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スーパーファミコンソフト『天地創造』をクリア。音楽面もゲームとしても素晴らしい作品でした

2014-11-05 20:25:00 | ゲーム/全般


スーパーファミコンソフトの『天地創造』をクリアしました!
スーファミ時代に活躍していたゲーム開発会社・クインテットが開発し、
エニックス(当時)から発売された作品です。

これ、かなり前から気になってたんですよ…!
『天地創造』が発売された1995年当時、僕はまだ小学生でした。
当時、テレビ東京で放送されていたゲーム情報番組「スーパーマリオスタジアム」で
これが紹介されてるのを見て、存在を知ったんです。

でも当時って、スーファミソフトの定価は1万円くらいしたんですよね;w
小学生なので、自由に使えるお金もそんなになく、
たくさんゲームを買うこともできず、当時はプレイできなかったゲームなのでした。

※そういえば、『魔法陣グルグル』のアニメで、『天地創造』のCMを見たのを覚えています。
 動画を見つけたので紹介しておきますね。懐かしい…!!w
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時は流れて、2013年。
みんなで決めるゲーム音楽ベスト100まとめwikiの「癒しBGMランキング」
『天地創造』の楽曲が1位になったのを見て、再度気になりはじめ。
おもしろいよ、音楽がいいよという評判を聞き。
やってみたいなという思いは少しずつふくらんでいきました。

ただ、僕が小学生の頃からずっと所持しているスーファミ本体は
電源が入らなくなってしまっており、「もう動かないかな…」と諦めかけていたんです。

そして2014年。たまたま、スーファミのACアダプタを中古ショップで見かけまして。
物は試しかなと思ってACアダプタを交換してみたら、スーファミの電源が入り、
問題なく使うことができたのです!
そしてつい最近、『天地創造』のカセットを買いまして。



発売から19年が経ってようやくプレイできました! スーファミ実機で!!w





さてさて、そんな『天地創造』という作品の内容なのですが。
主人公の少年・アークが、ひょんなことから世界を蘇らせるという使命を背負うのです。
何もない海に5つの大陸を作り、植物や鳥、動物、そして人間を復活させ。
電気や電話、飛行機などを発明させ、文明を発展させてゆく……。
という、まさに“天地創造”な、とてもスケールが大きい作品です。

ジャンルはアクションRPGとなっています。
僕はもともと、敵をさくさくと倒していけるアクションRPGが好きなんですけど、
『天地創造』は操作性が非常に良好で、快適にプレイすることができました。

ただ、2体ほど、倒すのにかなり苦労したボス敵がいましたけどね!w 
ゲームバランスはちょっと大味というか、難があります;
(まあ、レベルを上げたり、魔法を使ったりすればなんとかなりましたがw)

ワールドマップには、インダス川、ゴビ砂漠、エアーズロックなどなど、
実際の地球上に存在する地名が(名前を多少もじったものも含めて)たくさん出てきます。
学生の子がプレイすれば、地理の勉強になるかもですね!w

ゲームを進めるうえでのヒントはやや少なめなので、分からなくて色々世界を
さまよったりすることもしばしばありましたが、そういうのもひっくるめて
「旅してる」感覚がよく出ており、プレイしていて本当に楽しかったですね。





あと、特筆すべきなのが音楽面。もーー、音楽が本当に素晴らしかったです!!
小林美代子さん(※)と曳地正則さんのお2人が作曲を担当されています。

 ※小林美代子さんは、現在は高岡美代子さんとして、
  かわいらしい動物のアクセサリーを作りながら、
  サウンドクリエイターとして活動していらっしゃるそうです。
  ◇高岡さんの公式サイトはこちら⇒「soundforest」 

ゲームを始めて、まず最初の町で流れる曲「帰るべき所」(先述の、癒しBGMランキングで
1位になった曲ですね)もよかったんですが、
僕が『天地創造』の音楽で一番衝撃を受けたのが「旅立ち」というフィールド曲です。
最初の町を出た瞬間。
フィールドの表現に驚き、音楽の壮大さに心を撃ち抜かれました。
寒気がするくらい、全身に鳥肌が立ちました・・・!
ゲームやってて、こんなに心が震えたのって、本当に久しぶりでしたよ。

あとは、もうひとつのフィールド曲「さらなる広い世界へ」もいいですね。
雄大さと美しさ、そして全体に漂う切なさがたまらないです!
プレイする手を止めて聴き入っちゃったこともしばしばあったぐらいで!w

他にも、「エバーグリーン」、「ZOO」、「祈り」、「わがままライオン」、
ボス戦の曲「立ちはだかるもの」、ラスボス戦の曲「すべてを乗り越えて」などなど、
たくさんの素晴らしい楽曲群がゲームを盛り上げてくれて、
『天地創造』の世界を存分に堪能することができました。





これからプレイされる方もいらっしゃるかもしれないので
ネタバレを避けて書くと、エンディングでは、
“人間とは何か” “本当の幸せとは何か”ということを考えさせられました。
切ない終わり方なんですけど、最後の最後で救われる(ように思える)表現があるのがいいですね。
エンディングの美しくて心地よい音楽も、じんわりと心に沁み入ってきましたよ。

この作品は2014年現在、バーチャルコンソールで配信されていないので、
正規にプレイする手段はスーファミの実機しかないのですが、
ご興味のある方はぜひ、スーファミとソフトを買ってやってみてくださいね。
あなたの心に何かを残してくれると思います。

発売からだいぶ時間が経っちゃいましたけど、プレイして本当によかったです!
すばらしい作品でした。
これから先、ずっと語り伝えていきたいと思います。


余談:

▲天地創造 クリエイティヴ サウンドトラックス

サントラも発売されてるようなんですが、だいぶプレミアがついちゃってるみたいですね;
1万8千円って。。。(汗
あと、未収録曲も30曲近くあるようなので、
完全版のサントラが出たらいいなぁなんて思ってます!
『天地創造』の版権って、今はスクエニさんが持ってることになるんでしょうかね…。
お願いするとしたらスクエニさんかな。
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1 コメント

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Unknown (メイホウ)
2015-05-11 01:07:30
僕も去年の11月くらいにプレイしました。このゲームは忘れないでしょう。好きです。同じような人がいて嬉しいです。
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