店を出ると19時半、ついつい蛭子＆太川を見すぎたようだ、急いで駅に戻り19時44分発大月行き354Mに乗ります。
車両は豊田の115系、スカ色でラッキー。中央東線にはやっぱりこの色が一番似合います。ただ残念なのは座席が改装された車両だったこと。頭の部分にクッションがありますけど、あれって全然フィットしないので却って疲れます。車内はすでに夜行列車のような雰囲気で、正月だから帰宅通勤者もいないのでがらがら。20時33分に大月到着。
その反面、大月～高尾でE233系に当たると、乗り換えなしで新宿に行けるのはいいけど、非常に損した気持ちになります。これなら甲府20時07分発高尾行きにしておけばよかったかな？って思いました。にしてもこの時間帯に上り電車に乗るのは新鮮。昔、山梨に住んでいたころは新宿を20時45分発の特快に乗り、高尾21時42分発甲府行きに乗るのが常套手段。甲府で身延線の最終に接続するからで、よく甲斐上野駅前の駐車場に車を置きっぱなしにして出かけましたね。4日くらい置きっぱなしにしてもどうってことなかったし。あとは勝沼ぶどう郷駅裏の町民駐車場もよく使いましたね。町民と言いながら誰でも使えたし、無料だし。22時15分に新宿到着。今まで地方ばかり回っていたので、改めて都会だなあって思った。
夜の新宿をぷらぷら歩き、写真に見える「東京チカラめし」で軽く食事。そして今夜の宿に向かいます。
新宿駅5番ホームに戻ったのは発車5分前かな。今夜は〈ムーンライトえちご〉に乗って新潟に戻ります。なので東京滞在時間は1時間未満！今となっては珍しくなった国鉄色の485系です。
誰ですか！こんなに巻いたのは！！
列車は定刻通り23時10分に新宿を発車。発車前に「本日の座席はすべて完売です」とのことですが、乗車率は5割未満。そうか、新宿駅5番ホームは遠いから、池袋で乗ってくる人が多いのかと思ったがさほどでなし。その後大宮でも5人ほどしか乗ってきません。つまりは指定券だけ買って乗らない輩や、大人1枚、小児1枚を買って2席占領する奴などが多すぎるのです。私など窓側が満席だったのでしかたなく通路側で妥協しましたが、購入時点でもほとんど空席は無かったですよ。それでいて隣の窓側は誰も来ず、これじゃあ私が2席買い占めたと思われても板しかないじゃないか！まあ回ってきた車掌は何も言いませんでしたが。
〈ムーンライトえちご〉も人気が落ちてきたんですかねえ。私の初乗車は1994年3月27日の村上行き。当時は165系の6両編成で、グリーン車から外された椅子に妙に興奮したものです。これで青春１８きっぷで乗れるなら安いものと。翌年95年3月30日に新宿行きに乗ったときは9両編成。ムーンライト専用編成では足りないから真ん中は赤倉用の編成でそこに当たりました。車内が妙に草臥れていたのを思い出します。そして9両すべてが満席でした。
列車は桶川付近で緊急停車。放送があって「先行列車が遅れていて当たったため」という。新前橋行きの985Mのことでしょう。ほどなく運転再開し、もともとのろのろと走っているので仕方ないのです（大宮時点で8分前を走っているが高崎で４分差。向こうは各停、こっちはノンストップ）。