響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

ニーチェの言葉にあったかどうかはともかく。

2012-04-11 | おんがく


photo by Masaharu


先日(2012/04/07)のライブに際しては、いろいろお褒めいただいたり、さらには写真も撮っていただき、誠に有難うございました。

今回はビッキーズとしては珍しく先立つ木・金の2日、スタジオでリハをしてのぞんだステージだったんですが、ところでその際、ふと気づいたことがあって、これは今後意外と重要だ、と思われたのが、

私はGさんほど音楽が好きじゃない。

ということ。Gさんというのはヒミツめかして言うわけじゃないんだが、言ってよいものかよくわからぬので、とりあえずGさんとしておかせてもらう。

Gさんが、ずっと音楽というタイムラインに意識を集中しつづけ、その音楽がどうなっているかという解析・理解をしつづけ、その音楽をではどうすればいいかについて考えつづけているということ、ついでにそれ以外のことは極力やらないということ──これらに唐突に気づいたということが、まずはきっかけだ。

そこで、そういう探求を私はできないなあ、と気づいたわけである。

いや、そういう探求こそは、私には「やればできる」と思っていたのに、である。

やれやれ。私は音楽がたいして好きじゃないのだ。これは自分にとって大きな発見だった。


ときに。話題の『ニーチェの言葉』に書いてあるかは未確認ながら、ニーチェの「私がどれだけ音楽が好きかは神様だけがご存知だ」という言葉は有名だ(と思う)。

これが積年──私は音楽を専門にやってるわけじゃないけど、これが実は、かなーり音楽が好きなんですよ──と、まあ、そういう思いで引用するにはぴったりのセリフだったわけだ。が。

今となっては、ワグナーという友人がいて、そうまで思うということは、とんでもないことだ、とずいぶん理解がススんだのである。


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