ。
今日は久々のピナレロ。ここしばらくシクロのルイガノ号で賀茂川のオフロードを乗ることが多く。ロードの感触が恋しくなってきた。
         

久々のピナレロ。やはりロードのダイレクト感はいい。ペダルやハンドルから伝わるアスファルトからのダイレクト感。ペダルやハンドルからアスファルトに伝えるダイレクト感。これがロードの楽しさ。

路面に張り付くタイヤの感触,レールの上を走るようなハンドリング。そして,スピード感。シクロバイクがシクロクロスに最適なように,ロードバイクはロードレースに最適にできていることを改めて感じた。

         

雨上がりの霧に包まれる広沢。
         
         

墨絵のような景色。モノトーンの水面を青い閃光がはしった。

         

竹竿の上にとまったのはカワセミ。光沢のある青い背中,鋭く長いくちばし,実に精悍だ。
ピナレロ号も赤い閃光となれるように鍛えなければ。



にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへにほんブログ村


この頃 メインの「ルイガノ号」 ~シクロ車は泥に強い~ 後編

2012年01月21日 | シクロクロス
シクロ車の泥対策。シクロのワイヤーまわしは独特だ。レース用に特化した器材は当然レースに対する機能が優先となる。

         

自転車のワイヤーはブレーキと変速で前後用の4本がある。前ブレーキのワイヤーはハンドルの付け根から直結だが,残りの3本はすべてトップチューブの上を通る。

         

これは泥対策とともに担ぎの時のことも考慮している。

         

フレームを下から見ると,実にすっきりしている。当然泥はつまらないが走った後のメンテナンスも大変しやすい。サッと拭けばきれいになる。

         

そして一番独特なのがフロントディレーラーのワイヤーで,シートチューブの上から来る。

         

フロントディレーラーは普通下引きなのでシートチューブの下の方にプーリーがつられている。そこで折り返す形になる。

         

シクロの人気も少しずつ高まってきて,器材に金をかける人も増えてきた。カーボンフレームやディスクブレーキ,さらには電動の変速機と新しい物がどんどん登場している。しかし,担ぎやすさも考えて,あえてスローピングにせずホリゾンになっているトップチューブなど,今のロードにはなくなってきたクラシカルな味わいもシクロ車の魅力だ。

そして,泥でこけたり,階段を担いだり,決してカッコよくない。そんな人間臭さもシクロの味わいだと思う。

         



にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへにほんブログ村


この頃 メインの「ルイガノ号」 ~シクロ車は泥に強い~

2012年01月19日 | シクロクロス
シクロ車は「泥に強い」。

         

シクロのレースは泥がつきもの。わざと水をまいて泥沼をつくるレースまである。

         

先日の希望が丘も藪の中コースはかなり湿って泥状態だった。でも三船師匠は「明日のレースは乾いてくからと滑りやすくなるよ」と一言。なるほど師匠は奥が深い。コースは乾きすぎると滑ってしまう。しかし,その泥も自転車にとってはトラブルの原因にもなる。そのための対策がシクロ車には込められている。

         

泥対策はまずタイヤ。ロードと同じ700Cではあるが,幅は32Cである。今履いているのはパナレーサーが昨年リリースしたCG(セドリック・グラシア)CXだ。国産のシクロのタイヤはまだ少なく,価格もなかなかいい。

シクロのレースは砂地,草地,石畳,アスファルト,そして泥と,まさにいろいろな条件のもと走る。ベテラン選手はコースの特徴に合わせてタイヤを変える。しかし,一本で勝負するにはオールラウンドのものとなる。タイヤの機能は当然,路面への対応だが,それ以上に大切なのが泥の抜けである。この抜けが悪いと泥がタイヤに張り付き,フレームやフォークとの間に詰まってしまうと,もう走行不能になる。

三船師匠によると泥へのひっかかりと抜けには,空気圧の影響が大きい。空気圧を下げると引っかかりは上がるが抜けが落ちる。空気圧を上げるとその逆となる。なるほどだがその按配は経験がものを言う。やはり実践の積み重ねである。

