への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

国宝と紅葉 永保寺① 多治見市

2022年11月21日 | 散策

去年撮った紅葉の写真を見返していました。

永保寺に行ったのは、今頃なんだ

素晴らしい紅葉が思い出され、今年も行ってみました。

 

 

岐阜県多治見市虎渓山。10時前に着くと、駐車場はほぼ満車。隅に何とか入り込みました。数分歩くと永保寺臨済宗南禅寺派 虎渓山永保寺)の入口です。

去年はここから、真っすぐに下りて行きましたが、今年は右回りで行くことに。

すると、

 

うわっ!! イチョウの落ち葉!

ここは徳林寺

永保寺がある虎渓山は、多治見の宗教地区。永保寺以外にも、いくつかの寺院があります。徳林寺の隣りに行くと、

 

朱色の山門を持ったお寺がありました。ここは保寿院

山門前の細い山道を下って行くと、永保寺を見下ろせる場所があります。

 

ほら。

こっちはの方向。

永保寺のシンボル、樹齢700年の大イチョウです。イチョウの左の大屋根は庫裏(くり)、右は太鼓楼

 

こっちはの方向。

国宝観音堂の屋根と、池に架かった反り橋(無際橋  むさいきょう)です。

反り返った桧皮葺の屋根を上から眺めることができるのは、ここだけ。でも来る人は、ほとんどいません。

 

境内に下りましょう。急坂ですよ。

 

真ん中に陶製大灯籠。これ、美濃焼きじゃなく、瀬戸焼です。

建物は手前から、本堂大玄関庫裏(くり)。この三つの建物は2003年に焼失、その後再建されました。火災の際、大イチョウの左半分も焼失。今でも枝は回復しきっていません。

 

大イチョウの下では、結婚式の前撮りをしていました。

今日はすばらしい快晴、心に残るいい写真が撮れたでしょう。

右に移動すると、

 

モミジの奥に太鼓楼です。

ここから大イチョウを見ると、

 

庫裏、大玄関、本堂がよく見えました。

 

見上げたら、

黄金色の天幕です。

 

観音堂前の池の近くに来ました。

ここから池に寄って、対岸を見ると、

 

観音堂と反り橋です。

ここで振り返って、後ろを見ました。すると、

 

寺の白壁をバックにしたモミジ。

 

その先には、瓦土塀をバックにした艶やかなモミジがありました。

 

白壁といい、瓦土塀といい、紅葉とのコントラストがいいなぁ

                                 つづく