久々に、へら浮子ネタです
先ず、この作業で一番大事な工程は
良く手を洗う事です。
石鹸でゴシゴシ、手がふやけるほど洗います。
何故なら、少しでも汚れた手で接着作業をすると
汚れが羽根の合わせ目に入り、出来上がった時に
黒い筋が残り、見た目も汚く
カッコ悪いです。
仮巻きで形の出来上がった羽根の、
下側3分の2位の糸を外し
それ以上糸が外れないように気をつけて
ボデイの真ん中あたりに適量ボンドを塗り
足元3~4cm位迄ボンドが来ないように
ボンドの量を調整し
素早く糸巻きをします。
のんびりしていると、折角仮巻きで形が出来ていた
羽根が元に戻ってしまいます。
大切なのは、この時
センターのズレや羽根の重なりが
出来ないように
慎重に素早く・・・
次に、糸巻きした後にはみ出したボンドを
綿棒やティッシュ等で丁寧にふき取ってやります。
完全には取れません、少々残っていても糸を外した時に
多少糸にくっついて取れてきますので、あまり問題ないです。
コツは、はみ出るほどボンドを塗るけど
多すぎてはイケナイと言う、微妙な匙かげん?
接着の工程は、
数をこなせば慣れると思います。
ナントも、文字や口では説明しにくいです。
今回は、此処までの工程では写真を撮る余裕が有りませんので
文字だけの説明になってしまいました〇┓ペコッ
この時点で、トップは
1.2mmのソリッドを装着してますが
接着はしてません。
足も、
下4cm位は接着しません。
竹足を、入れて接着するのですが
完全にくっつく寸前に抜いてしまいます。
この状態で、
二~三日以上乾燥させます。
この後、竹足を入れて接着します。
次は肩の接着ですが、工程はボデイ真ん中の接着とほぼ変わりません。
今回の糸巻きは、仮巻きとは逆に
下から上に巻いていきます。
この時も、トップは接着しません。
肩を接着後、
素早くソリッドを抜いてしまいます。
1.2mmの径のソリッドで、トップに型を付けておいた所へ
1.5mmのソリッドを装着します。
速乾ボンドを使うので、無理無く接着できます。
但し、この時も
センターが狂わないように気を付けますが
中には、どうしても言う事を聞いてくれない奴も出てきます。
この部分はボディの接着の中で、一番狂いやすいので
早さと正確さが必要ですが、此れも
慣れるしか有りません。
但し、以前このブログに書いたと思いますが
羽根の長さを揃える事が大前提です。
この作業も、何本か作っている内に
何時の間にか出来るように為っています。
ついでですが、糸をとめる時はこんな感じで
今回の接着作業は、接着剤と汚れ・素早さの関係で
写真を撮る余裕が有りませんでしたので・・・お許しを
〇┓ペコッ
今日の一枚は、
David Hazeltine Trio - PEARLS