11月30日のつづき
では、どうすればカオス性の強弱を評価できるのか?
一つの方法として観測データにわざと誤差を乗せるというものがある。
ランダムに誤差を乗せてばらつかせた観測データを使い何度もシミュレーションを行う。
するとどうなるか?
シミュレーション結果はもちろんばらつくだろうが、
いろいろな日についてこのシミュレーションをしてみるとあることが分かるはずだ。
結果が大きくばらつく場合と小さくばらつく場合があるのである。
大きくばらつく場合というのはカオス性が強い局面だ。
予報の信頼度は低い。
逆に小さくばらつく場合はカオス性が弱い局面だ。
予報の信頼度は高い。
このようにして初期値依存性(=カオス性)の強弱を評価する方法を
アンサンブル分析という。
(気象庁がこのような方法で信頼度を出しているかどうかは知りません)
アンサンブル分析を大学時代に知っていたく感心した僕は、
いつか仕事で使う日を夢見ているわけです。
では、どうすればカオス性の強弱を評価できるのか?
一つの方法として観測データにわざと誤差を乗せるというものがある。
ランダムに誤差を乗せてばらつかせた観測データを使い何度もシミュレーションを行う。
するとどうなるか?
シミュレーション結果はもちろんばらつくだろうが、
いろいろな日についてこのシミュレーションをしてみるとあることが分かるはずだ。
結果が大きくばらつく場合と小さくばらつく場合があるのである。
大きくばらつく場合というのはカオス性が強い局面だ。
予報の信頼度は低い。
逆に小さくばらつく場合はカオス性が弱い局面だ。
予報の信頼度は高い。
このようにして初期値依存性(=カオス性)の強弱を評価する方法を
アンサンブル分析という。
(気象庁がこのような方法で信頼度を出しているかどうかは知りません)
アンサンブル分析を大学時代に知っていたく感心した僕は、
いつか仕事で使う日を夢見ているわけです。