線維筋痛症 その悪魔の正体

凄まじい全身の痛み。
今年の春に診断されてから回復までの道のり。
自分に起きた痛みの正体は思ってもみないものだった。

経過観察日記1

2016-10-27 14:18:27 | 線維筋痛症




昨日の記事について
疑問に思われる方もいると思う。

「なぜたった3日の薬のせいだとわかるのか」

私も当時はわかってなかったです。

後にコンスタン(ソラナックス)を処方され
その薬の断薬に至るまでは・・・・


昨日の続きになりますが
痛みが起きた後、
検査結果に何も異状はなく
医師から告げられたのは
神経性障害疼痛というものでした。

そして処方された薬は
サインバルタ25mg
リネステロン0.5mg

その他痛み止めのセレコックスや胃腸薬など。


これで痛みはよくなるんだろうか・・
とにかく飲むしかない。
そう思い飲んでみたのですが
ステロイドのリネステロンは飲みたくなかったので
すぐには飲んでいませんでした。

まずはサインバルタ・・
そして痛み止めのセレコックスを飲んでみましたが
サインバルタは全く体に合わず
わすか二日しか飲みませんでした。

その事は医師に伝えましたが
とりあえず「リネステロンは飲んで下さい」と言われましたので
それから飲むようにしました。

でも・・
痛みは全くなくなりません。
それどころかどんどん眠れなくなり
痛みも増すばかり・・。

そんな状態が一月ほど過ぎたころ、
もう何かするのは今は無理なんだと諦め
殆ど寝たままで過ごすようになりました。
すると、少しづつですが
体の痛みがやわらぐ日が出てきたのです。
安静にすると若干ましになる・・
多少回復に向かっているんだと思って
動ける日はどんどんウォーキングをしたり
軽いストレッチなどもできるようになってきました。
(痛みはあるけれど、無理してでも動くようにしていました)

ただ、じっと立っていたら足が痛くなる・・
手を使うと手が痛くなる・・
喋ると顔が痛い・・
短時間なら大丈夫でも
静止するのがとても辛い感じではありました。
その他にも細かい症状は沢山ありましたが
一番困ったのはとにかく眠れない事。

これはステロイドを夜に飲むように指示されていたことも大きいです。

私が後にこの病院を去ったのは
暴言を吐かれたというのもありますが
薬についてあまりにも認識がおかしいと思ったからです。

このとき、ステロイドを一日一回飲む場合は
眠れなくなることがあるので
通常は朝に飲む指示をしないといけないのに
(これも後で知りました)
「夜」指定にされていて、眠れない状況が続いてしまいました。

そして医師に「どうしても眠れません」と伝えたところ
「じゃあ、ちょっと心を軽くするお薬出しておきましょうね~」と
ベンゾ系のコンスタンが処方されました。


この系統の薬を飲むことにためらいがなかったわけでありませんが
とにかく眠れないことが辛く
4月から飲み始めてしまったのです。

例えば、その時に医師が
「ステロイドは夜に飲むと眠れなくなる」と
教えてくれても良かったはずです。
朝に切り替えたらましになったかもしれません。
コンスタン(ソラナックス)は飲まずに済んだかもしれません。

そうです・・
この時点でまたやってはいけないことをしてしまったのでした。

それが後にどういう結果を体に引き起こしてしまうのか・・
そしてこの世のものとは思えないほどの離脱症状に苦しむ羽目になるとは
その時はわかっていませんでした。

初めに飲んだベンゾのデパスの時に
気が付いていたら、
この薬は絶対に飲まなかったと思います。
ですが、たった3錠のデパスがあの痛みを引き起こしていたとは
全く頭になく、
それはコンスタンの断薬後に初めて知った
「常用性離脱」が関係していたと後で知りました。


私がブログを始めたのも
実はこの「常用性離脱」「離脱症状」が
少なからず線維筋痛症の症状を生みだしている可能性があると思ったからです。
もしかしたら、
どこかに同じように薬から症状が出ている方がいるかもしれない。


信じて飲んでいるその薬によって引き起こされる痛みがあるなんて・・
普通は考えも及ばないと思います。

「副作用」ならわかる。
でも、この「常用性離脱」は別のものです。

また次回書きたいとおもいます。


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コスモスが沢山咲いていました(^-^)。









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