冬北海道バイク旅 ~私の場合~

厳冬の北海道を安全・快適に旅するために

JA12ジムニーのテーブル他

2015-07-29 | 車中泊


 テーブルはほぼ完成形。5.5ミリ厚のべニアを灰色に塗装、クランプ2個でグローブボックス下のアシストグリップに固定。固定部分は、角材とゴム板で補強してある。これらの原価はかなり安く、下塗りとラッカーのスプレーを高く感じたくらいだ。擦れ防止のため、べニア板はダッシュボードから数ミリ離している。クランプに貼り付けたシルバーのガムテープも、グローブボックスの蓋や、テーブルに置く物との緩衝材である。
 これだけでは飲食などで強度が足りないので、窓側は黒いドローコードでサンバイザーのステーから吊る。運転席側は目立つ色のドローコードでルームミラーから吊り、手などを引っ掛けないように気を付けている。コードのテーブルへの固定は、穴を開けて結びコブででも良いのだが、板の面を広く使いたいので、化学繊維のコードを火であぶって溶かして平たくつぶしている。

 ジムニーの助手席は、最も前にスライドしても背もたれが水平にはならないので、前輪を何かに乗り上げると睡眠しやすくなる。上記のテーブルは前傾しているので、歩道くらいの高さに乗り上げても問題はない。
 なお、自分ひとりの乗車であれば、このテーブルは取り付けたままでも走行はできるが、その際はセンター寄りのドローコードは外している。助手席の座面にバッグ等を置いたまま、コンビニの弁当を広げる時などにテーブルは重宝する。滑り防止のゴムネットを敷くのも良いかも知れない。

 夏の夕方、涼しくなるまで助手席と運転席の窓は全開。なお透過タイプの黒シェードは写真には写り込んでいないが、窓枠より少し高さがあるので、ガラス&吸盤無しでも上下の窓枠に引っ掛けて固定できる。吸盤が使える高さまで窓ガラスを上げるのも良い。これでいくらか風は通る。

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ある冬のツーリングの思い出(約十年前、北海道北部)

2015-07-26 | ツーリング記録

 夏の暑さが厳しい季節、涼しい画像を出してみた。当時は銀塩カメラ。スキャナの使い方がいまいちで縦横の比率が微妙に違い、ズレがあって見苦しく申し訳ない。

 私、はげたかが40歳になる年の事だったと思う。当時住んでいた増毛町(ましけちょう)から北海道北部を東進し、滝上町(たきのうえちょう)の道の駅でキャンプ。

 ※上の写真は、早朝暗いうちの出発、セルフタイマーで後姿を写したが、遠くて良く見えないか。
 ガリガリのアイスバーンは朝から昼まで同じだが、交通量が少ない内陸の道道は走りやすかった。

 翌日は日本最北の稚内を回り、幌延町(ほろのべちょう)のパーキングエリアでもう1泊。寒いが静かな夜。朝は回転灯を点けた除雪車の音で目が覚めた。当時は缶ビールを3缶ほど飲んでから、空き缶で日本酒の熱燗が定番であった。

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幌ジムニー車中泊での、寝床の工夫

2015-07-15 | 車中泊

 私は身長160センチの痩せ型であることを、最初にお断りしておく。
 後部座席を取り外したり、さらに助手席を取り外したりしてベッド状の物を置くと、ジムニーの狭い車内にも平らな空間は作りやすいだろうが、車検は通らないだろうし、自分は日常的に助手席や、あるいは後部座席に人を乗せる事もあって、何とか車輛に特別な手を加えずにできるだけ快適な睡眠空間を作り出したい。

 助手席の背もたれをできるだけ倒すには、助手席を一番前にずらして後部座席との干渉を最小限にする必要がある。その場合でも、25年間愛用したイグルーの小さなクーラー(12L)を助手席足元に置いて足の置き台としている。このクーラーは高さ27センチであり、これより高い物だと足は入らないと思う。助手席のヘッドレストは外しても外さなくても、背もたれの傾斜には影響しない。このようにリクライニングした座席で寝ようとすると、腰が痛くなる。なるべく腰が曲がらないようにしたい。そこで助手席の座面には、スタイロフォームをカットしたり、段ボールを組み合わせたりして作ったスペーサーを置いて平らにし、カスケードデザインのリッジレスト4分の3身を敷く。ただし、この状態でも背もたれと座面は「く」の字状に曲がっているので、その窪みに安物のスポンジ座布団を丸めて挟んでいる。
※なお、このスタイロフォームは、平成21年に私、はげたかが日高アパートでの単身赴任生活を始めた際、寝袋、エアマット、ウレタンマット、の下に断熱のために敷くのに買った物。アパートでの「寝袋生活」は1年で終わり、ホムセンの安い布団セットを買ったら、セットの値段はサーマレスト1枚より安かった・笑。
 しかし、これだけでは背もたれは若干傾斜しているので、寝ている間に身体は徐々に足のほうへとずり下がる。もっとも足が車体にぶつかって止まるのであるが。

 そこで最終手段として、前輪を何かに乗り上げて、車両全体を後傾させる。写真の場合、道の駅の駐車場の車止めの上に前輪を乗り上げている。(すみません) 適切な高さが決まれば、前輪に敷くための木片等を携帯するのが望ましいだろう。こうすると、身体は若干「く」の字には曲がるが全体的には水平に近くなるため、安眠しやすい。
※たまたま、助手席前方のアシストグリップにクランプでべニア板を固定してテーブルにしたところ、若干前傾している。そのほうが乗せた物が落ちにくくて良いと思うし、車両を後傾させた場合も問題なく使える。

