妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

アルツハイマー病の無表情の中に訴えているものがある筈だ

2013-11-09 12:55:31 | 今日の夕食介助

   

<当地の今の天気は うす曇り無風で12℃(AM12:00)・・・庭のドウダンとリンドウ

このドウダンつつじ平成7年に妻が差し芽をしたものです。1.5m程に育ちました>


昨日の妻の夕食介助

アルツハイマー病の妻は要介護5 全介助で特養に入居しています。声は発しません

自力で食べられない

意思の疎通がはかれない

私を認識出来ない?

3日に一度夕食介助に通っています

いつもは声掛けしながらスプーンで食べさせていたが、私がテレビに気をとられて食事介助が

少し中断した時。

今まで一度も私を見つめたことがなく、ただまっすぐ どこを見つめているのか分からない虚ろの

眼だった・・・

それが、今まで首を横に向けたことがなかったのが 首を左に向けて私をハッキリとした眼差しで

見つめたのです。


今まで側に居て声掛けしたりの食事介助が、十分コミニュケーションがとれていたのだと

思われる。

私はこの日に限って殆ど声を掛けなかった(テレビが気になって)

妻は、いつもは安心して私の思いや言葉を受け止めていたのかもしれない

みずから表現できないだけだったのか・・・

アルツハイマー病発症して11年最重度の段階です

妻が今、自ら出来る事は口に入れてもらった食べ物を噛んで飲み込むことだけです

昨日の夕食介助で思ったこと・・・思いが湧いたこと・・・

アルツハイマー病が最重度の段階になると五感以外の何かで他人の思いを感受する

何かがあるような気がする!?

妻の無表情の中に何かを見つけようと思った!!


 



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