またかよっ！

29日朝8:15発のANA便で帰国。

離陸前に荷物棚をチェックしていたアテンダントが
「この赤いバッグの持ち主の方、どなたですか？」
って、そりゃ俺のだ。
閉まらないので別の棚に移動してほしいということらしいのだが、僕が手を挙げるとまた英語で話しかけてくる。
3月に帰国したときと同じシチュエーション。
「ポム ペン コン イープン カップ」
と、タイ語で
「あっしは日本人でございます」
と答えたんだけど。
荷物を別の棚に移動して自席に戻ったら
アテンダントは
"Thank you sir!"
と言いましたとさ。
だからぁ、日本人だって言っとろうがっ！！！！

いいやもうどうでも。
いや、よくないか？
このネタ、国際線に乗るたび繰り返されていて非日常が日常になってしまったような感じなんでもう書くのやーめよっと。

バンコクの景観を損なっているもの

タイに来るまで、僕のタイのイメージは、笠をかぶり色黒で目が大きくて、愛らしい笑顔を浮かべた少女が田園に立っている、そんな場面を起点にしていた。
これってベトナム？
まいいか。
で、いざ首都バンコクが近づいてきた頃、農村地域から想像する首都のイメージ、もっと埃臭そうで壊れかけの家なんかも適度にあって露店が立ち並び、移動手段は自転車かバイクが基本、みたいな予想とは明らかに違う景観が眼の中にとび込んできた。
高層ビルが立ち並び、車が高速道路を駆け抜けていく、諸外国の首都と何ら相違ない光景がそこにはあったからだ。

ただどうしてもバンコクの景観をチープにしてしまっているものがある。
それは街中に張り巡らされている電線！
いらなくなり故意に断線してある電線も行き場を失わずそのまま活用されている電線と一緒に固定されていることも珍しくない。
政治、ビジネス、観光の中心地であるバンコクがこれではいけない。
近く酒税、煙草税が上がることになっているのだが是非電線の地中化、景観の美化に予算を確保してほしい。
世界に誇れる首都のたたずまいを造り上げていくことに税金をつぎ込むことを国民は反対しないと思う。

タイだから…

お国柄という言葉がある。
こちらに駐在している日本人の多くはいろんな場面で「タイだから」という理由で自己を納得させる、納得させなくてはならない事態というものに出くわす。
これが国民性と言ってしまえば多くのタイ人の方に失礼なのだが、やっぱ時間にルーズ、計画性の無さといったところで、特に仕事に関して辛酸をなめた日本人は僕も含め大多数だろうと思う。
ただこの2点、この国の中ではそのペース前提で成り立っている、というかあまり問題にされていないという緩さがあり、更にあまり悲しみや憂鬱さを人前で見せない彼ら（だって、本当に微笑みの国だもの！）の振る舞いはその緩さを許してしまえるような雰囲気にしてしまう。
これはビジネスライクに考えるととても厄介なことなのだけど、そんなこと彼等はお構いなし！
郷に入れば郷に従えということか。
赴任当初、この「タイだから」を納得できずに困惑していた。
今はと言うと別に納得できたわけではない。
でもペースさえつかめれば後は個々のコミュニケーションの中で如何様にもできるのではないかと感じる。
欧州中心に各国を仕事で回らせてもらった経験値から、「話せばわかる」はこれまでのところ万国共通している。
要は相手の懐に入れるかどうか？
いきなり自国のアイデンティティぶつけてもそれは無茶な話。
日本人は相手の立場になって考えることを割と得意とする民族なのではないかと思っている。
ただそこからこちらの主張を伝えるのが下手。
主張を伝えるということに限って言えば、それはタイ人のほうが上手いなきっと。

麻生、鳩山党首討論を見る

お話にならんね、麻生太郎。
国民は討論を期待しているのである。

鳩山氏の意見にまともに答えていない。
麻生本人の中ではディベートよろしくそこそここなせたと思っているかもしれないが鳩山氏の質問の趣旨に対しては党首として真剣に答えるべき。
「論点のすり替え」（政治献金の議題に対し、麻生氏が小沢問題の説明責任に触れ鳩山氏に使った言葉）をやっているのは麻生のほう。
討論にならなかったのは明らかに麻生氏がまともに討論に繋がる回答をしなかったためである。

一国の総理がこんなじゃ、ほんと情けなくなるよ。
海外メディアも注目していたであろうこの討論会、なめられるぜ！

カマほられる

15日の昼ころ、その事件は起きた。
いよいよゴルフ本コースでのラウンド間近ということで近くにあるRCA（ドライビングレンジ）に練習に行こうとタクシーをアパートの近くで拾った。
運転手に行き先を告げ、タクシーはUターンをしようと速度を緩め道路の左側に寄せ終わったころ、座席後方右側で「グワッシャーン！！！」と大きな音がするのと同時に僕の頭はヘッドレストにたたきつけられた。
一瞬何が起こったか理解できず。
運転手がタクシーから降り後方に行くのを見て漸く追突事故が発生したことを知る。
とりあえず首に痛みのないことを確認し（意外と自分は冷静…）車から降りると追突した車のドライバーも困惑した表情でタクシードライバーと話を始めるところ。
見た目20代後半、割とセンスの良い銀の指輪、ぶつけた車も日本産の新車（タイではとても高価な代物）で、あっこいつどう見ても金持ちのボンボンだな。
あわてて携帯で、おそらく保険会社だろうと思われるが何やら話し始めたがこっちは早いとこRCAに行きたい。
鞭打ち症は後になってから発症することもあるらしいことを聞いたこともあるが、この状態で相手の連絡先を確認し事後のことについて話をつけることなど到底僕のタイ語能力では100パーセント不可能に近い。
また、仮に交渉できたとしても、今は新インフルエンザの影響で務める会社からはタイに渡航しちゃいかんことになっている中、隠密で来ているのでこのことが表ざたになるのは非常にマズイ気がする。
それに首なーんともないし。
とりあえずRCAに行きたいぞ、おれ。

