三日坊主の日記

日々のできごとを綴る

講演会

2012年02月28日 22時18分48秒 | Weblog
昨年もそうだったが、今年も全教職員対象の
人権講演会が行われた。
今年はパワハラ・アカハラの防止に関して。
自分自身、パワハラやアカハラの被害を受けたことはないし、
またこれまで加害者となるようなこともなかった(はず)。
法律的な難しいことはわからないけど、
学生や同僚・部下に対して、思いやりをもって接することを
心がけておけばよいかなと。

覚書:Vendlerの4分類

2012年02月23日 23時12分58秒 | Weblog
今さらだけど、この分類が基本となるので、忘れないように書いておこう。

Vendlerの語彙的アスペクト
1.状態(state):know, believe, like
2.到達(achievement):die, arrive, find
3.活動(activity)/過程(process):swim, study, laugh
4.達成(accomplishment):kill, eat a hamburger, run to the station

<活動>は、動的で時間幅を持つが、終了点は不明。
<状態>は、静的で時間幅を持つが、始まりと終わりが明確でない。
<到達>は、動的であるが時間幅がなく、一時点で終わってしまう事象。
<達成>は、活動/過程+到達。


活動と状態はアスペクトの観点からすると、未完結(atelic)
到達と達成は、完結(telic)。


覚書:アスペクト

2012年02月22日 10時42分57秒 | Weblog
相(アスペクト)とは、述語が表す事象の完成度―継続(未完了)なのか完結しているのか―を表す文法形式のこと。
英語の文法では、進行形(be -ing)や完了形(have+過去分詞)のような文法形式を用いて、時間の継続や完了を表す。これは文法的アスペクトと呼ばれる。
他方、動詞の内部にも継続や完了の概念が含まれている。
たとえば、"study"や"run"などはいつ終わるかという時間的限界が定められていない意味を内包している動詞であるのに対し、"arrive"や"die"などは人がどこかに到着したり、死んだ時点でその出来事は完結するので、時間的な限界点を内包している動詞と言える。
このように、動詞内部に含まれた継続や完結の概念を語彙的アスペクトまたはドイツ語で
Aktionsartと言う。