君よ憤怒の河を渉れ

昨日、上海映画祭で高倉健さん追悼の特別上映があった。
尖閣諸島問題で中国は日本へ戦争さえ仕掛けようとする時、
なんで高倉健さんだけは慕われてんだろう？
　　　　　

俺サマ、高倉健＝やくざ映画と思い込んでいたので健さん映画はあまり観ていない。

だから「10臆人の中国人が健さんの『君よ憤怒の河を渉れ』を観た」と聞いた時も
「中国人もヤクザ映画が好きなんだね」程度の感想だった。

でも、この映画の人気は中国の文化大革命に起因してるんだと。

＜＜中国文化大革命＞＞
　　1966～1977年の社会的騒乱

おら個人は社会に出たばかり。
　　当時はメディアも未発達、他国を報道するキャパは無かったと思う。

　　

毛沢東が政敵粛清のための革命だったのか？　
　　

都会に住む人間は皆下方、田舎に移され、重労働させられた。
食糧は与えられず、水だけで生き延びた人も多い
　　

やがて革命も終わり、最初に上映された外国映画が健さんの『君よ憤怒の河を渉れ』
　　　　　

今、この映画のDVDはこんな風に紹介されている。
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1978年、文化大革命の終えんからまもない中国で、高倉健主演の
「君よ憤怒の河を渉れ」が文革後初の日本映画として公開された。
いわれなき罪を着せられた検事が巨悪に立ち向かっていくこの映画に多くの中国人が
釘づけとなり、１０億人が見たといわれる。
今も多くの人の心に映画から受けた衝撃や思いが残る。
高倉健を愛した中国各界の人々、高倉健の映画に何を見たのか。
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左の人は、中国人検事さんだと思う。
　　
文化大革命が終わって検事に成った。
けれども、当時の中国には法律がなかった。
法律が無いのだから犯罪をどう裁いて良いのか分からない。

そこで「君よ憤怒の河を渉れ」の高倉健が巨悪に立ち向かっていく姿勢、
日本人とはこんなに正直な国民だったのか、

文化大革命と言う名の不条理サに痛めつけられていた１０億人。
「そうだ、これからは高倉健のように生きよう」健さんは１０億人に生きる目標
を与えたのだった。

ついでに、
　　映画の画面に現れる日本の高層ビル、高速道路、店に並ぶ潤沢な商品
　　余りにも発展してしまった日本にもショックが大きかったらしい。


ところがよー　　　　
今度は日本人が中国人民に笑われっつお！　　
集団的自衛権、などと自民党は憲法違反、法律を曲解して通そうとしているぞ。
これに対して、国会にデモをかけても、憲法学者が違憲だと言っても安倍心臓は平気でいるぞ。
　　　　

安倍心臓は、大阪都構想に失敗し弱っている橋下徹にエサくっち味方にしようとしてっつお。
　　　　


こんな横暴を許しちゃいかん、
　　　　君もふんどし締め直して河を渉れ！　　　　　


褌にウンコ付着したRogerでした。