久しぶりに訪れた「ほぼ日刊イトイ新聞」から思わぬ掘り出し物。古いコンテンツの中に、つんく♂さんのリズム論が眠っていたのである(いや、起きていたのかも)。リズム感を養うためにはどんな訓練をすればいいのか? この黄金の質問に、つんく♂さんがズバッと答えているのである。曰く──
「リズムを数える」ということです。
キチンとリズムを数えていれば、
たとえば休符明けの1拍目のリズムに
ちゃんと合わせられるんですよね。
それを意識しないで
合わせようとするからズレるんです。
ですので、頭のなかでリズムを
「1、2、3、4」と
数えるようにすることが重要です。
『ほぼ日刊イトイ新聞』
「樹の上の秘密基地:つんく♂さんに教わるリズム論『リズム天国』でノリ感アップ!」より抜粋
この話、実はつんく♂さんの公式ウェブサイトで展開されているので、そちらのほうがより詳しい。
つんく♂オフィシャルウェブサイト
http://www.tsunku.net/
ところが、つんく♂さんのウェブサイトは残念ながら「フレーム」というhtmlで書かれているので、URLをうまく指定できない。下記のトップページのURLから、「つんく♂のリズム論」というバナーをクリックして、たっぷりご覧ください。忙しい方はなかでも「つんく♂のリズム訓」(2006/07/18)がおすすめ。リズムについてどうなんだろうなあ、と疑問に思っていたことの5つや6つに、ズバズバッ答えてくれているはず。もうほんと、宝の山です。
たとえばリズム感とリズムは違う。リズム感は意識だ。リズム感は意識することによって格段によくなっていく。といったベーシックな論旨の展開から、
「リズム感は、常に感じておくものである。」
※いずれも「つんく♂オフィシャルウェブサイト」より(以下同)
という奥の深い項目もある。これはすなわち村上ポンタ秀一さんが教則ビデオで言っている、歩いている時でもいいからリズムを刻んで自分の中にメトロノームをつくること、というのとまったく同じだと思われる。若干の違いは、つんく♂さんは主にボーカリストを念頭に置いているのに対して、ポンタさんはドラマーに向けて語りかけているところ。
それからつんく♂さんならではの現実的なアドバイスもあってそこもたいへん魅力的。
「リズム感は、3年以上意識していれば、急に悪くならないでしょう。」
つんく♂さんはすでに達観している。
いやはや、これだけじゃないんです、もっといっぱい目から鱗が書いてあります。ぜひご一読を。
ところで私にとってこれが印象的だったのには実はふたつ理由があって、ひとつはそれ自体に感銘を受けたからだが、もう一つは「リズムを数える」ということ、しかもなんとも不器用なようだけれども「1、2と数える」ということを、ちっちゃいころのヒビキがよく自発的にやっていたからだ。
クラシックイタチは、クラシック流儀なため「1・ト・2・ト」という数え方。
夫の場合は口に出して数えることはない。
だから1歳や2歳という年齢のヒビキが1、2と数え始めたのは誰かのまねということは考えられないのである。クラシックイタチこと私は、「なんでそんなことをするのだろう、ドラマーっていうのはこういうふうにずっと数えている存在なのだろうか?」と実は長く不思議に思っていたのである。もしかしたらかつて響けブログに書いたかもしれないと思って探してみたら、たぶんこれだ。
ベビーフェイスのクラプトン入りMTVアンプラグド
2006-04-05
それから1歳の頃のヒビキのドラマーぶりもついでに書いていたようなので、こちらもよかったら参照してください。
毎日ポンタさんビデオを観ていた1歳の頃
2006-04-04
ヒビキはぜんぜん、まったく家ではドラムを練習しない。だけれども、つんく♂さんのアドバイスを読むと、「意識」という「訓練」については結構キャリアがあるなあ、と思われるのだ。0歳から始めているからもう7年である。ゲームセンターにある「太鼓の達人」や、電子ドラムによくビルトインされているメトロノームのリズムチェックソフトなどを「鼻で笑う」ような態度がなまいきだと思っていたが、確かにその程度のことは訓練済みなのかもしれない、と思えてきた。ぶらり、王道である。
