への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

浅見光彦のロケ地 揚輝荘北庭

2023年11月15日 | 散策

藤井八冠を話題にしながら、地下鉄覚王山駅から、日泰寺の方向に戻ってきました。

 

奧さん  「日泰寺の五重塔が見えてきたよ

への次郎 「もう少しだね

 

ここが入口ですね。

 

柿の木のところから、さらに下りて行くと、

 

日本庭園に着きました。

向かいは建物に見えますが、池に架かった白雲橋という橋です。

ここは揚輝荘(ようきそう)北庭園です。

 

揚輝荘とは、大正から昭和初期にかけてつくられた別荘。松坂屋初代社長伊藤次郎左衛門祐助(すけたみ)がつくり、現在は名古屋市の所有になっているそうです。

 

左回りに池を回って行くと、

ほら、池の向こうに五重塔が見えてきました。太鼓橋の下に逆さの塔が映ってて…。

 

さらに進むと、

への次郎 「ここだねロケ現場は

奧さん  「浅見光彦ね

 

中村俊介さん主演の「不等辺三角形」のロケ現場です。

もう少し引いて撮ってたんですね。

 

白雲橋に足をかけると、

向かいに三賞亭という茶室が見えました。

 

その先には、

への次郎 「豊彦稲荷だって

奧さん  「縁むすびにご利益ありそうだね

 

赤鳥居をくぐって行って、突き当りを左に進むと伴華楼(ばんがろう)がありました。

への次郎 「ほら、二階部分の壁、凝った作りだね

奧さん  「木の板一枚一枚が、魚の鱗のようだわ

 

一階部分をのぞくと、伊藤次郎左衛門祐助に関する展示がありました。

 

北庭園をぐるっと一周し、入口の柿の木のところに戻ってきました。

への次郎 「マンション右端の階段を上がって行くと、南庭園に行けるよ

奧さん  「伊藤家は維持できなかったのね、広大な庭園を

 

 

もらったパンフレットによると、広大な敷地は1万坪を超えていました。

それが現在残っているのは、北庭園6500㎡、南庭園2700㎡のみだそうです。

 

そうそう、北庭園は無料です。紅葉の時期は、よさそうですよ。

                             つづく