ベンゾジアゼピン系の離脱症状・・
どうして強く出る人と軽い人がいるんでしょうか
この点について疑問を持たれた方も多いはず。
こちらのサイト様で
このような記述を見つけました。
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「薬をやめる事も含めて、同じストレスを受けても症状が出る方とでない方がおります。
これはなぜでしょうか?
実はこの差は体力の差なのです。
何だそんな当たり前の事か・・と思う方もいるでしょうが、実はこれ(体力)が離脱症状の対策に
重要な事なので、この後もきっちりご覧ください」とありました。
1、運動力・・体を動かしたり、頭を動かしたりする力。働いたり考え込んでいたりする時など)
2、治癒力・・病気や傷を治す力
3、免疫力・・菌やウイルスから体を守る力
4、調整力・・体温や血圧、血糖値など体の色々なものを一定に保つ力」
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この後に上記について、とてもわかりやすく説明して下さっているのですが、
その点につきましては、直接こちらのサイトさまで内容をご確認いただくとして・・
(勝手に書くのもあれなんで・・
)
「体力の差」・・
この一言の中には4つの力がちゃんと機能していないといけないという事ですが、
「ストレスを受けている方はそれを克服してから鍛える必要がある」という事にも触れられているのです。
このくだりが本当におっしゃる通りだと思いました。
私の場合でちょっとお話しさせて下さいね。
昨年当初・・デパスを飲んでから、異常な事が起き始めたのですが、
以前にも書きましたが、当初とても心身が弱り切っていました。
睡眠不足もかなり続いていて、疲弊しきっていたのです。
そこへデパス・・(たったの3日、トータル3錠)です。
この少量かつ短期間での服用で、当初これらの症状が薬からきているとは到底思えなくて、
そこから出始めた症状に対して、コンスタンやステロイドの投与という流れがありました。
ただ、この薬の事は今回置いておくとして、
そのデパスを飲んだ時の状態なのですが、たぶん今までの人生で一番疲れ切っていたと思います。
2年半に渡り、老犬の介護をしていたのですが、
本当に心も体も疲弊してきていったのを実感していたのに、
その一方で仕事も忙しくなって行きました。
ただ、仕事に関しては、犬の介護から少しでも心が解放される時間が出来て、
それはとっても有難い事だと思っていたのです。
でも結局・・
疲れすぎていた事は間違いなく、自分のキャパをはるかに超えてしまっていたんだと思うんです。
そこへ、手の腱鞘炎や肩の脱臼あとの痛みが続き、
デパスを服用・・
その2年ほ前から、季節の変わり目になると異常な発汗があったり、
体温調整も上手くいかなくなっていた事も実感としてありました。
自律神経の調整が上手くできていないような感じです。
ホルモンバランスが悪くなっているのもわかっています。
それと、忙しいさ中、不思議と体は動いていたのですが、
よく考えてみると、まるで
「体力の先取り」をしていたような感覚でした。
気が張っていて、「絶対に倒れる事ができない」状況で、
多分人は頑張り過ぎて、でも自分では気が付かず、結局限界を超えてしまう・・
そういう事なんでしょう。
でも度を越えると死にますよね
。
よく介護なんかでもありますよね。
介護されている方が亡くなられた途端、今度は介護していた方がダウン・・みたいな。
この時の疲労なんですが、体力の消耗だけではなく、
精神的疲労がかなりきていて、かなり自律神経系にも影響があった事は間違いありません。
過緊張により、脳が疲弊し過ぎていた・・。
そんな時に、化学物質が体内に入ると、
健康体とは違った反応を起こす事もあるんじゃないかな。
実際に、過剰な反応を示したり、長く続く離脱症状などについて、
私の所へコメント下さる方々の内容を拝見しても、
離脱症状のストレスとは別に
個々の背景に潜むストレスがとても大きく左右しているように思えるんです。
あと、自分が飲んだデパスに関してですが・・(コンスタンもだけど)
過去に断薬経験のある薬に対しては、耐性が付いてしまっている。
一度ついた耐性は消えませんので、
体内からはもちろん薬の成分は無くなっていますが、
脳には記憶が残されているそうです。
これも前に書きましたが、
一度断薬までいった薬の再服用は、
「耐性が出来た上で服用」している事になりますので、
そこから起きる症状が激しくなっても何ら不思議じゃないんですよね。
今日どうしてこの記事を書いたかと言いますと、
自分に今起きている事を冷静に考えてみると、
この離脱症状以前に消耗しきっていた体力・気力すら十分戻っていないのだ・・という事が
本当に良く理解できたからです。
もし今も服用していて常用量離脱が続いていたら、この考えに至らなかったのは間違いないです。
なぜなら、服用時に現れる常用離脱症状は一旦出始めると途切れる事が無く、
次のステップ(増量もしくは違う薬に替える)まで続きますので、
その間に気が付きようが無いんです。
もし気が付いても、薬で本来の疲労がカバーされる為、
何をどうしたら良いのかわかりにくいですよね。
もし増量した場合だと、一旦症状は回復傾向になると思いますが、
その回復したかに見える体調は、「薬でわけがわからなくなっている」だけですから、
もともとのストレス(体力や精神面について)が減って無くなっているわけではないんですよね。
なので、断薬後に元々の体力の無さや疲労が影響を与えてくる・・そういう事ですね、きっと。
中には「自分は薬を飲むまで元気だった」と言う方もおられると思いますが、
ではなぜ薬を飲むに至ったのでしょう・・?
