私、はげたかが若い頃は、冬タイヤといえばスパイクタイヤだった。昭和60年、運転免許を取ってまもなく、スパイクピンがアスファルトを削ることによって起こる粉じん公害防止のため、スタッドレスタイヤが普及していくことになる。車好きだったはげたかは、初冬と早春はスタッドレス、真冬はスパイクと使い分けた。スパイクは、ラリータイヤに別注のカップピンかマカロニピンの打ち込み仕様で、BSのポテンザRE39が主流のなか、私はヨコハマのWR13やIT14を好んだ。長女が生まれた翌年に買ったレガシィにも、IT14の195/65-15のカップピン仕様を履いて、豪雪地帯の羊蹄山麓を走ったものだ。（なお四輪とは別に、二輪、とりわけ原付はスパイクタイヤ規制から除外されがちで、どこでも走りやすかった）
現在、妻用のスズキ・アルトラパンのスタッドレスは２年使用で、ジムニーは４年ほど使用で買い替えている。BSのスタッドレスタイヤは評判が良いが、はげたかはブリザックMZ01を登場当時アイスバーンでの効きが素晴らしいと思ったのだが、のちに平成10年ころ履いたMZ02（03かも知れない）にはがっかりしたので、以後ヨコハマのタイヤを履き続けてきた。
今年はラパンの冬タイヤを買う年。今も付き合いのある中学時代の友人がタクシー運転手なので、本人含め周囲の評判を聞くと「VRX」とのこと。そこで、久しぶりにブリヂストンのブリザックVRXをラパンに履かせてみた。回転方向はないが、外内の指定はあるタイヤ。組み込み直後、タイヤの凹み具合に「空気圧不足？」と感じたが、もともとサイドウォールの膨らみが大きいのかな。
ところでジムニーの冬タイヤはヨコハマに限る。ノーマルの175/80-16は各社で出しているが、185/85-16や195-16などのひとまわり太いサイズは基本的にヨコハマのみ（一部、ライトトラック用のラインナップも含めるなら、他社にもあるが）。ジオランダーITS-G073、平成24年に買ったものは、先日着けてみるとブロックの斜め減りがかなり気になる。空気圧は試行錯誤で1.7kgにしてきたから、減り具合はかなり均一だが。
ちなみに冬用ホイールはブラッドレーＶだが、さすがに10年の使用でナット周りが腐食してきた（レンチによる傷のためではないと思う）。
とーちゃんが二十代の頃、街中にはラリー車等の公道走行可の競技車輛を見かけ、補助灯も普通だったものだ。ヘッドライトバルブは、標準の60/55Wから、リレー配線を介して100Wや135Wを付けたものだ。イエローバルブが流行ったのもその頃。車好きのとーちゃんももちろんハイワッテージバルブを付けたし、SA22Cセブンの際は規格型丸レンズをPIAAに交換した上、リレー配線も組んで150Wバルブを付けた。確か１個５千円くらいして、１年に一度は切れた。
その後、平成の初めくらいからか、イオンバルブ？と言われる60Wの消費電力で非常に明るいバルブが登場し、色も白や薄い黄色、やがてリレー配線はカーショップから姿を消したように思う。
ちなみに、とーちゃんのバイクでは、ゴリラにはデイトナ製の明るいハロゲンバルブ、6V電装のCT110にはマツシマ製のハロゲンに交換（それでもかなり暗い）、同じく6V電装のTLR200にはもともとハロゲンが付いているし、予備バルブはマツシマ製を買い置きしている。
なお、HIDやLEDなどは私は知識も経験もないことをお断りしておく。
長年使っていた、レンズとバルブ別体式のスタンレーのレンズが割れてしまい、２年前にレイブリック・ブランドのマルチリフレクターユニットに交換した。このレンズユニットには、レイブリック・ブランドのレーシングハイパーハロゲンのクリア60/55Wが付いていたのだが、ジムニーにもともと使っていたフィリップス・ブルーヴィジョン4000Kに取り換え、レイブリックのバルブは妻用ラパンに入れ替えた。ちなみにこの時、ラパンのヘッドライトはノーマルから高性能バルブに変わり、きわめて明るくなったのだが、妻は違いに気づかない・汗。
このたび、ラパンのバルブが片方切れた。ショップを数軒歩くが同じ銘柄のバルブが見当たらない。そこで明るさ、白さに満足しているフィリップスの同じバルブを購入し、ラパンに入れてやった。
家の２台の車はH4バルブ。同じ銘柄なら、片方切れた時、２個セットを買いやすい。（経験上、片方のバルブが切れると、続けてもう片方も切れるものだが。）
フィリップスのこのバルブ、２個セットで実売価格２千円ほど。２年経過で切れていないし、このくらい寿命が長ければ優れもののバルブだと思う。明るく、ほどほどに白い。
