畠迷惑なBlog

こちらは国内編。国内ネタ無い時は海外編:http://blogs.yahoo.co.jp/roger_hataを書く

フェルメール展

2012年08月31日 14時26分50秒 | 日記
クソ暑い中、行ったのであります。



真珠の首飾りの少女」を見るために薄暗い部屋の蛇行したロープの
中で列はだらだら一寸刻みで歩かされるのであります。

小便漏れそうになりながら、おっぱい触りたくなるほどの女性群れの中
30分も歩いて「・・少女」は1分も観ておけないのであります。 


ここのBlogに書いたことあるけど『絵心』ってえの
お絵描き展に行くと見せられるのは必ず「風景」と「静物」
肖像画」を見せられることは先ず無い。

何故なんでしょうか?

自画像」でも掲げてくれればもっと熱心に見てあげられるのにね。
言っちゃ悪りいけど「風景画」と「静物画」って
何時描いたの?・・・って程度の感想しかもてないのだ。

おらは「肖像画」が好きだ。 な、レンブラント




みなさんは知っていましたか?

西洋美術で「肖像画」が発展した理由(わけ)・・・・・・・・・

解剖学」で必要としたからだそうですよ。

解剖学って紀元前のエジプトから発したそうですが、
西洋では、写真機のない時代、臓器を写実的に描くことが大切だった。

沢山の人々が臓器を描くことを職業としていた。・・・・オエッ!!気持ち悪りっ


<レンブラントの画『テュルプ博士の解剖学講義 』1632年>



この画を見たあとは、またお口直し・・・がしたくなり、東京駅大丸デパ地下

日本一巨大な弁当売り場」を解剖したのであります。




畠迷惑Rogerでした。
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避暑地の出来事ー4

2012年08月29日 20時48分09秒 | 日記
那須町、Sさんの別荘で解散の朝

大阪から来たYさんが食堂スペースで「どじょうすくい」を披露してくれた。




おらの感覚は、自分の出来ないことを他人がやると
何もそこまで やんねくてもいいべした。」って思う。

これ、自分でもわかっているのですが、自分が出来ないことへの【嫉妬】なのだ。

YさんのことをNetで調べてみると
・大阪の有名高校の数学の先生を定年退職。
・ネンリンピックで弓道全国2位。
・趣味のカメラで写真展入賞常連。
・それに「憲法九条の会」等、調べるとまだまだ経歴が出て来る。

ボランティア団体:ネパールへ学校を建てようの大阪枚方市の代表?

私らネパールに学校2棟建てましたかんね



それほどの有名人「どじょうすくい」なってやっこどねえべした。

と言うおらは「浅学者」浅薄なのだ。

Yさんが言うには国際交流において「どじょうすくい」ほど相手を打ち解けさせる
手段は他に無いそうだ。

腰を低くして踊るので相当の練習も必要。

そしてなによりも腰を使ってのエロっぽいしぐさが受けるのだそうだ。


畠迷惑Rogerでした。


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”お姉さん 触らせて”

2012年08月24日 21時35分27秒 | 日記
ちょっとお姉さん 触らせて!”

お姉えさんは ひきつった顔で振り返った。

山田電機の売り場で店員さんに声かけた。



このパッケージの中の商品を見てみたいんです。触って機能がどうか確認したいんですよ。」

―たった3千円の品物であるが厳重に包装されて中身が全く見えない。
 厳重な包装は、中身を抜き取る万引き防止策、及び触られて汚くされる防止策だろう。
 でも、説明文とイラストだけでは購買意欲が起きない。―

「お客さま大変申し訳ないですけど、包装を開けるわけには行きません。」

「そうですか、山田電機に冷蔵庫を買いに来た人は、扉を開けたり閉めたりして確認してますよね、
 洗濯機を買いに来た人は、洗濯槽に首つっこんで見てますよね。
 でもこの商品、中身を見れないんだったらネットで買うのと同じですよね。」


「ちょっとお待ち下さい、店の者に聞いて来ますので。」

―店員は派遣社員なのか直ぐ戻って来て
「あのー、大変申し訳ありませんがやはりパッケージは開けることは出来ません。」

「あーそうですか ほなサイナラ。」



実は今、販売業界には「見るだけ」の客」英語でShowrooming:ショールーミングが始まっている。

家電量販店、大手書店、ブランド衣料品店に来るのは「見るだけ」の客、買う時はネットで買うのだ。



このCNNの記事にも書いてある。
私は書店で、ご婦人が写真を撮っているのを目撃した。
ご婦人は書棚に並んだ新刊書を写真に撮って店を出た。
当初、私はご婦人の行動が理解できなかったが、今日、書店の店主と話をしていてそれが
ショールーミングと言う新たな店側の悩み事とわかった。 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

―アメリカの家電量販店最大手のベストバイ、今年5月~7月期における売上げは前年同期比
 で91%減。
 兎に角、買う人が来ないのだ。ベストバイでは年内に全米50店舗を閉鎖する。

