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ナスダストラップ

日々の生活で、見たこと聞いたこと感じたこと考えたことをそこはかとなく書き綴るブログ

T内

2013年05月11日 | T内
大砲とスタンプを読む


・・・・・。(観賞中)


絵柄が宮崎駿の雑草ノートっぽいのだが、
題材としては架空の軍組織内部の腐敗とかゴタゴタが面白おかしく書いてある。

賄賂、横領、買収、仕事や責任の押し付け合い。
どの組織でも大なり小なりそういったことはあるだろうけど。

他の宇宙戦争小説で、硬直化した官僚システムが裏の悪として
描かれていたことを思い出した。
巨大な軍組織を動かしているのは現場の兵士たちではなく、
本国にいる軍事官僚たちなのです。


物事は、今必要ないからと言って変化することを止めるとどんどん変化しにくくなる。
人も組織も硬直化していき、可能性が閉ざされていく。
そして一旦システムが硬直化するとそこから抜け出すのはとても難しい。

変化しなければならない時に確実に変化するためには、
変化する必要がない時でも、それなりの代償を払って変化する訓練をしておく必要がある。

だから効果がない変更(≒改悪)にも意味はあるんだと思いますね。
人や組織に物事を変える訓練の場を提供するという意味で。


考えてみると変化の速度が求められる業種では、
老舗企業と言うのはそれだけで大きなハンデかもしれません。

行き詰まった時、必死に内部改革するのがいいのか、
アメリカのように組織(会社)は潰して人材だけリサイクルする方がいいのか。

アメリカ方式の方がどう考えても合理的ですが。

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