指揮:三ツ橋敬子、ヴァイオリン:千住真理子
六甲山の北側に位置する兵庫県三田市。周りを里山が囲い緑が豊かで美しい。郷の音ホールはJR三田駅から西へ歩いて12〜3分程の武庫川の畔にある。
チャイコフスキーの序曲の後、ヴァイオリン協奏曲。千住さんは終始1音1音実に丁寧な演奏。メロディをとても美しく弾かれ、その中でも高音部の美しさは素晴らしかった。何度も彩りを添える木管の音色もとても美しかった。
後半はドヴォルザーク「新世界から」。三ツ橋さんは絶えずハッキリと明確に腕を振られる。時に鋭角的に力強く。従って音の強弱と硬軟の度合い、すなわちコントラスト、メリハリの指定が歯切れよく明快に現されていたように感じた。オーケストラの響自体は弦の重心の低い充実した響をベースに分厚い金管が重なって堂々とした量感。それらを豊潤な響の郷の音ホールが包み込み、十分に迫力もある素晴らしい演奏だった。
因みに女性の指揮者を実演で聴いたのは今回が初めてだった。
(郷の音ホール)
六甲山の北側に位置する兵庫県三田市。周りを里山が囲い緑が豊かで美しい。郷の音ホールはJR三田駅から西へ歩いて12〜3分程の武庫川の畔にある。
チャイコフスキーの序曲の後、ヴァイオリン協奏曲。千住さんは終始1音1音実に丁寧な演奏。メロディをとても美しく弾かれ、その中でも高音部の美しさは素晴らしかった。何度も彩りを添える木管の音色もとても美しかった。
後半はドヴォルザーク「新世界から」。三ツ橋さんは絶えずハッキリと明確に腕を振られる。時に鋭角的に力強く。従って音の強弱と硬軟の度合い、すなわちコントラスト、メリハリの指定が歯切れよく明快に現されていたように感じた。オーケストラの響自体は弦の重心の低い充実した響をベースに分厚い金管が重なって堂々とした量感。それらを豊潤な響の郷の音ホールが包み込み、十分に迫力もある素晴らしい演奏だった。
因みに女性の指揮者を実演で聴いたのは今回が初めてだった。
(郷の音ホール)