          

もうひとつの泥対策はフォークの形状だ。泥詰まりを防ぐためにブレーキはカンチだが,タイヤとのクリアランスもかなり広い。

                                                          
         

イーストンのEC70Xを使っているが,同じイーストンEC70と比べるとかなり違う。それぞれに機能美がある。

タイヤ周りだけでもかなり違うが駆動系もかなり変わっている。そのことはまた次回。


にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへにほんブログ村


この頃 メインの「ルイガノ号」 ~鴨川を行く  お土産は「みたらし団子」~

2012年01月15日 | シクロクロス
冬場の自転車は,「寒いでしょう。」とよく言われる。きっちりとウエアを着れば,走り出せば暖かい。しかし,足先と手先はやはり冷たくなってくる。

          

そこで,やはりこれがものを言う。ホカロンも今はいろいろなサイズがあって,この靴下用は小さくて薄い。シューズを履いても気にならない。

          

通常は足先の裏側に張るのだが,裏側はぺダリングに違和感を感じるので,上側の張る。一番風があたり冷えるところをピンポイントで温めてくれる。

          

シューズの上からネオプレンのカバーをすれば完ぺき。いざ出発。

          

今日は京都の都大路を全国女子駅伝のランナーが走る。家を出て烏丸通に出ると通行止め,目の前をNHKのでっかい中継車が通る。白バイの後を次々と各地のランナーが走る。いろいろな方言で声援が飛ぶ。その中でも皆の声が集まるのが東北勢である。

          

いつもの賀茂川を走る。今日は日差しは無いが,風もないので走りやすい。土手の上り下りを繰り返しながら,柊野まで。

ここで,缶コーヒーでコーヒーブレイク。あったかい缶で指先を温める。

          

賀茂川は,マガモ,ヒドリガモに加えオナガガモも増えてきた。カモたちは川底の餌を食べるために頭をを突っ込んでよく逆立ちをする。何羽もが集まって逆立ちをしてるとまるでシンクロナイズドスイミングのようだ。

          

ユリカモメもずいぶん人になれ,そばまでやってくる。人の手から直接パンをもらうものもいる。

          

小腹もすいてきたので,出町柳の駅前でみたらし団子を買って帰る。団子の袋をハンドルにかけ,冷めないうちにと家路を急ぐ。

          

熱いお茶と団子で家族そろって,ほっこりタイム。



にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへにほんブログ村



我が家のシクロ車「ルイガノ号」を チョイいじり

2012年01月14日 | シクロクロス
今日は,シクロのルイガノ号をチョイいじり。

          

オークションで手に入れたフレームに手持ちのパーツを無理やりインストールしてつくったルイガノ号。少々歪なところがある。

シクロ用のフレームなのでリアのカンチブレーキ用のアーチがフレームに着いているが,真横の大きく開いた形のカンチブレーキだとジャストフィットする。廃車となったランドナーから取っておいたシマノの斜め突き出たタイプだとワイヤーの引きしろがギリギリだった。機能的には何の問題もないのだが,ずっと気になっていた。

          

道具箱を整理していたら,こんなものが見つかった。これも廃車になったランドナーに着いていたDIA-COMPEのカンチブレーキ用のワイヤー止めだ。少々さびているがまだまだ現役,ペンチでまげてシートクランプにセットする。

          

カンチブレーキ独特のY字のワイヤーは,ブレーキがリムに当たる時に中心の丸い部分にある溝が一直線にならんだポジションが,一番ブレーキに力がかかるようにつくられている。

            

こんな感じに仕上がった。古いタイプのカンチなので微調整がなかなか難しい。自分でいじれるのが自転車の楽しみ。最新のパーツを組み込むのも嬉しいが,古い物を活かしてやるのもまた嬉しい。

          

早速いつもの賀茂川で試し乗り。 ユリカモメが川面で羽を休めていた。家に帰ったらブレーキのあたりをまた調整。
乗って楽しい。いじって楽しいのが自転車だ。


にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへにほんブログ村