宮古島空港から1kmほど北東に宮古島市熱帯植物園があります。12万坪もある広大な敷地の中には約1,600種の亜熱帯の樹木が生い茂り一年中色とりどりの花が咲き乱れます。また、園内には約400mのデイゴ並木があり、初夏の頃、この並木は真っ赤なデイゴの花のトンネルに生まれ変わります。
市民や観光客にも人気のスポットですが、園内に30ヶ所以上もの壕が残されています。植物園の奥には小高い丘があり、園内の小道から見える位置に壕が口を開けています。公園の中に残った戦跡だけに、将来にわたって保存が可能です。しかし、看板一つ無いのは他の沖縄にある戦跡と同様です。
これらの壕は陣地設営のために旧日本海軍313設営隊が1944年10月から構築したものです。
壕の内部です。10mほど進むと左右に分岐し、横の壕と連絡しています。保存状態は非常に良く、丁寧に掘り込まれています。
平和学習にも使われている様です。
戦跡の調査では、草むらの中に分け入ったり、壕の中に入ったりすることが多いのですが、宮古島ではハブに注意する必要が無いので非常に気が楽です。
ハブがいる島といない島があるのですね。
琉球列島の隆起、沈下によってハブがいる島といない島があります。
宮古島はハブが棲息していないので、調査もずいぶん気が楽です。
次回は行きたいと思います。
ハブがいない・・蛇嫌いには 朗報です。
osakakenさん、不思議なことに他の島からハブを宮古島に持ってきても生きられないといいます。
ハブが棲息できない何かがあるのでしょうねえ。