思いつくままに書くブログ

基本、旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。

バンコク最終日に行ったのは…

2012-09-16 09:08:27 | 旅行
今夜、スワンナプーム国際空港から日本へ帰国する。よって今日が旅の最終日であるが、正直どこでどのように過ごそうか悩む。バンコク市内は殆どの場所に行っているからだ、でもあの場所はまだ行ってない。あまり趣味に合わない気もするけど、近いから行ってみましょう。

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さて、どこでしょう?

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こんな虫もうようよいたりする場所ですね。

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もう分かったでしょう。ジム・トンプソンの家です。ジム・トンプソンはアメリカ人で、衰退していたタイシルクを復興し世界に売り込んだことで財を成した人物で、ここは彼の屋敷だったというわけ。彼は古美術を多く蒐集していましたが、1967年にマレーシア・キャメロンハイランドで謎の失踪を遂げてからは一般に公開しているそうです。

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入場券売り場で決して安くない料金を払うと、受付のお姉さんは「日本の方ですか?」と訊きます。ここではガイド付きでの見学となっていて、英語・フランス語・日本語の三種類で案内していて、確認とチケットに印字するために必要なのです。チケットには「JPN:01」と印字され、さらに入口のお姉さんに見せると写真にあるカウンターに案内され、ガイドの時間が記入されます。30分毎のガイドのようで、一体何人いるかな?結果私を含めて7人、ちょっとだけたどたどしい日本語を話すお姉さんがガイドしてくれました。

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まずは屋外展示の古美術品を紹介され、写真撮影タイムまでご丁寧に用意してくれます。丁度いいペースでしょうか。

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屋敷をぐるっと回ってから邸宅内を案内となりますが、こちらは写真撮影禁止になっていますのでありません。しかし見学してみての感想は、大戦間もない頃のタイなんて人件費や製造経費は特段に安いはずで、これを欧米に売り込んで莫大な財産を成し、骨董品を蒐集なんて典型的な成り上がりだなあというのが第一印象。これをタイの国民に還元し、近代化の一助としたのなら素晴らしいけど、利益を分配したわけでも無い様だし、学校とかを作ったわけでもないようですしね。ガイド見学時間は30分で、合わせて1時間ほどの滞在の後帰ることにします。

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外に出ようとしたら蚕から糸を取るところの実演が行われていました。見た目は悪い蚕も、人間の生活には重要な”家畜”であり、”お蚕さん”と虫なのにさんづけで呼ばれるのも分かるような気がしました。

販売店もありましたが買うつもりは無いので入りませんでしたが、シルクですからそれなりにお高いのでしょうね。