妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

失語症が頻繁に現れてきました

2012-01-26 00:04:09 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマー病の妻は現在 要介護5で老健に入所してます 全介助です

6年前 特養のデイサービスを利用してました(要介護2) 要介護5に進行するまでを

綴ってみました

平成17年11月4日(金)

見当識障害

失語症が頻繁に現れてきました


文字は読めていたので 住所氏名は書けると思っていました

自筆で書き込む書類があり 「 ここを書いて 」と

頼んだが書きません


字を忘れたのかと思い鉛筆で下書きしました 

「 これをボールペンで上書きして 」と言うと 直ぐに書きました


読むことは出来ても書くことは出来ないのか?

まあ、これは仕方がないことだと諦めました 

 

多分書けないと思います

プライドはあるようです


施設からの便りは

私から、どんな些細なことでも変化があったときは 

記録をお願いしてありました


物の名前が出てこない いえない

また名前を間違えたり

間違えに気がつかない事が起きてきました


例1

何時も お願いしている お手伝いの中で乾燥した食器を

棚に戻す作業で、スプーンをしまって頂く際 「このスコップはどこにしまえばいいの?!」

と言ったのには驚きました


直ぐに間違えた という表情はされましたが 

言葉が直ぐに出ないことがあるようです 


例2

を片づけしていただく際 「この くし はどこにしまえばいいの?」

と言った直後「違った!」 

と言っておられました


会話が自分の言いたいことが言葉で綴れない

名前が出ない

言葉が出ない



ので会話が成り立たない

しかし、まだ独り言は続けられました

相手の話す内容はゆっくり話しても解らなかったようです


6年後の現在 言語の全ての機能は失ってます

しかし感情は表現は乏しいですが機能は残っていると信じてます




 

 

 

 



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