三日坊主の日記

日々のできごとを綴る

「現代英文法講義」

2012年06月29日 11時08分21秒 | Weblog
安藤貞雄先生が書かれた「現代英文法講義」(開拓社)。
これをつねに研究室のデスクから手の届くところに置いている。
900ページほどある大著で、どのページを開いても新たな発見がある。

大著と言えば、Quirk他が書いたA Comprehensive Grammar of the English Languageがあり、こちらはおよそ1700ページある。持ち運ぶどころか、開くのも一苦労だ^^;

だから、安藤先生の本のほうがいい^^

覚えるということ

2012年06月28日 10時47分26秒 | Weblog
はなから英語に関心を示さない学生に、英文法や単語を覚えさせるというのは難しいものだ。
試験をするからという負荷をかけたとしても、苦手としている学生にはおそらく苦痛以外のなにものでもないのだろう。
授業中に教えたことを、その場で練習問題等で確認した後、課外でそれらを応用して作文させ宿題として提出させるという
手順を再受講クラスで行っている。

作文といっても、教科書の例文が

I played tennis yesterday.

だったとすれば、いずれかの単語を一つ代えて書けばよいだけの単純なもので、

He played tennis yesterday.
I played baseball yesterday.
I played tennis last week.

など、どれでも構わない。この文の場合、一般動詞の過去形を用いた文を教科書の例文を基にして、ほんの少し
応用できればよいのだ。
これなら、課題としても難なくできる。試験として課すと難しいが。

英文法を教える順序

2012年06月27日 10時24分02秒 | Weblog
再受講クラスや初級クラスで特に気を付けなければならないことは、英語の文法項目を教える順序について。
常識的に考えて、従属節や関係節を含む複文構造は、単文より後にもってくるべきだし、仮定法もそうだろう。
準動詞(不定詞・分詞・動名詞)も動詞の働きや分類を教えた後でないといけないだろう。
最初に教えるべきものは何か?be動詞と一般動詞の区別、時制、名詞・代名詞(格変化含む)、こんなところか。
悩むのは文型だ。いわゆる5文型の分類を、僕が作った教科書を含めて最初の章に置いているテキストは多い。主語・補語・目的語の区別を教える必要はあるかもしれないが、第4・第5文型などけっこう複雑な文を
最初に出さざるを得なくなる。
来年度は教科書の教える順番をもう少し工夫してみよう。

他人のおにぎりが食べられない

2012年06月23日 17時48分50秒 | Weblog
喫茶店で読んでた雑誌(AERAだったかな?)に「他人のおにぎりが食べられない」という見出しが。
自分の身内以外の人が握ったおにぎり食べるのに抵抗感がある人は少なくないという記事。
気にする人がいることにも理解を、と書かれていた。

なるほど。たしかに赤の他人が握ったおにぎりは嫌だという人はいてもおかしくないわな。
僕自身はそんなに気にしたことなかったけど。でも、他人の握ったおにぎりを食べる機会自体、そんなにないよね。