丙丁童子のブログ 

◎まだ、だれもいっていない、そんなこと、あんなこと。(童子)

本日(08/26_夕)の その他ニュース

2019-08-26 18:16:32 | 2017年3月~2021年7月
円のような超低金利通貨を資産として抱えることの意味がどこにあるのか。疑問が残るが、投機筋の間には「リスク回避ムード→円為替買い」という条件反射的な動きも多いとされる。円の資産化の裏側には、「泥沼化してきた米中貿易戦争」(JPモルガン証券の佐々木融氏)を受け、投資家が一段とリスクに敏感になってきた事実があるのだろう。みずほ証券の上野泰也氏は「投機筋の円買い越し幅は16年のピーク時(7万枚程度)まで膨らむ可能性があり、円は年末に向けて100円前後まで上がりそうだ」と語る。((日経 記事より) 従来は円キャリー取引の巻き戻しが実質借り入れコストの激増不安(為替リスクまでとって調達コストを下げようと、功を焦りすぎで会社を危険にさらした罪で米企業財務の責任者はこれで何人もクビになっている)で、円高局面で一気に出るため円高の進行が急速であることが多く、円安はジワジワ円高は一気にの傾向があったのが自分の経験であるが、最近は円資産を購入する動きがあるという記事だが、にわかには信じがたい。いくら金利差が縮小しても 円は調達通貨だろう。しかしもしかしたら(格付けによっては)円よりもユーロで調達したほうがリスクも少なく(ユーロ高になるリスクは円高になるリスクよりは相対的に低いし、)ドイツ等で資金調達できる高格付け企業は、ユーロで調達してドル運用したほうが円調達よりもコストも低い可能性がある。(金融不況でドイツ金融機関は喉から手が出るほど借り手を探している)。市場の規模・流動性もユーロのほうが大ということで、世界の調達通貨が円からユーロにシフトしている可能性もあると思っているのだが、もう少し様子を見極めないと構造変化はみえない、ユーロvsドルの為替SWAPに直物でのドル売り手が金利差以上のプレミアムを得ているか等も判断材料となろうが私には情報が無いし、たぶんユーロvsドルSWAPの欧米銀担当者でないとわからんだろう。。そういった観点で記事を深堀取材してもらいたいものだ。 . . . 本文を読む