へら浮子とJAZZが好き

へら浮子叡峰の製作日記と今日聴きたいJAZZ

羽根の接着

2012-04-15 20:30:52 | ヘラブナ釣り


 久々に、へら浮子ネタです

 先ず、この作業で一番大事な工程は
良く手を洗う事です。
石鹸でゴシゴシ、手がふやけるほど洗います。

 何故なら、少しでも汚れた手で接着作業をすると
汚れが羽根の合わせ目に入り、出来上がった時に
黒い筋が残り、見た目も汚くカッコ悪いです

 仮巻きで形の出来上がった羽根の、下側3分の2位の糸を外し
それ以上糸が外れないように気をつけて
ボデイの真ん中あたりに適量ボンドを塗り
足元3~4cm位迄ボンドが来ないようボンドの量を調整し
素早く
糸巻きをします。
 のんびりしていると、折角仮巻きで形が出来ていた
羽根が元に戻ってしまいます。

 大切なのは、この時センターのズレや羽根の重なり
出来ないように慎重に素早く・・・

 次に、糸巻きした後にはみ出したボンドを
綿棒やティッシュ等で丁寧にふき取ってやります。
完全には取れません、少々残っていても糸を外した時に
多少糸にくっついて取れてきますので、あまり問題ないです。

 コツは、はみ出るほどボンドを塗るけど
多すぎてはイケナイと言う、微妙な匙かげん?

 接着の工程は、数をこなせば慣れると思います。
ナントも、文字や口では説明しにくいです。

 今回は、此処までの工程では写真を撮る余裕が有りませんので
文字だけの説明になってしまいました〇┓ペコッ

 この時点で、トップは1.2mmのソリッドを装着してますが
接着はしてません
足も、下4cm位は接着しません
 竹足を、入れて接着するのですが
完全にくっつく寸前に抜いてしまいます。

 この状態で、二~三日以上乾燥させます。

この後、竹足を入れて接着します。



 次は肩の接着ですが、工程はボデイ真ん中の接着とほぼ変わりません。
今回の糸巻きは、仮巻きとは逆に下から上に巻いていきます。

 この時も、トップは接着しません。
肩を接着後、素早くソリッドを抜いてしまいます



 1.2mmの径のソリッドで、トップに型を付けておいた所へ
1.5mmのソリッドを装着します。
速乾ボンドを使うので、無理無く接着できます。

 但し、この時もセンターが狂わないように気を付けますが
中には、どうしても言う事を聞いてくれない奴も出てきます。



 この部分はボディの接着の中で、一番狂いやすいので
早さと正確さが必要ですが、此れも慣れるしか有りません
 但し、以前このブログに書いたと思いますが
羽根の長さを揃える事が大前提です。



 この作業も、何本か作っている内に
何時の間にか出来るように為っています。

ついでですが、糸をとめる時はこんな感じで





 今回の接着作業は、接着剤と汚れ・素早さの関係で
写真を撮る余裕が有りませんでしたので・・・お許しを〇┓ペコッ




今日の一枚は、David Hazeltine Trio - PEARLS