管理人のうちなーライフかりゆし日記

管理人てぃんがーらが沖縄の生活を綴ります。

嘉手志川

2006年07月29日 | 博士の研究日記
糸満市大里の嘉手志川に行ってまいりました。
ここは、夏でも冷たい水がこんこんと湧き出る泉で、古くから住民が農業用水や生活用水として利用してきました。
今は子供たちの水遊び場になっています。
北山、中山、南山の豪族がその勢力を争っていた三山時代、南山の最後の王「他魯海(たるみぃ)」は、中山王「尚巴志」が持っていた金屏風が欲しくなり、嘉手志川と金屏風を交換してしまいました。その結果、南山の人々は嘉手志川の水を使えなくなってしまい、他魯海は住民の人望を失うことになりました。その機に乗じて、中山の尚巴志が南山に攻め込み、1929年に南山は滅亡したということです。
周囲には大きなガジュマルが茂り、その下に入ると夏の日差しが遮られ、涼むのにもってこいです。


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