目標:中学校1~3年で学ぶ文法項目を用いて、英文が書けるようになること。
「大学生に中学校の学習内容なんて・・・」と思われるかもしれないが、
日本語から英語へと変換するのは、案外難しいこともある。
たとえば、
1.「何のクラブに所属しているの?」「テニス部に入っているよ」
2.「君、今何しているの?」「家でテレビを見ているよ」
3.「長崎にどれくらい住んでいるの?」「16年だよ」
1~3のすべての日本語には「動詞+ている」が含まれているが、
英語では
1. "What club do you belong to?" "I belong to the tennis club."
2. "What are you doing now?" "I'm watching TV at home."
3. "How long have you lived in Nagasaki?" "For sixteen years."
というように1は単純現在形、2は現在進行形、3は現在完了形で表現するのが適切だ。
(3は現在完了進行形を用いて
"How long have you been living in Nagasaki?"
としても可だが、中学校での学習内容から外れるのでここでは教えないこととする)
単に文法の学習項目としてなら、単純現在形も進行形も完了形もある程度
の知識を学生たちは備えているだろうが、それらがどのような時間的状況を表すのに
用いられるかは区別できないでいる。(もちろん形式自体あやふやな学生も
少なくない)
どういう状況を表すのにどの形式を用いるのが適当かということを知らなければ
英語を身につけたとは言えない。
というわけで、中学校レベルの学習項目を復習させるといっても、要求している
レベルが違うのだということを認識させることで、学生のプライドを傷つけないように
せねばなるまい。
「大学生に中学校の学習内容なんて・・・」と思われるかもしれないが、
日本語から英語へと変換するのは、案外難しいこともある。
たとえば、
1.「何のクラブに所属しているの?」「テニス部に入っているよ」
2.「君、今何しているの?」「家でテレビを見ているよ」
3.「長崎にどれくらい住んでいるの?」「16年だよ」
1~3のすべての日本語には「動詞+ている」が含まれているが、
英語では
1. "What club do you belong to?" "I belong to the tennis club."
2. "What are you doing now?" "I'm watching TV at home."
3. "How long have you lived in Nagasaki?" "For sixteen years."
というように1は単純現在形、2は現在進行形、3は現在完了形で表現するのが適切だ。
(3は現在完了進行形を用いて
"How long have you been living in Nagasaki?"
としても可だが、中学校での学習内容から外れるのでここでは教えないこととする)
単に文法の学習項目としてなら、単純現在形も進行形も完了形もある程度
の知識を学生たちは備えているだろうが、それらがどのような時間的状況を表すのに
用いられるかは区別できないでいる。(もちろん形式自体あやふやな学生も
少なくない)
どういう状況を表すのにどの形式を用いるのが適当かということを知らなければ
英語を身につけたとは言えない。
というわけで、中学校レベルの学習項目を復習させるといっても、要求している
レベルが違うのだということを認識させることで、学生のプライドを傷つけないように
せねばなるまい。