への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

江戸の面影を残す七宿場(その一) 馬籠②

2021年09月23日 | 宿場町

馬籠宿

藤村記念館の隣りに来ました。

りっぱな建物だ

ここは大黒屋です。街道が栄えていたころは造り酒屋でしたが、今はカフェ&甘味処です。入ってみると、左がお土産屋、右が甘味処でした。ところが、待っていても、店員さんは出てきませんでした。

変だなぁ

 

結局、あきらめて、また坂道を上ることに。

左は和菓子屋の末木。ここでは一年中、栗きんとんをいただけるそうです。

 

さらに先に行くと、また水車。そろそろ宿場の頂上のような

 

水車の先にあった喫茶かっぺ。ここで一度、振り返って後ろを見ることに。すると、

ひぇ~っ!  転げ落ちそうだ

 

やっと上入口にやって来ました。

やれやれ

立ち止まって先を見ると、中山道の坂道は、さらに続いています。                       左側に手打ちそばの恵盛庵(けいせいあん)。ここも臨時休業中でした。             右側に高札場。このあたりが馬籠宿の北のはずれのようです。近くに終わりかけた彼岸花

お腹がすいたぁ~

 

休憩もせず、一気にここまで来ました。ここいらで、ランチです。

前の道を右に行くと、栗おこわがおいしい食堂があります。                   十返舎一九曰く、「渋皮の むけし女は見えねども 栗のこわめし ここ(馬籠)の名物」と。      これは、外すわけにはいきません。で、一度、駐車場にもどり、車で行くことにしました。

 

馬籠峠

ところが着いてみると、食堂も臨時休業中でした。落胆!

気を取り直して、少し先の峠の茶屋まで行きましたが、ここも閉じていました。見ると、近くに馬籠峠の看板あり。

う~ん、向こうは、信濃の国かぁ

ランチをするには、馬籠にもどるか、峠を越えて妻籠(つまご)に行くか。           しばらく考えたすえ、妻籠に行ってみることにしました。

こうしてついに、への次郎は県境を越えることになりました。