で、運ちゃんにこのあと営業するか訪ね（しないに決まっているが）首を横に振るので別のタクシー捕まえてRCAに向かった。

訪タイ、10日経過

こちらに入ってから10日になる。
あっという間にタイの空気が体中に浸みわたる。
そうそうこれなんだよ。
今のアパートは以前に住んでいたところまで徒歩で10分程度。
マッサージ屋の受付のオネエ、大好きで今回もあしげく通っている「坦々麺」の店員さんなどなど、
「あら、ノブさん！？」
「いつまでいるの？」
って感じ。
下町の風情があるねここには。
いきつけだったお店への顔出しも殆んど終えて一段落しているところ。
日中時間あるんだったら車出すわよ、なーんて嬉しいこと言ってくれるオネエもいて、いやまだ利用してないんだけどせっかくだからお言葉に甘えて来週は一緒にアユタヤや水上マーケットにも行ってみようか。
日中ゴルフのない日は、ベッドメイキングに来るころまで音楽を聴いたり、本を読んだり。
コインランドリーがあるけど、毎回コインを用意するのは面倒くさいので洗濯は洗面所で毎日。
それでも何かしら一日一日のスケジュールが前日には決まっていて、とてもいい休日を過ごしている。
明日はゴルフに行ってきます！

告発の行方…かと思いきや

現千葉県知事の森田健作氏の「完全無所属」問題について、私見材料、文章構成をしたためていたのであるが機を逸していた。
ところがYahooの記事タイトル眺めていたら森田氏の名前が久々にアップされていたのを見つけこれはしめしめとほくそ笑む間もなく、この人４０年間も自称剣道２段だったらしい。
記事によると『高校１年生の頃に最高位に当たる「範士」の先生から腕前を認められ、「わかった、二段許す」と言われたと説明。』ということなのらしいのだが範士の「わかった」は何を意味するか「わからない」。
記事の文脈から森田氏の発言をそのまま載せているわけなのだが大丈夫か知事？
あまりにくだらない内容なので「完全無所属」問題も書く意味なし。
千葉県民よ、普通の大人の見識として怒るべし！
こんなずれまくった人に県政を任せてはいけない。

就職活動報告

もともと今回の就職活動先の斡旋をお願いしていたリクルート会社に出向いた。
エンポリアムというバンコク内でも屈指の高級デパートに併設されるビルの一室にオフィスがあって男女各一名の若い担当者から状況の説明を聞く。
結果から言うと、現時点私の要望する条件での案件は無いとのこと。
今回の就職活動わずか２時間で終了の鐘が鳴る。
ゴーン、いやガーンか？
現在の収入の半分程度まで譲歩したが、それでも折り合う条件の案件がない。
リーマンショックの影響は全世界共通で求人市場が冷めているのはいかんともしがたい。
ただ日本企業の駐在案件がようやく増えそうな気配なので期待が持てそうなことと欧米系企業のハイクラス案件がいくつかはあり、ただしこちらのほうはTOEICで800点以上が合格のラインとのことなのでこの1年間でなんとかクリアしようと思う。
今後も僕の要望に近い案件があれば紹介してもらうことを約束してもらう。
また日本支社でのフォローもしてもらえるということなので当面は連絡を取りながら日本で体制を整えて再チャレンジしよう！

昔、昔、その昔

帰任送別会で自分のプロフィールを作成することになり、昔の写真を引っ張り出していたらこんなん出てきました。

化粧してます…当時はこれがカッコいいと思っていたんだよね。実際モテていたし。
ロン毛です…当時は会社でロン毛の市民権など与えられておらず奇異な目で見られておりました。
痩せています…当時は今より15キロくらい少ないかなぁ。

さっそく飲み会

この日（5月15日）は23日に日本に帰任するSさんと僕と仲の良いBちゃんのバースデーパーティ。
タイくんだりまでやってきてパーティ企画をやってるオレっていったい…。

ついでに僕の誕生日（4月）を覚えていてくれたBちゃんからプレゼントのTシャツをもらう。
写真で着ているやつ。
予想外のプレゼントにびっくり。

写真に全員は写っていないのだけれど、この日集まったメンバーはもともと僕が赴任していた時の同僚（今は別の会社だったり、日本帰国組だったり）2名と現役が2名、それと僕入れて総勢5名。
各人が女性を指名する（と言ってもこの日に合わせ、みんなブッキングしていたらしいのだが）システムなので部屋の中には10名いて、更に合間合間にチーママが乱入するので部屋にはそれよりちょっと多くいて盛大なパーティと相成りました。

まずはタイでの初幹事業は無事成功！