響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

村上春樹・佐々木マキ『ふしぎな図書館』ヒビキの感想

2009-12-22 | 東京の小学生&中高生
というわけで、どうにもせきが止まらなくて一泊でもなどと勧められてとりあえず入院したのが月曜日。ヒビキがやってきて、『ふしぎな図書館』を持ってきたので「どうだった?」と訊くと

「なんにもなくなっちゃう話なんだよ。おかあさんは死んじゃうし、革靴はなくなっちゃうし」

そして帰り際に

「『ふしぎな図書館』は、ママに貸してあげるから」

というので、私は初めてその本を手に取ったのだった。

するとなんとおかあさんは突然先週の火曜日に死んだと書いてあって、まったく本を読まないというのも問題だということを知った。ヒビキはいくらなんでもそんなタイミングだから、すっかり心配してしまったみたいなのだ。

それと、ヒビキの感想はなかなかいけている。「なんにもなくなっちゃう話なんだよ。おかあさんは死んじゃうし、革靴はなくなっちゃうし」ほんとうにそうだ。

というわけで、めでたく二人とも読み終わったのが今週の月曜日というわけなのだった。

ふしぎな図書館 (講談社文庫)
村上 春樹,佐々木 マキ
講談社

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