妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

介護の回想(16)記憶障害7年前と今と比べると

2013-02-24 18:52:54 | 介護の回想

アルツハイマー病の妻 現在 要介護5 全介助です 老健に入所中

7年前は 記憶障害はどうだったか比べれみました。


現在は意思の疎通がはかれない 何を聞いても答えがないので記憶障害の程度は分かりません。

記憶は殆ど喪失していると思う。


私を認識出来ないことは完全に記憶喪失です。

少し前ですが 実の姉が亡くなったことを何回も言っても表情は全然変わらなかったのは 姉の存在自体

記憶にないか 私の言ったことが全く理解できないか? 聞いてないのかもしれない・・・聾唖か?

声が出ないのです。


記憶障害の初期の頃。デイを利用していた時のこと

この頃 カバンいじりに集中していてデイに行ってもカバンいじりに夢中だった

トイレに行くとき 自ら押し入れにバッグを入れ 戻ってきたとき時には 押し入れに入れたことをすっかり、

忘れて室内を探していた・・・と連絡帳にありますが、当時はまだ記憶障害は軽かったと思う。


戻ってきてもカバンいじりそのことは記憶にあったから・・・


間もなくして財布いじりに変わった。

毎日何時間も紙幣を数えては財布に入れたり出したりで、クシャクシャになる前に新札と替えてました。

というのは、皺が多いとレジに入らなくなってしまうのです。


何か月も続いていたが、ある時 紙幣の代わりに硬貨だけにしてみました。すると、紙幣のことはすっかり

忘れて一度も紙幣のことは口に出さなかった。

硬貨だけをいじっていた。


この段階になって初めて記憶喪失になったと実感したのです。


この時 硬貨を取り上げたら どんな反応があったかと後で思ったが当時は思いつかなかった。

思いついても出来なかったと思う。



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