への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

運河と赤レンガのまち 半田②

2021年11月26日 | 遠出

半田運河の界隈を散策したあと、少し北に移動しました。

ハウジングセンターがあって、その隣りに古い赤レンガの建物がありました。明治時代につくられた、カブトビールの工場跡です。明治の建造物としては、日本で五指に入る規模だそうですよ。

 

北側の駐車場から近づくと、イギリス積みされた赤レンガの高い壁。

年代を感じるなぁ

 

建物の東面です。高いところは5階建てです。

うん!  上の方に、くっついていた建物の屋根の跡がある

 

その先は、2階建て。壁と木の柱からなるハーフティンバー構造です。

ヨーロッパの建物みたいだ

 

南側から見ました。

このアングル、雑誌などでよく使われている

 

ちょっと西に移動すると、

左奥の建物の壁、何か絡んでいる

 

アップで見ると、ツタでした。

葉っぱの一部が紅葉している

 

ハーフティンバー構造の部分に入ってみることにしました。

 

ドアには早くも、クリスマスリース。

 

中に入ると、大きなクリスマスツリーです。

屋根裏がむき出しだ

 

その奥には、お土産物の販売コーナー。

瓶入りのカブトビールや、味噌・醤油・のり・せんべいなど地元知多半島の名産品が並んでいました。

 

さらに奥は、レストランでした。

 

ほかに、有料の常設展示場や、クラブハウス、企画展示室がありました。

 

建物の中を見て歩いていたら、「昭和20年に米軍機に銃撃された」との話し声が。

そうだったのか

 

弾痕が残っているという北面の壁の上の方。望遠レンズでのぞいたら、

確かに!

斜め左から銃撃されていました。

 

これも、この建物を語るエピソードの一つなんだろうな、そう思いながらここを後にしました。