 枕は、マジックマウンテン製のノンスリップ・ピローを、タオルを二つ折りにして「コ」の字状に縫って作った袋に入れて使っている。このタオル袋は、起床後、裏返して結露した窓を拭いたり、そのまま入浴に使って洗浄できたり、便利に活用している。
 なお、スタイロフォームは細かいクズが出やすいので、ポリ袋に二重に包んでガムテープを巻いている。また、このスペーサーを隠すためと、座席の上で膝や足を着いたりした際に、ビニール・縫い目が劣化した古い座席に局所的に負荷がかかりにくいよう、運転席・助手席の両方に、モンベル製のカーシートカバーを被せている。もちろんこのカバーは防水・防汚にも役立つ。

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幌ジムニー車中泊時のシェード

2015-07-10 | 車中泊


 快適な車中泊のためにはシェードが不可欠だと思う。ジムニーのドア窓には、後部座席用として売られているシェードの形が合った。ただし黒の透過タイプなので、睡眠や食事のための助手席側は百均の銀シートを併用し、運転席側はシェードのみとする事が多い。片側を銀シートで覆えば、反対側からも中は見えにくいだろうし、運転席側は窓を開け閉めする事がある。もちろん運転席側の銀シートも切ってあるのだが、両側を銀シートで覆うと中で何かするにはちょっと暗い。

 三角幌のシェードは、同じく百均の大き目の銀シートを使用。Bピラー上部の4か所に洗濯ばさみで固定するだけだ。ちょうど良い形に切っても良いと思うのだが、今後ほかの用途に使うかも知れないのでそのまま。
 ちなみに写真に写り込んでいる黒い突っ張り棒は縦に3本、屋根への積雪と雨水だまり対策である。白い横の突っ張り棒はBピラーのくぼみに合わせてあり、ハンガーやタオルなどを掛けるのに使っている。

 フロントは、よくある屏風式の物をカットしても良いと思うのだが、今のところ小さ目の四角い物2枚で問題はない。G-stoveにメスティンで朝のコーヒー。

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JA12Cジムニーの車中泊の工夫

2015-07-06 | 車中泊


 私が乗る幌ジムニーの車中泊装備についても、追々記録して行きたい。
 ただでも狭いジムニーであるが、三角幌(米国べストップ社製スプリントトップ、別名ファストバックトップ、トライアルトップ)を付けているから、さらに狭い。車内では、後部座席背もたれ上端と幌スクリーンとの隙間があまりないので、荷室とのアクセスは非常に悪く、良く使う物は前席の後のフロアなどに置いている。かといって後部座席を畳むと、助手席のリクライニングがままならないし、荷室の荷物が丸見えだ。まあ外観を考えてこの幌を3枚も愛用してきたので、車内での使い勝手の悪さは自分的にはあまり気にしていない。車中泊する場合は、そのことも考えて工夫すれば良いと思う。
 後部の幌スクリーン3面は百均の大きな銀シートを洗濯ばさみでBピラーに固定、フロントガラスは車用の四角い黒シェード2枚、ドア窓は黒メッシュの後席用シェードと百均銀シートの組み合わせで遮光している。助手席背もたれを倒して寝るのだが、助手席も後部座席も日常使用のために無改造とし、助手席をもっとも前にずらして背もたれが後部座席に当たる程度を弱め、座面にスタイロフォームで形成したマットを置いて、可能な限り平らにしている。助手席足元にはクーラーボックス。寝る面、全体にカスケードデザイン・リッジレスト4分の3身用を敷いて睡眠。幌車は遮音が無いに等しいので、百均の耳栓は必需品である。百均のアイマスクも愛用。
 助手席前方、グローブボックスの下部にあるアシストグリップにべニア板(5.5ミリ)をクランプで固定し、簡易テーブルとしている。物を乗せなければ運転手1名だけの走行で問題はなく、停車時の食事には十分な強度だが、炊事やパソコンとなると補強が必須。具体的には、サンバイザーやルームミラーのステーから、ヒモで板を吊っている。サイズや縁、表面の処理も今後の課題である。

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グレゴリーのデイパックを修理に

2015-07-02 | アウトドア用品(その他)


 平成9年ころに買ったグレゴリーのデイパック。容量は18Lほど。通勤、オートバイの旅、釣り、お出かけ、ほぼ毎日使用してきた。
 メインの気室を開閉するスライドファスナーのスライダーは両方に付いているのだが、フロントポケットのサイドのファスナーが背負った状態で右側にある事から、メインのファスナーはもっぱら左のスライダーで開け閉めしていた。右下に向かって閉める感じである。今年の春、このメインのファスナーのスライダーから引き手が突然とれてしまった。見ると、長年の使用によって引き手の環が擦り減り、切れてしまっていた。グレゴリーのパックには、非常にごついファスナーが付いているものだが、なんと切れてしまった。
 しばらくは右側のスライダーを使っていたが、パック全体の退色も劣化も著しく、最近は別のショルダーバッグを使っていた。しかし、オートバイで日高と恵庭を往復する場合、双方にカバンが必要になるし、愛着のあるグレゴリーも使い続けたい。そこで先日、サッポロファクトリーのA&Fに持ち込んで修理を依頼した。

 2週間後、お店から連絡が入り、取りに行く。国内の工場で修理したとのことで、料金は2千円あまり、完璧な修復。引き手に付いていたナイロンのタブは、糸がいったん解かれ、再度ミシンをかけてくれたようだ。一見して、3つのうちどのスライダーが修理されたのか分からないくらいである。

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