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冬春夏秋

ま、どーでもええことなんですけど.

BGMはハイドン

2005-08-29 00:35:56 | 今日のハイドン

ハイドン・シンフォニーは93番以降の「ロンドン交響曲」が一般に有名だが、これより以前に、より優れた多くの作品があると思う。

気に入っているのは、
7番「昼」、10番、13番、15番、18番、22番「哲学者」、27番、28番、29番、41番、47番、50番、51番、65番、83番「牝鶏」、84番、86番、87番、88番「V字」、90番、96番「奇蹟」、100番「軍隊」。

CDでは、アダム・フィッシャー指揮/オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団の全集とブルーノ・ヴァイル指揮/ターフェルムジーク・バロック管弦楽団の演奏が好きでしょっちゅう聴いている。

Sym. Nr.7

2005-07-30 13:59:52 | 今日のハイドン




ハイドン 交響曲7番 「昼」 ハ長調

Ⅰ Adagio-allegro 堂々とした序奏。
Ⅱ Recitativo:adagio 涼感を伴ったフルートはシベリウスの箴言。
Ⅲ Menuetto & trio
Ⅳ Finale,allegro 小気味良いメロディ。

第2楽章がとてもすばらしい。こんなに美しい音楽はそうない。

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アダム・フィッシャー指揮 オーストリア・ハンガリー・ハイドン オーケストラ より

Sym. Nr.6

2005-07-10 17:13:43 | 今日のハイドン




ハイドン 交響曲6番 「朝」 ニ長調

Ⅰ Adagio-allegro 序奏部の出だしがなんとも言えない美しさ。主部は軽快。
Ⅱ Adagio-andante-adagio ソロバイオリンの旋律が奇麗。
Ⅲ Menuet & trio
Ⅳ Finale,allegro 軽めなんだけどとても壮麗なハイドンの音楽。

「朝」「昼」「夜」のなかでは一番聴き応えがあると思う。
結構、指揮者&プレーヤーの技量を要する作品とみた。

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アダム・フィッシャー指揮 オーストリア・ハンガリー・ハイドン オーケストラ より

Sym. Nr.25

2005-07-03 17:27:54 | 今日のハイドン




ハイドン 交響曲25番 ハ長調

Ⅰ Adagio-allegro molto 序奏部が憂愁を帯びてたいへん美しい。主部は一転して軽快に快走。
Ⅱ Menuet & trio 美しいホルン。
Ⅲ Presto 愉快なハイドン調。

爽やかなシンフォニー。ちょっぴり憂愁感もある。ハイドンってええなぁと思える佳曲だ。

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アダム・フィッシャー指揮 オーストリア・ハンガリー・ハイドン オーケストラ より

Sym. Nr.11

2005-06-26 10:38:46 | 今日のハイドン




ハイドン 交響曲11番 変ホ長調

Ⅰ Adagio cantabile 清楚な旋律。やわらかい音楽。
Ⅱ Allegro 小気味よいハイドン調。フィナーレもどきのリズム。
Ⅲ Minuet & trio メヌエットは第1楽章の風貌。トリオはしんみり。
Ⅳ Finale, presto 正にハイドン調。本当のフィナーレはこちらです(笑)。

交響曲の構造がまだ確立されていないのか奔放な楽章配置。
演奏会ではⅡで曲が終わったと勘違いして拍手する聴衆がいるに違いない(笑)。
ⅠとⅡ。ⅢとⅣのペアで別の作品として成り立つだろう。

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アダム・フィッシャー指揮 オーストリア・ハンガリー・ハイドン オーケストラ より

交響曲10番

2005-06-25 08:44:58 | 今日のハイドン




ハイドン 交響曲10番 ニ長調

Ⅰ Allegro 冒頭からゾクゾクする華麗な旋律。ソロ ヴァイオリンの一節も利いている。
Ⅱ Andante 派手さは無い美しい主題に聴き惚れてしまう。
Ⅲ Finale, presto メリハリが利いた旋律の楽しいフィナーレ。

無名作品だが、全ハイドンシンフォニーの中でもまとまりのある名曲の1つだと思う。

ピアノトリオ 24番

2005-05-05 18:44:56 | 今日のハイドン



ハイドン ピアノトリオ 24番 二長調 (Hob.XV:24)

Ⅰ Allegro 
Ⅱ Andante
Ⅲ Allegro ma dolce

Ⅰ きらきら輝いている。
Ⅱ 十分暗い。笑。
Ⅲ 暗から明へ。
  この楽章だけ聴くとジャズのようだ。
  200年前の作曲とは思えない。頭がクラクラ眩む。
  2分半があっというまに通り過ぎる。
  一度ジャズ・ライブで聴いてみたい!

ジュピター 551 ハイドン13番

2005-05-03 09:09:30 | 今日のハイドン



交響曲13番ニ長調

Ⅰ Allegro molto 溌剌としたメロディ。モーツァルトのジュピターの冒頭楽章と似ている。
Ⅱ Adagio cantabile チェロのソロがしっとり。本当に美しい。
Ⅲ Menuet & trio 
Ⅳ Finale,allegro molto ジュピターの終楽章思わせる主要音階のオンパレード。

ところで、551蓬莱のCMのバックにジュピターの終楽章が流れている。「551のあるとき」の気分とマッチしていてサイコーだ。

(もちろん、モーツァルトの方がジュピターを作曲するにあたり、このハイドンの13番の主題を参考にしたという。)

ハイドンにどっぷり

2005-03-16 21:47:23 | 今日のハイドン




アダム・フィッシャーのハイドン/交響曲全集CDをマジメに聴き始めてもう4カ月経ちます。

すぐ飽きてしまうわと思ってましたが、33枚CD入り9,800円でこれほどまで楽しめるとは・・・・他のCDは聴く気がしません。(注)蔡依林は除く!

ハイドンは「時計」「驚愕」くらいしか一般には知名度が無いですが、小さい番号のものに意外にもきらびやかないい曲が多いですよ。

特にお奨めは番号の17~40台と単にAとかB(な~んやこりゃ)を含む無名の作品がハイドン全快っていう感じ。 それに比して50~104番はすこしゴツゴツしていてちょっと爽やかさが乏しいかな。



ベートーベン"な"ハイドン

2005-03-05 09:39:22 | 今日のハイドン



ハイドンの交響曲第41番(ハ長調)

第1楽章は序奏からくすみがかった和音、ティンパニ、弦の漸強弱、高らかな金管の響き、
第2楽章はフルートとオーボエの絡ませ合い、はベートーベン。
ただ、第3~4楽章はアイデアが続かず()ハイドンっぽくなる(アタリマエ)。

全体の印象はベートーベンの1番と2番の間の曲のようで、
ベートーベン 交響曲第1.8番 と言えないか、、、な。