でもって、こちらがつんく♂さんがプロデュースされたという渾身のゲームソフト。
「リズムを数える」ということです。
キチンとリズムを数えていれば、
たとえば休符明けの1拍目のリズムに
ちゃんと合わせられるんですよね。
それを意識しないで
合わせようとするからズレるんです。
ですので、頭のなかでリズムを
「1、2、3、4」と
数えるようにすることが重要です。
『ほぼ日刊イトイ新聞』
「樹の上の秘密基地:つんく♂さんに教わるリズム論『リズム天国』でノリ感アップ!」より抜粋
この話、実はつんく♂さんの公式ウェブサイトで展開されているので、そちらのほうがより詳しい。
つんく♂オフィシャルウェブサイト
http://www.tsunku.net/
ところが、つんく♂さんのウェブサイトは残念ながら「フレーム」というhtmlで書かれているので、URLをうまく指定できない。下記のトップページのURLから、「つんく♂のリズム論」というバナーをクリックして、たっぷりご覧ください。忙しい方はなかでも「つんく♂のリズム訓」(2006/07/18)がおすすめ。リズムについてどうなんだろうなあ、と疑問に思っていたことの5つや6つに、ズバズバッ答えてくれているはず。もうほんと、宝の山です。
たとえばリズム感とリズムは違う。リズム感は意識だ。リズム感は意識することによって格段によくなっていく。といったベーシックな論旨の展開から、
「リズム感は、常に感じておくものである。」
※いずれも「つんく♂オフィシャルウェブサイト」より(以下同)
という奥の深い項目もある。これはすなわち村上ポンタ秀一さんが教則ビデオで言っている、歩いている時でもいいからリズムを刻んで自分の中にメトロノームをつくること、というのとまったく同じだと思われる。若干の違いは、つんく♂さんは主にボーカリストを念頭に置いているのに対して、ポンタさんはドラマーに向けて語りかけているところ。
それからつんく♂さんならではの現実的なアドバイスもあってそこもたいへん魅力的。
「リズム感は、3年以上意識していれば、急に悪くならないでしょう。」
つんく♂さんはすでに達観している。
いやはや、これだけじゃないんです、もっといっぱい目から鱗が書いてあります。ぜひご一読を。
ところで私にとってこれが印象的だったのには実はふたつ理由があって、ひとつはそれ自体に感銘を受けたからだが、もう一つは「リズムを数える」ということ、しかもなんとも不器用なようだけれども「1、2と数える」ということを、ちっちゃいころのヒビキがよく自発的にやっていたからだ。
クラシックイタチは、クラシック流儀なため「1・ト・2・ト」という数え方。
夫の場合は口に出して数えることはない。
だから1歳や2歳という年齢のヒビキが1、2と数え始めたのは誰かのまねということは考えられないのである。クラシックイタチこと私は、「なんでそんなことをするのだろう、ドラマーっていうのはこういうふうにずっと数えている存在なのだろうか?」と実は長く不思議に思っていたのである。もしかしたらかつて響けブログに書いたかもしれないと思って探してみたら、たぶんこれだ。
ベビーフェイスのクラプトン入りMTVアンプラグド
2006-04-05
それから1歳の頃のヒビキのドラマーぶりもついでに書いていたようなので、こちらもよかったら参照してください。
毎日ポンタさんビデオを観ていた1歳の頃
2006-04-04
ヒビキはぜんぜん、まったく家ではドラムを練習しない。だけれども、つんく♂さんのアドバイスを読むと、「意識」という「訓練」については結構キャリアがあるなあ、と思われるのだ。0歳から始めているからもう7年である。ゲームセンターにある「太鼓の達人」や、電子ドラムによくビルトインされているメトロノームのリズムチェックソフトなどを「鼻で笑う」ような態度がなまいきだと思っていたが、確かにその程度のことは訓練済みなのかもしれない、と思えてきた。ぶらり、王道である。
でもって、こちらがつんく♂さんがプロデュースされたという渾身のゲームソフト。
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