お祝い浮き完成(^-^)/！

　　7月の後半に、高知の仲良くして貰ってる友人が53.6cmの立派なへらぶなを釣り上げました。



　この日は、絶好調やったらしく
尺半上も結構釣れたそうです、おめでとうさん
　　　　　　　　　　　　　　羨ましいぞ～っこの野郎め





　ずいぶん前から、仲の良い友人が50upを釣り上げはったら
お祝いの浮きをプレゼントさせて貰ってます。
　もう、何本作ったか覚えていません。

　みんな、見事なへらぶなと笑顔を
見せてくれてます。

　誰もが簡単に釣り上げられるサイズでは無いし
どれだけ努力と辛抱をして釣り上げたのか知っているので
此方まで嬉しさに頬が緩みます。

　きっと、ボクもあんな笑顔を見せてたんでしょうね。

　この努力と忍耐・情熱を持って
仕事に励んでいたら、今頃豪華クルーザーで若い愛人を5～6人乗せて
世界一周して、海外にも幾つも別荘を建て・・・

　
　と言う訳で、出来上がりました。



　直接手渡したいけど、チョッと遠いので送ります。
四枚会わせのソリッドトップです





本日の一枚　　　CHARLIE MINGUS - THE PITHECANTHROPUS ERECTUS

四枚合わせセミカン浮き 完成(^-^)/

　いよいよ例のセミカンと、トップ交換浮きのトップの目盛入れです。

ボデイはこんな感じで出来上がってます。



一番手前は、トップ交換三枚合わせ浮きです。
見た目、二枚合わせです



トップを1000番のペーパーでキズを附け
塗料のノリを良くします
手前二本が加工済みです



鉛筆で目盛を入れます



で、こんな感じ



気取って



よそ行きでは



　ようやく完成です

　これで、やっと餌仕入れられる

もう、此れでセミカン作り納めにします。


本日の一枚　　　　BILL EVANS - At The Montreux Jazz Festival

ソリッドパイプ修理完了

　先日の四枚合わせと一緒に、密かに作っていた五枚合わせ。
太パイプトップを搭載しようか、それとも
1.5mmソリッドトップで行くのか、迷ってた処に

　ふふふ、飛んで火に入るソリパイが・・・

　元々、五枚合わせに装着されていたこのトップ。
まるで、使って下さいとばかりに手元に来たので、トップを塗り替えて
装着完了



　四枚合わせのソリッドトップと並べると
（上がソリッドパイプで、下が1.5mmソリッド）



　此れは、自分用の裏五枚合わせ



アップで



一番手前は、広島支部のトップ交換三枚合わせ浮き

この浮き達だけ、先行完成披露です

　やっぱり、返さなアカンやろか
なんて考えながら、次の製作準備を始めていたら



羽根のカットの途中で、右手人差し指をかみそりで・・・



　幅約6mmの大怪我に、一気に制作意欲消滅

　やっぱり元の持ち主に返還しますワ


今日の一枚　　BILL EVANS - EXPLORATIONS

ソリッドパイプ

　先日、仲の良い有人が某オークションで
五枚合わせのソリッドトップの浮きを入手されました。

　今では殆ど作っていない、足元のくびれたスレンダーで
使いやすそうななタイプの浮きです。

　実際に釣り場で試釣した結果、シズ乗りは良くないけど
餌持ちの良さに大満足していたそうです。
　が、有ろう事かトップが・・・

　仕掛けには、ボデイだけが残って
トップがポイントに浮かんでいるでは有りませんか。
　ん？
ソリッドトップなら沈む筈が、浮いている(゜ヘ゜)？

　


　と言う訳で、修理を依頼されました

　
　現物を見てビックリ約三十数年前の作で、しかもそのトップは
幻のソリッドパイプです
　残念ながらボディ部には、何かに抑えられて
凹みが有り、此れは使い物に為りません



けど、懐かしい品に会えて
嬉しいやら、残念な気持ちやら複雑です。





　30年以上前、一時密かに出回って
直ぐに姿を消した幻のトップです。
このトップの製作が非常に難しく、なかなか真っ直ぐな物が少なく、当時でも結構高価な品でした
私の手元に残っているのも、僅か八本だけ。

　その内真っ直ぐなのが四本。



材料はソリッドで、作りはパイプ。
実物を見ないと、理解できないですが




もう嬉しくて嬉しくて
このトップで新しくボディを作り直して
新しい浮きに再生させるつもりです。


　再生できたら、返さんといかんやろか
黙っといたら解らんやろけど、自慢しそうやしナァ

今日の一枚　　　　BILL EVANS - PORTRAIT IN JAZZ

二枚合わせ途中経過

　足元が大体の形に出来上がったら、肩の仮巻きに進みますが
下から上へ絞るのでは無く、1.2mmのソリッドを挟み込んで
上から下に向かって、羽根を潰さない様
手指と糸で絞りながら、カンを頼りに仮巻きをします。

　指で形を整えながら、糸で押さえてやります。
この工程の良し悪しで、出来不出来が決まります。

　肩を張らせたいなら、頭を1～2mm削って絞りなおします。

　センターを確認しながら、仮巻きを繰り返します。

三回目の仮巻きの状態



未だ、肩部に隙間があります。
糸を外すと



　この作業を繰り返していくと、なんとか次のステップです。

　形が出来上がったら、接着です。
はみ出したボンドは、出来るだけキレイにふき取っておきます。
　この作業も失敗しないよう、ボデイの真ん中・足元・肩先と
三回に分けて接着します。

で、接着完了



足元は



最後の肩部の接着も終わり



　出来れば、一週間以上かけて乾燥させたら
糸を解いて、残ったボンドを600番のペーパーで削り取ります。

糸を外すと



此れを、600番のペーパーで研いで塗りの下準備をしますが
その前に、パイプトップにする浮きの肩部の取り付け準備です。



　1.2mmのソリッドにパイプを装着します。
ソリッドは質の良い物を選びます。
悪いソリッドでは、曲がりや折れ・ヘタリの原因になります。
良いソリッドの見分け方は繊維の詰まった、硬くて濡れると透明に為る　ものです。
最近はナカナカ良いものが手に入りません。



パイプとボディに段差が出来ないよう



パイプ装着



残りは、1.5mmのソリッドを取り付け、一回目の塗り



　乾いたら、600番のペーパーで研いだ後
2回目の塗り

　乾いたら、1.5mmソリッドトップのテーパーの調整をします。
バランスのとり方は、これまたカンです



こんな感じで



トップの付け根と



足元の糸巻きをして



三回目の塗り



本日の一枚　　　　BILL EVANS - WALTZ FOR DEBBY