1年前と同じカメラ位置 団地内から施設方向に向かって
11月11日(水)特養入居[平成25年5月]以来3回目の18歳の孫(男)を連れて昼食介助に行って来ました。
対面するといつもと変わらず、目は瞑ったまま身動きもなくパッドを当てがって車椅子にどうにか座っている状態。
対面して直ぐ、(〇へい)が来たよ! (これ〇へい)だよ! と声を掛けても全然反応は見られなかった。
何時ものように、スプーンでごはんを口に運んで「ハイ!ごはん!」と声を掛けるとハッキリとまるで幼鳥が親から餌を貰うように大きく口を開けて食べるのを見て今日も安心しました。
10分 20分経っても孫の気配は感じてないようだ
この時、10年前の忘れられない出来事を思い出した。
孫が8歳の時、私と妻がいる部屋に孫が入ってきた。
その時、突然、妻は真顔で「アンタ だれ」と言ったのです。
その日何時間も一緒に居たのにです。
私は、咄嗟に孫に「ばあちゃんは、冗談を言ってるんだよ・・・!」と、その場を繕んだが・・・妻にはそんな余裕は勿論ない。
その時以来二度と孫を認識出来て無い。
妻のアルツハイマー型認知症は一度記憶を失うと二度と回復したことがない。
私を認識出来たと思った場面は記憶を失ってから一度もない。
私が、10年前のこの忘れられない出来事を思い出していると孫はこの10年前の記憶をハッキリ覚えていて孫から「10年前から僕の事分らなくなっていた」と言ったのです。
事あるごとに孫たちには、「これがアルツハイマー型認知症なのだよ」言って来ました。
人生、予防に心掛けることは認知症だけではなく、癌もある 予期せぬ事故もある 天災もあります。
なので 私はとりあえず認知症予防のみに拘ってみます。
一年前のブログと比べてみると私の心境の変化として妻の認知症は決して回復しないと認めることが出来ていると自分なりに理解しています。
全部家の周りで撮りました
また、お話し出来ることを楽しみにしています。