洋楽な日々

洋楽を中心とした音楽の紹介。海外サッカー、格闘技等の雑文も。

ホルガー・シューカイ

2004-10-08 | CD
Holger Czukay / Movies

 今回はちょっと古風なものを引っ張り出してみた。ドイツの伝説的グループCANのオリジナルメンバー、ホルガー・シューカイの大傑作である。エラソーな書き出しだが実をいうとCANについては何も知らない。彼を語る際の枕詞みたいなものなので一応付けておいた。

 もう20年以上前のアルバムなのでピンとくる人はR35ってとこであろうか。サントリーのCMで流れていたアレである(←③ペルシアン・ラブ)。又、ジャケット写真がローラン・ボックそっくりなところもプロレス好きにはイイ感じであった。

 当時は歴代ベストソングとかいってBスプリングスティーンの「涙のサンダーロード」などを差し置いてかなり上位に③をランキングさせていた覚えがある。ウルトラボックスの「ニュー・ヨーロピアンズ」と共にかなり聴きまくっていた。ところが、ウルトラボックスはすぐ飽きたがホルガーは何回(何百回)聴いても全く飽きないのである。その後大学時代にも留守電のバックミュージックに使っていたくらいだ。ちなみに最近着メロにしようと思ったがさすがに見当たらなかった。

 全4曲。40分。ほとんどインスト。

 絶対買わないパターンだ。いかにも聴いてる途中で退屈しそうだし。CMに使われなかったら絶対に手を出してなかったと思う。最近よく出ている「CM曲集めましたアルバム」などには「んげっ」って感じであるが、振り返ればこの生涯級の名曲③を知ったのもCMのおかげだったワケである。安易感丸出しな企画物なんかも、音楽との出会いということからすると良いのかもしれない、などと思い直してしまう。

 それにしてもサントリー、恐るべし選曲である。

 う~ん、長々と書いたが肝心のアルバムの内容がサッパリわからんな。いかん、いかん。