風の向くまま気の向くまま

気まぐれに愚直にいきましょう

物忘れ…

2006-11-13 23:00:17 | 音楽
赴任してから週に一回は実家に電話連絡を入れている。
あまり両親に心配させたくないから。
母が友達に貸したアルツハイマーにかかった人を主人公にした小説が戻ってきたんだけどどうも貸したことを忘れ、半分ほど読んだらストーリーを思い出したと言いどうも最近物忘れがひどくなったとぼやいている。
どうやらその本は僕が与えたものらしく僕は僕でそのことをすっかり忘れていた。
親が親なら子も子だ。
DNAは着実に受け継がれている。
先日もダリの作品の載った絵画集と同じ作品が上野にある美術館に来ていて母はそれを観にいったが、きっかけとなった絵画集は僕がやはり渡したものだという。
この絵画集についてはまったく記憶が無い。
忘れたいことはうじうじと覚えているくせに、何故なんだろう?