何かしらの不調があったからではないでしょうか。
不眠、鬱傾向、めまい、などなど。
色々あるかと思いますが・・それらが出ている時点で決して体調が良かったとは言えないはずです。
またそれほど体調が悪かったわけでもないのに飲んでしまった場合でも、
長く服用するうちに、自分のキャパ以上の事をこなしていた可能性もあります。
そこの疲労も考えられますよね。
そうして体力、気力の無い状態に薬の影響が出やすいのだとしたら、
やはりこれらの薬は世に流通させてはいけないと思います。
だって、薬は元気な人対象ではなく、病んでいる人対象なのであって、
心身が疲弊していると、強くその作用(離脱症状や副作用)が出るんだったら
何の為の薬なのかって話になりますから。
だったら、注意事項に「病んでいる人が飲むと、非常に強い副作用が出る事があります」と
追記して欲しいですよね。
また怒りが湧いてきてしまいましたが、
本当に今も多くの方が苦しんでいて、それこそ命にも関わるような事態に陥っているケースが
少なくないんですよね。
ある方のサイトにこのような文がありました。
線維筋痛症と慢性疲労症候群は薬害の隠れ蓑になっている・・と
そして、線維筋痛症に詳しい医師が、あのリ〇カ推進で、
献金まで受け取っていた事も知りました。
世の中、弱者が食い物にされる構図です。
なぜこれだけ薬害での被害が蔓延しているにも関わらず、
それが表に出にくいのか・・
それは上記のような病名にすり替わっている・・という話です。
すり替わった時点でまた新たに商売が成り立ち、
そこに群がる奴らの私腹を肥やす羽目になる。
本当に腹が立ちます。何が医療でしょうか・・呆。
話が脱線しましたが、
元に戻しますね。
離脱症状を緩和する方法なんて無いのですね、きっと。
と言うか、そこを考えるからややこしくなるんだと思います。
「離脱症状云々でなく、個々の体力(上で書いた4つ)を向上させる事こそ、
この闇から抜ける手段」だと思えば良いんだって事です。
じゃあ何をしたら良いのか・・・
とにかく今起きている症状の問題ではなく、
それらを引き起こしている原因を探る事も重要だし、
いずれにしろ、色んな症状が出ていると疲労が相当あるのは間違いありません。
私の場合も結局ある一定の線を超えると、
このように色んな症状が出てくる事がわかりましたが、
相当体力が無い事も自覚しています。
なので、色んな面からアプローチしていくことが必要なんだとわかりました。
先にご紹介ご紹介させていただいた
サイトさま(健療院グループ)が
「不安が解消されれば、自律神経も整い副交感神経が働き始めて症状が改善してくる」と
書いて下さっています。
他にも色々お役立ち情報が載っていて、すごく勉強になりました。
一度読んで見られると良いと思いますよ(^-^)。
なので、何はともあれ、
第一は「離脱症状のあれこれにいちいち不安を抱かない」事。
これが最優先だと思います。あと、絶対に必要なのは
睡眠ですね。
とにかく時間を見つけては「横になる」。
私も動ける時についつい頑張り過ぎてしまうんですが、
離脱が出る=弱っている事を理解する=疲労回復に努める・・そこを常に頭に置いておかないといけないですね。
私もまだ色んな事の回復が出来ていないんだとわかって、
これからどうやって過ごしていけば良いのか、
少しだけわかったような気がします。
色んな事に気が付く・・気が付いたら実行する。
これが病気を治す第一歩です。
小さな事の積み重ねで治っていくものですよ、きっと。
治らないなんて絶対に思わない事・・。
ベンゾの被害は大きなものですが、
パニックに陥ってしまい、症状にとらわれ過ぎると
本来の自分の姿が見えなくなってしまいます。
それだけだじゃなく、常に緊張状態におかれ、
脳が休む暇もなくなっている事を理解して欲しいです。
筋硬直や筋脱力によっても体が不自由に感じますし、
それだけでも知らないと、「もうダメだ」ってなってしまいますが
アシュトンマニュアルにもあるように
「症状はあくまでも症状にすぎない」事を理解しましょう。
常に症状を観察する事こそが、一番良くない事だと知る事が大事。
例えば脳の誤作動があったとして、
でもそれよりもっと大きな力(不安)が働いたらどうなりますか?
脳の中は見えないですが、それがまた誤作動の栄養になってたら?
そう考えたら、少しでも考えない事が一番良い事であるとわかると思います。
痛いのは辛いし大変・・
耳鳴りや頻尿・・もう数えきれない症状が出てきましたが、
本当に途中から、「これただの症状やん♪」って思えたら、
本当に気が楽になってきたのです。
と同時に、客観的に自分の体について今までとは違う視点で見るようになってきました。
それと、痛みに関してですが、負荷が掛かり過ぎると痛みが出やすい場合、(静止している時など)
例えばキッチンで立ち仕事や寝ている時・・などなど。
これは間違いなく究極の疲労状態です。
この事についてももまたいつか書きたいと思っています。
前回言ってたサプリについては、
次回書きますね♪
私も色々勉強して、
皆さんに少しでも何か情報をお伝えできたら良いなって思っていますので、
今苦しんでおられる方々も大勢いらっしゃると思いますが、
絶対にこの苦しみから抜けられる日が来ることを信じて・・
共に頑張りましょう(^_-)-☆。
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読んでいただき有難うございました(^-^)。