はじめまして、ひできちです☆☆☆

いい記事が書けるか心配だなー

謡曲をまた始めよう

2016年07月01日 | 音楽

ふと頭の中に謡曲「鶴亀」が浮かんできました。今から30年以上も前に謡曲を習いましたが、この年になって当時のことがよみがえりました。
会社勤めをしているころ何か役に立つ趣味が無いかと探していたところ、近くの公民館で謡曲の講座があるのを見つけました。 民謡や詩吟は声がよくないとダメと思っていましたので、これ幸いと謡曲を習うことに決めました。 週半ばの夜の教室でしたので、この日は仕事を早めに切り上げて出かけました。 残業があるときは教室でけいこをした後、また会社に舞い戻って仕事をかたずけました。 若かったのですね。

全くの素人で教室に飛び込みましたが、先生も「鶴亀」から始めてくださいました。 一緒に習っている生徒さんは初級の方から上級の方まで、男女、年齢もさまざまでしたが、同じ教本で教えていただきました。 教室で習ったあと家に帰って復習をし市販のけいこ用カセットテープを購入してそれでけいこを続けました。 見台、謡用扇、仕舞用扇、紋付き袴も揃えて、年2回、公民館と先生が教えておられる他の教室の生徒さんとの発表会にも出てけいこに励みました。 1から習い始めてちょうど10年で止めることになりました。転勤になったからです。 謡10年といいますがまさにその10年間でした。

祖父も父も同じ観世流を習っていたようです。 血が騒いだかもしれません。
10年の間に習った謡曲本が箱にいっぱいになっています。CDを2枚購入しましたので(各3曲)またその本を引っ張り出して、一人でうなることにしましょう。
世の中で自分一人になったとき、謡曲本があったらそれと聖書があったら大丈夫です。

 

 

 


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