 ショルーミング現象は日本最大の売上げを誇る山田電機、大型店舗を日本中に建ててしまった山田電機
 から始まった。これから全業種に普及する。
 
 これらの業界が生き残りをかけるならば『触らせてあげる』覚悟が必要であるぞ。


畠迷惑Rogerでした。


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仕事ですから/桐島、部活やめるってよ

2012年08月20日 14時52分00秒 | 日記
今朝、ごみ出しに行ったら 近所の社長さんにバッタリ


「あ、お早うございます。会社のほう大丈夫ですか?」

 この社長さん営業所を2つ、台湾と中国に持っている。

「はい、今のところは、あのね香港の右翼ってあの人たち、あれが仕事ですからね」




それとね、中国はね、国内での問題だったらデモは絶対出来ませんからね。
 相手日本だから出来るデモなんですから。」




「今回はたまたま助かったあ。深せんの日本領事館には時々行くんですよ。
 ビザの更新とかで・・・あそこでデモと遭遇したら日本領事館には近づけ
 ませんからね。 当面、ビザの更新は無いので助かったあ」


領土問題がある国に会社を持って行くと、
ろくな目に遭あわないようだ



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桐島、部活やめるってよ



女子高生の生足の間に身を置き、この映画を観ました。

映画館はシネ・コンプレックスだから窓口で観る映画の題名を言わなければならない。

「部活!」・・・「部活!」・・・・って言ったら

窓口嬢「1,700円でーす。」

ドキッ! 「えっ? おらほだ高い金出したことねなあ!」

窓口嬢「もしかして シニアの方ですか?」

「えっ? ええええええ・・・・」

窓口嬢「シニアだ って言ってもらえば1,000円です。」

・・・・―くっくくくく、クソ! この女、おれどこおちょくってんか、
     こんなハゲ爺いは高校生用の映画、観るなってが?―・・・・



結果的には観ないほうが正解だった。

おらの耳は退化が始まって、映画の中の音声(セリフ)は完全に聴き取れず。

サイレント映画をみたようだった。

おらはもう、映画は字幕付きでなければダメってことだ。




畠迷惑Rogerでした。
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避暑地の出来事ー3

2012年08月17日 09時02分39秒 | 日記
     田一枚植て立去る柳かな

Sさんの別荘に招聘された男は3人。
Sさん運転の車で男4人は【玉袋】温泉に向うのであるが途中『遊行柳』に立ち寄った。

   

「遊行柳;ゆぎょうやなぎ」
松尾芭蕉が『奥の細道』で次の白河の関へ向かう時、立ち寄った柳。

ここは歌枕(うたまくら)の地であり、芭蕉は
   田一枚植て立去る柳かな・・・・・を詠んだ。


   

 この遊行柳を訪れる観光客のために町は休憩所を作ってた。

   

 我々は入湯を午後4時をめざしていた。
 午後4時以前に入浴すると1,500円、午後4時以降は630円になるからだ。

 そこで時間調整のためにしばし休息所を利用(トイレ)した。


 休憩所は地元年寄りの憩いの場としての性格も有しており先生と呼ばれる80代の女性がより
 若いおばちゃんに「つるし雛」作りの指導をしていた。

 それを眺めていた我々にこの80代の先生が芭蕉の句を解説した。

 「あのね、芭蕉さんはここで田植しませんでしたよ。その昔はね、この辺りの田んぼ1枚の大きさは
  畳2畳ほどの大きさだったですよ。
  でもね、芭蕉さんはね、田植はしなかったんですよ。次の白河の関へ急いでいたからね。
  ここで田植してたらね、白河の関その日の内に着かなくなりますからね。」


      

別荘に戻って夕食時
大阪から来ていたYさんが不満そうに言った。


 「さきほどのおばあちゃん先生、芭蕉が田植しなかったなんて、何故言い切れんだ?」

   
  
 この発言をきっかけにこの句の解釈について議論百出。
 酒・ワイン・ビールと料理をつまみながら議論が止まず。皆、インテリぶりを披露する。
 
 俺(農協職員)以外は高校の校長・教員(古文、社会、英語、数学)を定年退職したつわもの。

 ”へでなし”しか言わない、言えない俺は議論をかましても負けそう。それでも大きく見せた~い。
 そこで言ってやった。

 「みなさん、この結論は私にあづけて下さい。私は松尾芭蕉研究の大家なんですから」
 
 「えっそうかい? んなら 何で今まで一言も発言しなかったの?」 
 
 「ははははは、飲み食いが急がしかったものでね、
  私は奥の細道の句が詠まれた全53ケ所のほとんどを巡ってますから
  皆さんにはこの句の解釈を追って郵送してあげますからね。」


自宅に戻ってインターネットから
「田一枚・・・」をキイワードに検索し皆に以下の文を郵送してやった。

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       <田一枚植て立去る柳かな>の原文解釈について
  
  松尾芭蕉が奥の細道の旅(東北・北陸、2,400Km)に出たのが今から323年前。
  何故、旅に出たか言いますと更なる500年前に和歌の先人「西行法師」が東北を旅し
  数多くの和歌を遺していました。
 
  現代ではテレビの旅番組で和歌詠まれた土地を観れますが300年も前のことですから
  芭蕉は尊敬する西行のその和歌を自ら足で確認する旅であった訳です。

  田一枚植て立去る柳かな・・・はこのように解釈されています 
  
   「その昔、西行法師が立ち寄った柳の下で、しばし感慨にふけっているうちに、
    自分も早乙女たちにまじって田一枚を植える奉仕をした。
  
    それは、西行や亡き戸部殿(こほうどの)に対する鎮魂の意味をこめた幻想だった。
    やがて、我に返って、感無量の思いで柳のもとを立ち去ることにした。」
  
   
  
 
   と、言うことで芭蕉は田植をしなかった・・・が結論です。田植したのは幻想だったのです。
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畠迷惑Rogerでした。

コメント (25)
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