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欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の日本法人がこのほどブランド「ジープ」で国内初のサブスクリプション(定額制)サービスを始めた。月額3万円を支払えば多目的スポーツ車(SUV)「レネゲード」に乗れる。月額制のリースは法人向けで一般的だったが、個人でもサブスクで自分の車を持つ動きが広がりつつある。若者に人気のジープで需要を取り込む狙いだ。
FCAの日本法人が信販大手のジャックスと組んで2020年7月1日に始めた。「ジープ フラット ライド」と名付け全国のジープ販売店で提供する。まずは主力のレネゲードで導入し、利用状況を見てSUV「ラングラー」など他の車種にもサービスを広げる方針。月額料金の3万円には自賠責保険や車検にかかる費用などが含まれ、利用者は駐車場を用意すればすぐに乗り始められる。契約期間は5年で、部品交換や保守管理も受けられる。月々の支払いに上乗せしてオプション装備などを選べ、自動車保険も用意する。
各種税金やメンテナンス費などの複雑な支払いがなく、月額料金だけで車を持てるのが売りだ。車の購入に不慣れな30~40歳の若年層や女性の需要を取り込む。レネゲードは女性の購入者が3割を占め、ジープ全体の2割に対して女性の購入比率が高い。同社がブランド「フィアット」で18年から提供するサブスクは30~40歳の若年層と女性に人気だという。サブスクの利用者はフィアット車の顧客全体の約1割。レネゲードはジープの中でも女性に人気の車種で、購入者全体の約3割が女性だ。ジープ全体では購入者全体に占める女性の割合は2割程度にとどまり、サブスクの導入で女性客獲得に弾みをつける。(以下略)
(*日経 記事より) 写真:ジープの主力SUV「レネゲード」に、月額3万円からで乗れる
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